解体工事前には、取り壊す建物の中に大量の不用品が残されることが多く、これを「残置物」といいます。
「なやみん」はもともと、残置物の中にぽつんと佇むネコのぬいぐるみでした。
暗くて誰もいない空き家の中、家が取り壊される日を待ちつづけるも、なやみんの不安はどんどん大きなものに。
「僕はこれからどうなっちゃうんだろう……」
そこに、建物の現地調査で立ち会った中野さん。空き家の中で見つけたなやみんをかわいそうに思い、尻尾に鈴を付けてあげると……
それに感激したなやみんに魂が宿り、なんと喋れるようになりました!
なやみんは臆病で不安になりがちな性格。
空き家に取り残されていた過去もあり、特に「解体工事」に関する不安は自他問わず敏感に察知します。
そして、察知したみんなの不安や悩みを代弁してくれる存在なのです。
また、ひとたび心を許した相手には人懐っこくなる性格でもあります。
1人で怖がっていた自分を見つけてくれて、いつも不安をスッキリさせてくれる中野さんのことが大好き!!