愛知県名古屋市東区の解体業者19社を比較|費用相場と地域の解体事情
名古屋市東区で信頼できる解体業者をお探しの方へ。
名古屋市東区に所在する19社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
そこで本記事では、おすすめ業者の紹介に加え、 「名古屋市東区の解体費用相場」や「地域の解体事情・補助金情報」 についても詳しく解説しています。
下の「名古屋市東区の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
名古屋市東区の解体工事事情と地域特性
名古屋市東区の概要
名古屋市東区は、歴史ある武家屋敷町と木造住宅が密集するエリアが混在しており、景観を守ることと街を新しくすること、二つの側面を持つ地域です。
名古屋市の中でも東区は名古屋城の東側にあり、江戸時代からの武家屋敷町(現在の白壁・主税町エリア)と、近代以降にできた住宅地が入り混じる、様々な顔を持つ街並みが特徴です。
2025年11月時点の人口は約8.9万人。都心部でありながらも、住みたいと考える人が多い人気のエリアです。地形は名古屋台地の北東の端と、その周りの低い土地でできており、場所によって地盤の強さや災害への備えで注意すべき点が違います。
地形・道路事情と解体費用の傾向
東区の解体費用は、江戸時代から続く狭い道や高低差のある地形で重機の搬入が難しく、高くなる傾向にあります。
- 地形の特徴:区の中南部は名古屋台地、北部は矢田川沿いの低地となっており、高低差があります。台地の端では「がけ条例」の対象になることがあり、擁壁の状態には注意が必要です。また、矢田川流域の矢田・大幸地区などでは、洪水による浸水リスクも考慮しなければなりません。
- 道路事情:徳川町や出来町エリアには、城を守るために作られた江戸時代の「迷路」のような道が今も残ります。道幅が極端に狭い場所もあり、4トンダンプのような大型車両が進入できない現場が多くあります。幹線道路の出来町通には基幹バスレーンがあるため、工事車両の出入りには特別な配慮が欠かせません。
- 費用への影響:重機や大型ダンプが入れない現場では、小型のトラックで何度も廃材を運び出す「ピストン輸送」が必須です。運搬効率が落ちて人件費も増えるため、解体費用は割高になりがちです。
運営者 稲垣白壁のような歴史あるエリアの解体は、本当に特殊な案件です。私がこれまで見てきたご相談の中でも、「行政協議が長引いて計画が遅れた」「近隣の方から景観について厳しいご意見をいただいた」という失敗例は少なくありません。だからこそ、こうした保存地区での工事実績が豊富で、地域への丁寧な説明を厭わない業者を選ぶことが、何よりの安心材料になります。
歴史的景観が影響する解体工事の特殊な制約
東区の白壁・主税・橦木町エリアでは、景観条例や景観を大切にする住民の意識から、解体工事には特別な協議や高い技術が求められます。
東区、特に「文化のみち」として知られる白壁・主税・橦木町エリアは、名古屋市の「町並み保存地区」に指定されています。この地区内で解体工事をする場合、通常の法手続きに加え、名古屋市都市景観条例に基づく「現状変更行為の届出」が必須です。
市はまず建物を残せないか検討するため、所有者と協議をします。その結果、すべてを壊すのではなく、蔵や塀だけを残す「部分保存」や、瓦や欄間などを取り外して保管する「部材活用」が求められるケースがあります。
これには建物を慎重に切り離す高度な技術が必要で、工期も費用もかさみます。加えて、地域住民の景観保存に対する意識がとても高く、過去には市民団体による保存運動がニュースになったこともありました。だからこそ、法的な手続きだけでなく、地域の方々への丁寧な事前説明がトラブルを防ぐ上で重要です。
解体工事・空き家対策の補助金
名古屋市には古い木造住宅を取り壊す際の助成制度があり、東区内の一部の地域では補助額が上乗せされることがあります。
| 制度名 | 補助金額・率 | 対象・条件 |
|---|---|---|
| 老朽木造住宅除却助成 | 上限20万円(重点対策地区では40万円以上に増額の場合あり) | 昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅で、市の無料耐震診断により倒壊の危険性があると判定されたものなどが条件です。 |
| ブロック塀等撤去助成 | 撤去費用の一部 | 道路に面した高さ1m以上の危険なブロック塀などが対象です。 |
東区内では、大杉・杉村地区や筒井・代官町エリアなどが「木造住宅密集地域」の重点対策地区に該当するため、補助が手厚くなる可能性があります。
これらの補助金を利用する際には、必ず市の交付決定通知を受け取ってから解体業者と契約・着工してください。順番を間違えると補助の対象外になるため、注意が必要です。
※制度の最新情報や申請様式は、必ず自治体の公式サイトをご確認ください。
名古屋市の公式サイトで詳細を見る
廃棄物処理と分別ルール
東区で出た家具などの一般廃棄物(残置物)は、東環境事業所で手続きをしてから、指定の猪子石工場へ自分で持ち込む必要があります。
解体工事の前に出る家具や畳などの残置物は「一般廃棄物」として扱われます。東区の場合、まず「東環境事業所」で受付をして搬入許可を得てから、千種区の「猪子石工場」へ自分で持ち込むルールです。
なお、猪子石工場は現在大規模な改修工事中のため、搬入時の混雑やルート変更には注意してください。木くずやコンクリートガラなどの産業廃棄物は、区内の狭い道に対応できる2トン車などで収集運搬できる許可業者を選ぶことが重要です。
運営者 稲垣名古屋市東区での解体工事は、白壁地区のような歴史的な景観への配慮と、江戸時代から続く複雑な道路網への対応力が成功の鍵を握ります。補助金制度をうまく活用しながら、こうした地域特性を深く理解した業者と計画的に進めることが不可欠です。
名古屋市東区の解体費用相場
| 建物構造 | 坪単価あたりの解体費用 | 価格幅 |
|---|---|---|
| 木造 | 30,000円 | 22,000~50,400円 |
| 鉄骨造 | 35,000円 | 25,000~78,700円 |
| RC造 | 73,300円 | 73,300~73,300円 |
| 内装解体 | 40,700円 | 36,000~45,400円 |
※費用相場データは、一般社団法人あんしん解体業者認定協会の提供データをもとに、スッキリ解体が独自に分析・算出したものです。
優良な解体業者の選び方
解体業者を選ぶ際は、価格だけでなく「建設業許可の有無」「過去の行政処分歴」「工事賠償責任保険の加入」など、多角的なチェックが必要です。以下の記事では、優良業者を見極めるための18のチェックポイントを専門家が詳しく解説しています。契約前にぜひご一読ください。
当サイト独自の50の調査項目
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
※項目にカーソルを合わせると詳細な説明が表示されます。
名古屋市東区の解体業者一覧
名古屋市東区の解体業者、全19社をご紹介します。
株式会社ナインピース
株式会社ナインピースは、解体工事だけでなく、その後の土地活用までを一貫して手がけています。特にコインパーキングの運営に強みがあり、社内には「駐車場事業部」「舗装事業部」「外構・土木事業部」が設置されています。そのため、解体、舗装、駐車場の設置・運営まで、すべての工程を自社で完結できる点が特徴です。依頼者は複数の業者とやり取りする必要がなく、窓口が一本化されるため、解体から収益化までの流れをスムーズに進められます。また、外部業者を挟まないことで中間マージンが発生せず、約30名の自社作業員がいるため、迅速な対応が期待できます。
- 解体からコインパーキングの設置・運営まで一貫して対応
- 専門事業部による内製化で中間マージンが発生しない料金体系
- 約30名の自社作業員による迅速な現場対応
昭和土木株式会社
昭和土木株式会社は、昭和32年に設立された土木会社です。名古屋港のコンテナヤードや高速道路など、精密な施工が求められる公共事業を数多く手掛けてきました。同社の特徴は、自社でアスファルト製造プラントを保有している点です。これにより、材料の品質を自社で管理し、安定した供給が可能になります。解体工事からその後の整地、アスファルト舗装までを一貫して依頼できます。また、品質管理と環境に関する国際規格であるISOの認証も取得しており、企業の体制が客観的に評価されています。
自社でアスファルトプラントを持つ会社は限られています。この点は、業者選びの参考になるかもしれません。アスファルトを自社で作れるということは、材料の品質を自分たちで管理できるということです。そのため、工事全体の品質を安定させやすいという利点があります。また、ISOのような国際規格の認証は、会社の管理体制が外部機関から認められていることを示します。解体後の土地を駐車場などに舗装することまで考えている場合、材料の製造から施工まで一貫して任せられる同社は、安心して相談できる選択肢の一つと言えるでしょう。
- 品質管理と安定供給につながる自社アスファルトプラント
- 名古屋港や高速道路といった公共事業の実績
- 品質・環境に関する国際規格「ISO」の認証取得
イリヤ建設株式会社
イリヤ建設株式会社は、国土交通省や名古屋市などの公共工事を手掛ける総合建設業者です。同社の特徴として、自己資本比率が84%と高く、有利子負債がない点が挙げられます。経営基盤が安定しているため、工期が長期にわたる解体工事でも、事業継続性の面で安心して依頼しやすいでしょう。また、品質管理の国際規格である「ISO9001」を解体工事の分野で取得しています。これは、工事の各工程が定められた基準に沿って管理されていることを示すものです。公共工事で求められる安全・品質管理体制と、安定した財務状況の両方を備えている会社です。
解体工事を依頼する際、会社の経営状態は確認しておきたい点の一つです。工事期間中に業者が倒産すると、工事が中断したり、予期せぬ費用が発生したりする可能性があるからです。その点で、「自己資本比率84%で有利子負債がない」という具体的な数値は、会社の安定性を判断する上で分かりやすい材料になります。不測の事態が起きても対応できる体力があると考えられるためです。特に工期の長い大規模な工事や、企業のコンプライアンスが関わる依頼先を選ぶ際には、こうした経営の安定性も技術力とあわせて判断基準に加えるとよいでしょう。
- 自己資本比率84%(有利子負債ゼロ)の財務基盤
- 解体工事分野での品質管理規格「ISO9001」取得
- 国土交通省や愛知県などの公共工事実績
トップウェル株式会社
トップウェル株式会社は、公共施設から商業施設まで幅広く手掛ける総合建設会社です。同社の特徴として、品質管理の国際規格「ISO9001」と、環境管理の国際規格「ISO14001」の認証を両方取得している点が挙げられます。これは、サービスの品質を一定に保つ仕組みと、環境に配慮した工事を行う仕組みが、客観的な基準で認められていることを示しています。また、従業員の多くが1級建築士や1級建築施工管理技士といった国家資格を持っています。専門知識を持つ技術者が、国際基準に準拠した管理体制のもとで工事を進めるため、特に安全管理や法令遵守を重視したい場合に適した業者の一つです。
ISO認証を取得していることは、その会社の管理体制が整っているかを判断する上での参考になります。特に、品質(9001)と環境(14001)の両方を取得している会社は、安定したサービスを提供しながら、環境への影響も考えていると判断できるでしょう。解体工事では、騒音や粉塵、廃棄物の処理など、近隣環境への配慮が欠かせません。国際基準に基づいた管理方法が現場に導入されていれば、こうした問題への対策も期待でき、依頼主や近隣住民の安心につながります。多くの従業員が国家資格を持っているという点も、定められた管理手順を現場で的確に実行できる技術力があることの目安になります。
- 品質・環境に関する国際規格「ISO9001」「ISO14001」の認証を取得
- 1級建築士や1級建築施工管理技士などの国家資格保有者が多数在籍
- 公共施設から商業施設まで、多様な建物の施工実績
株式会社平沼商店
株式会社平沼商店は、1965年の創業以来、解体工事とリサイクル事業を手掛けている会社です。特徴は、愛知県・岐阜県・三重県の広域にわたる産業廃棄物収集運搬業許可を持っている点です。これにより、解体から廃棄物の適正処理までを一貫して自社で管理しています。依頼主は廃棄物の流れを把握しやすく、不法投棄などのリスクを減らすことにつながります。また、古物商許可も保有しているため、解体現場から出る有価物を買い取り、その分を解体費用から差し引くといった提案も行っています。
解体業者を選ぶ際、解体後の廃棄物をどのように処理するかは重要なポイントになります。同社が愛知・岐阜・三重の3県で産業廃棄物収集運搬業許可を得ているという点は、業者選びの参考になります。解体工事で出た廃棄物の処理は、法律で厳しく定められています。特に県境をまたいで廃棄物を運搬する際は、それぞれの県で許可が必要になるなど手続きが複雑になりがちです。その点、3県で許可を持つ同社のような業者であれば、県をまたぐ場合でも自社で一貫して管理できます。これは、施主が意図せず法律違反に問われるといったリスクを避けることにもつながります。解体後のことまで責任を持って対応してくれる業者を探している方にとって、安心材料の一つになるでしょう。
- 愛知・岐阜・三重の広域産業廃棄物収集運搬業許可
- 1965年から続く解体およびリサイクル事業
- 古物商許可による有価物の買取と費用削減の提案
株式会社アンフィニ
株式会社アンフィニは、舗装・土木工事を専門とする会社です。公共工事の受注実績もあり、その技術力には定評があります。この会社の特徴は、解体から整地、アスファルトやブロックによる舗装までを、すべて一貫して行える点です。解体後の土地を駐車場などとして活用する計画がある場合、解体と舗装を別々の業者に依頼する手間を省くことができます。
解体後の土地を駐車場などにする場合、通常は解体業者と舗装業者の両方に依頼が必要です。一つの会社で完結できると、業者を探す手間が省けるだけでなく、工事の品質にも良い影響が期待できます。例えば、解体工事の段階から、最終的な舗装で水たまりができないよう、地面の傾斜や排水を計算して整地を進めることができます。工程間の連携がスムーズなため、仕上がりの質が高まります。土地の活用まで考えている方にとっては、相談しやすい業者の一つです。
- 公共工事も手掛ける舗装・土木の技術力
- 解体から整地、最終的な舗装までの一貫対応
- アスファルトやブロックなど多様な舗装への対応実績
株式会社セルカン
株式会社セルカンの特徴は、費用面の透明性を重視している点です。原則として、見積もりで提示された金額以外の追加請求は発生しません。そのため、工事完了後に予期せぬ費用がかかる心配を減らすことができます。また、自社で重機を保有しているため、外部からのリース料といった中間コストがかかりません。その分、費用を抑えることができ、自社の都合に合わせた迅速な工事計画も可能になります。代表者はトルコ出身で、現場では様々な国のスタッフがチームを組んで作業にあたっています。
解体工事でよくあるトラブルの一つに、工事が終わった後の追加請求が挙げられます。セルカンが「原則として追加請求なし」を明確にしている点は、業者選びの参考になります。これは、契約前の現地調査を丁寧に行い、地中に予期せぬ障害物があった場合などのリスクを、あらかじめ見積もりに含めているからこそ可能になることです。最初に全体の予算を確定させやすいという点は、依頼者が安心して工事を任せられるかどうかを判断する上で、重要なポイントと言えるでしょう。
- 見積もり金額以外の追加請求が原則ない会計方針
- 自社重機保有による中間コストの削減と迅速な対応
- トルコ出身の代表と国際色豊かなスタッフ構成
株式会社ko-chans
株式会社Ko-chan’sは、大規模な工事を請け負う際に必要な「特定建設業許可」を取得しています。これは技術力や経営状況など、一定の基準を満たした業者にのみ与えられる許可です。この事実は、同社の技術的な信頼性を示す一つの指標となります。また、利用者からは「花には水を、人には思いやりを、仕事には心を」といった声が寄せられており、丁寧なコミュニケーションを大切にしていることがうかがえます。FUJIYAグループの一員であるため、建物を解体した後の土地活用についても、まとめて相談することが可能です。
「特定建設業許可」を取得しているという事実は、業者の技術力を客観的に判断する上で参考になります。この許可を得るには、技術者の配置や財産的基礎など、法律で定められた厳しい基準をクリアしなければなりません。さらに、同業のプロであるNextColors社が「理にかなった仕事」と評価している点も、技術の高さを裏付けていると考えられます。技術的な信頼性に加え、利用者からの温かい声も寄せられていることから、安心して相談しやすい業者の一つと言えるでしょう。
- 大規模工事も請け負える「特定建設業許可」の保有
- 「花には水を、人には思いやりを」と評される丁寧な顧客対応
- FUJIYAグループの一員として解体後の土地活用まで一貫して提案
八神建築株式会社
八神建築株式会社は、明治29年に創業した建築会社です。「名古屋城本丸御殿復元工事」を元請けとして担当した実績があり、伝統的な木造建築の構造を深く理解しています。この高い技術力があるからこそ、同社では解体を単なる破壊ではなく、建物を丁寧に「分解」する作業と位置づけています。そのため、解体の際に柱や梁といった価値ある古材を取り出し、新築などに再利用することも相談可能です。歴史や思い入れのある建物の解体を検討している場合に、安心して相談できる業者です。
「名古屋城本丸御殿」の復元を元請けで手掛けたという実績は、技術力を判断する上で大きな参考になります。文化財の復元には、建物の骨組みを細部まで正確に把握し、どの部材をどの順番で外せば安全かを熟知していなければなりません。こうした繊細な作業ができる業者であれば、例えば「愛着のある家の柱だけを傷つけずに残したい」といった難しい要望にも応えられる可能性が高いです。ただ壊すだけでなく、建物の価値を理解した上で作業を進めてほしいと考える方にとって、有力な選択肢の一つになるでしょう。
- 明治29年創業の伝統建築技術
- 「名古屋城本丸御殿復元工事」の元請け実績
- 古材の再利用を前提とした丁寧な解体作業
柴田建築株式会社
解体工事後の土地をどう活用するか、具体的に決まっていない場合に相談しやすい会社です。柴田建築株式会社は、「建設業」と「宅地建物取引業」の両方の許可を持っている点が特徴です。そのため、建物の解体だけでなく、跡地にアパートやマンションを新築したり、土地として売却したりといった選択肢まで、一つの窓口で相談できます。大手デベロッパーとの取引実績もあり、社内には一級建築施工管理技士や宅地建物取引士などの有資格者が在籍しています。解体からその後の活用まで、専門家と相談しながら進めたい場合に適しています。
解体後の土地活用では、解体業者、建築業者、不動産業者とそれぞれ話を進める必要があり、依頼者にとって負担になることがあります。その点、柴田建築株式会社のように建設業と宅地建物取引業の許可を併せ持つ会社であれば、窓口が一本化されるため話がスムーズに進みやすいでしょう。例えば「土地を売却するなら、どの範囲まで解体・整備すれば買い手がつきやすいか」「将来アパートを建てるなら、どの配管を残すべきか」など、解体の段階から次の活用を見据えた計画を立てることが可能です。業者間の調整に手間をかけず、一貫した視点で相談できるのは大きな利点です。
- 建設業と宅地建物取引業の許可を保有
- 大手デベロッパーとのアパート・マンション建設実績
- 一級建築施工管理技士、宅地建物取引士が在籍
- 解体から新築、土地売却まで一貫して対応可能
名古屋市東区の解体業者が見つかりませんでした。
解体業者の選び方でよくある質問
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
-
「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
-
それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
-
いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
-
相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
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問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
-
いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。

解体後の土地活用、特にコインパーキング化までを一社で担えるという点は、業者選びの参考になります。通常、建物の解体と駐車場の経営は、それぞれ別の専門業者へ相談するのが一般的です。ナインピース社の場合、解体後の土地でどれくらいの収益が見込めるか、収支の予想まで含めて相談できます。そのため「解体費用を、将来の駐車場経営の収益で回収する」といった長期的な視点で計画を立てたい土地オーナーにとって、相談しやすい存在と言えるでしょう。