愛知県名古屋市守山区の解体業者一覧44社 | 2ページ目
名古屋市守山区の解体業者をお探しの方へ。
「スッキリ解体」が、名古屋市守山区に所在する44社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
このページでは、まず優良な解体業者の選び方を解説し、その後に「名古屋市守山区の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
名古屋市守山区の解体費用相場
| 建物構造 | 坪単価(実勢価格) | 現場状況による費用の変動幅 |
|---|---|---|
| 木造 | 32,503円 | 23,000~52,117円 |
| 鉄骨造 | 28,714円 | 25,829~32,799円 |
| RC造 | 64,834円 | 48,754~112,733円 |
| 内装解体 | 32,978円 | 15,460~75,278円 |
※この費用相場データは、あんしん解体業者認定協会の提供データに基づき掲載しています。
優良な解体業者の選び方【5つのポイント】
安心して依頼できる解体業者を選ぶ際にチェックするべき 5つのポイントをご紹介します。
基準1:建設業許可の保有・解体工事業の登録がされていること
解体工事を行うためには、「建設業許可」の保有または「解体工事業の登録」のいずれかが必要です。 許可・登録がない状態で解体工事を行うことは違法行為にあたるため、必ずどちらかを保有・登録している業者を選びましょう。
- 建設業許可(解体工事業)
-
解体工事においては1件の請負金額が 500万円以上(税込)の工事を行う場合に必要となる許可。
- 解体工事業の登録
-
解体工事を請け負うための登録。ただし1件の請負金額が 500万円未満(税込)の工事のみ請け負える。
解体工事を請け負う業者が無許可だと判明した場合、建設業法違反により 工事中止命令や、 営業停止処分が下されることがあります。その場合、解体工事の予定は大幅に遅れ、費用も時間も余計にかかってしまうことになりかねません。
また、コンプライアンス意識や技術力の不足により 「不法投棄・現場での事故」を起こす可能性もあります。業者が許可の保有・登録を行っているかは事前に必ず確認しましょう。
基準2:産業廃棄物収集運搬業許可を保有していること
産業廃棄物を収集運搬する資格である 「産業廃棄物収集運搬業許可」を取得するには、指定の講習や経営状況などの要件をクリアする必要があるため、 会社としての信頼の裏付けになります。
- 運搬車両・車両保管の要件
-
廃棄物の種類に応じて、飛散や流出を防ぐ構造であることが求められます(土砂を運ぶダンプにシートをかけられる、液体を運ぶタンクローリーに漏洩防止措置があるなど)。また、運搬車両を適切に保管できる駐車場を確保しなければいけません。
- 講習会の修了
-
日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)が実施する「産業廃棄物収集・運搬課程」の講習会を受講し、試験に合格して修了証を取得している必要があります。つまり「 収取運搬に必要な知識を習得しているか」が求められます。
- 利益・債務超過の要件
-
直近3年間の決算書において、経常利益や当期純利益がマイナスでないことや、貸借対照表において負債総額が資産総額を上回る「債務超過」の状態でないことが原則です。つまり 「経営的に安定しているか」が審査されます。
- 事業内容の明確化
-
取り扱う産業廃棄物の種類、運搬方法や使用する車両、適正な処理ルートなどを明確化する義務があります。廃棄物をどこからどこへ、どのように運ぶかを決定します。つまり「 廃棄物を適切に処理することの証明」をしなくてはいけません。
また、産業廃棄物収集運搬許可を持っていることで、 解体業者にとって最適なルートでゴミを処分できるというメリットもあります。処分を外部に委託するケースと比べて費用を抑えやすい傾向があります。
運営者 稲垣
廃棄物の処分費用は一律ではなく、処分場によって変動があります。木材はAの処分場、鉄くずはBの処分場へ持ち運ぶなどして、処分コストを抑える工夫をしている業者もいるため、自社で許可を保有していることが望ましいと言えます。
基準3:過去に違反歴がないこと
解体業者が違法工事や不法投棄を行うと違反歴がつきます。 創業 し て から違反歴が一切ないことも信頼の証です。
違反歴を依頼者自身で確認する場合は、国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」や、産業廃棄物処理事業振興財団の「許可取消処分情報」で検索できます。
違反歴があるからといって必ずしも危険な業者とは限りませんが、 安全意識の高さを判断する基準としては有効です。
基準4:自社でホームページを保有していること
解体業者が自社でホームページを保有していると、様々な情報を調べられます。
一般的には「会社概要」「事業案内」「施工実績」「経営理念」「設備・施設案内」「スタッフ紹介」「保有資格」「企業の強み」「お客様の声」「ブログ・SNS」などが掲載されています。
中には、 施工実績を写真つきで公開している解体業者や、 明瞭な料金体系を掲載している業者も存在します。「ホームページにどんなことが書いてあるか」を比較し、業者の信頼度を見極めましょう。
運営者 稲垣
詳細で具体的な公開情報は、お客様に隠しごとをしないという誠意の証でもあります。
また、優良な解体業者は普段から工事の経過を写真に収めています。それにより 作業
の正当性や透明性を証明しているため、詳細な現場の写真を公開できること自体も信頼に繋がります。
基準5:公共工事を請け負った経験があること
国や地方自治体から発注される公共工事を請け負っていることも、信頼性を判断する1つの基準となります。
公共工事とは「水道・道路・鉄道・ダム・公園・学校」などを対象にした、社会基盤に携わる工事を指します。公共工事を請け負うためにはいくつか条件があり、それらを満たすことで信頼性の裏付けになります。
- 経営事項審査
-
公共工事の入札に参加するには経営事項審査を受ける必要があります。この審査では企業の経営状況、技術力、社会性、過去の実績など様々な観点から企業の実力が審査されます。公共工事を請け負えるのは、 企業の経営基盤や技術力が一定水準以上である証です。
- 入札・契約制度
-
一般競争入札が採用されることが多く、価格だけでなく技術提案も含めた総合的な評価によって発注先を決定します。これにより、安かろう悪かろうの業者は排除され、 技術力や実績のある優良な業者が選ばれやすいと言えます。
- 履行保証制度
-
万が一、業者が倒産したり、自己都合で工事を放棄したりした場合に備えて、契約保証金や履行保証保険への加入が義務付けられています。これにより工事が中断しても保証機関が代替業者を探すなどして、 工事の完成が保証されます。
運営者 稲垣
公共工事は審査と入札によって、工事品質の低い業者が簡単に請け負えないようなシステムになっています。公共工事の実績はホームページで公開している場合も多いので、依頼前に確認しておきましょう。
以下の記事ではさらに網羅的な業者の選び方を紹介しています。「どうしてそれが優良業者の裏付けになるのか」といった、 各基準における専門家の詳細な解説が読めますのでぜひご確認ください。
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
調査項目(全50項目)を見る
企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
※項目にカーソルを合わせると詳細な説明が表示されます。
名古屋市守山区の解体業者一覧
名古屋市守山区の解体業者、全44社をご紹介します。
フジ建設株式会社
フジ建設株式会社は、解体工事からアスベスト除去、産業廃棄物の収集運搬、中間処理までをすべて自社で行っています。複数の業者に依頼する必要がないため、依頼者の手間が省け、費用も抑えやすくなります。事業活動だけでなく、長久手市への企業版ふるさと納税やSDGs(持続可能な開発目標)への参加といった社会貢献活動も特徴です。InstagramやYouTube、TikTokなどのSNSで工事現場の様子や会社の取り組みを公開しているため、依頼前にどのような会社かを確認することができます。
- 解体から産業廃棄物の中間処理まで自社一貫体制
- 長久手市への企業版ふるさと納税やSDGsへの取り組み
- InstagramやYouTubeなど複数のSNSによる情報発信
株式会社武市ウインド名古屋
株式会社武市ウインド名古屋は、創業から50年以上にわたり、店舗や住宅のデザイン・施工を手掛けてきた会社です。建物を更地にする解体ではなく、リフォームやリノベーションに伴う内装解体を専門としています。新しい空間のデザインも自社で行うため、どの部分を残し、どこを撤去すれば最終的な仕上がりが良くなるかを理解した上で作業を進められる点が特徴です。解体からデザイン、施工まで一貫して依頼できるため、担当者間でイメージのズレが起こりにくくなります。アディダスジャパンをはじめ、大手企業の店舗デザイン・施工実績も持っています。
すべてを壊して更地にする解体工事と、リフォームのために内部だけを壊す内装解体とでは、求められる技術が異なります。後者の場合、リフォーム後のデザインを解体業者が理解していないと、構造上必要な柱やデザインとして活かせる壁まで壊してしまう可能性があります。同社のように、デザインから施工までを一貫して手掛ける会社は、最終的な完成形を想定しながら解体作業を進めます。そのため、デザインの意図を汲んだ丁寧な工事が期待でき、安心して任せやすいでしょう。
- リフォーム・リノベーションを前提とした内装解体
- 住宅ブランド「miyabi(雅の家)」の展開
- アディダスジャパンなど大手企業の店舗施工実績
株式会社フォウテック
株式会社フォウテックは、主に公共の上下水道工事を手掛けている会社です。暮らしに欠かせないインフラの工事では、厳格な安全基準のもとで、精密な作業が求められます。同社が長年培ってきた土木や舗装に関する技術は、ブロック塀の撤去や駐車場の造成といった、個人の住宅における外構工事にも応用されます。公共事業レベルでの安全管理意識が現場に浸透しているため、大切な自宅周りの工事も安心して相談しやすい業者です。
公共の水道工事を経験しているという点は、その業者の土木技術力を判断する上で参考になります。道路を掘削して水道管を設置し、再び埋め戻してきれいに舗装するという一連の作業には、土地の性質を見極める知識と丁寧な施工技術の両方が必要だからです。単に構造物を壊すだけでなく、工事後の土地の安定性や水はけまで考慮して作業を進めることが期待できます。そのため、解体後に駐車場として利用したり、家を建て直したりする場合でも、質の高い整地を望めるでしょう。
- 公共の上下水道工事を中心とした事業実績
- 水道工事に伴う掘削から埋め戻し、舗装までの技術
- 公共事業の水準で求められる安全管理体制
有限会社エルホーム
有限会社エルホームは、工務店・設計事務所として建築を手掛けています。大きな特徴は、設計を行う企画段階から、施工を管理する現場監督が関わる点です。設計者と施工管理者が初期から連携することで、計画と現場のズレが起こりにくくなります。そのため、同社は解体も含む建て替えや、大規模なリノベーションも得意としています。社内には二級建築士や相続診断士も在籍しており、建物のことから資金計画の相談まで一貫して対応が可能です。これまで現場を管理した件数は、累計で3,500件にのぼります。
企画の段階から現場監督が関わるという点は、業者選びのひとつの参考になります。設計と施工は別の担当者が進めることも多いですが、初めから現場を熟知した監督が計画に加わることで、「デザインは良いものの、実際に建てるのは難しい」といった後々の手戻りやトラブルを防ぎやすくなります。特に、既存の建物を解体しながら進めるリノベーションのように、現場での柔軟な判断が求められる工事では、こうした体制が役立つことが多いです。
- 企画段階から現場監督が一貫して関わる体制
- 年間約200件、累計3,500件の現場管理実績
- 建築士や相続診断士など複数の専門家が在籍
株式会社きよしホーム
株式会社きよしホームは、新築やリフォーム、不動産業も手掛ける会社です。そのため、解体工事だけでなく、その後の住まいづくりまで一貫して相談できます。特に「こどもみらい住宅支援事業」をはじめとする国の補助金制度の活用実績があります。解体後の新築やリフォームで、どのような補助金が使えるか、どうすれば費用を抑えられるかといった資金計画についてもアドバイスが受けられます。
住宅関連の補助金は種類が多く、申請条件も変わりやすいため、個人で最適な制度を探すのは簡単ではありません。業者側に補助金活用の実績があるかどうかは、確認したいポイントの一つです。過去に何度も申請手続きを行っている業者であれば、最新の制度についても詳しく、費用を抑えるための具体的な提案が期待できます。解体から新築までを考えるなら、こうした資金計画の相談ができる業者を選ぶと、その後の見通しが立てやすくなるでしょう。
- 「こどもみらい住宅支援事業」など補助金活用の提案
- 解体、新築、不動産、リフォームまで対応する総合力
- 予算に応じた無理のない資金計画のサポート
株式会社ユーテック
株式会社ユーテックは、もともと足場工事を専門とする会社です。高所作業に関する知識と技術を解体工事にも応用し、安全管理と作業効率を両立させています。大手ハウスメーカーの指定工事や中学校の耐震改修工事など、厳しい安全基準が求められる現場での実績も持っています。「静か」「綺麗」「安全」を現場の基本方針としており、騒音や粉塵を抑える作業を心がけているため、住宅密集地での工事も安心して相談できるでしょう。解体後の新築やリフォームまで一貫して対応しています。
解体工事の安全性は、工事が始まる前の足場の設置段階で、その多くが決まると言われています。作業員の足元を固めるだけでなく、防音・防塵シートを隙間なく張るためにも、しっかりとした足場は欠かせません。足場工事を専門に手掛けてきたユーテックは、この工事の勘所をよく理解していると考えられます。安全な工事計画を立てられる業者かどうかを見極める上で、こうした背景は一つの判断材料になるでしょう。
- 足場工事の専門技術を応用した安全管理
- 「静か」「綺麗」「安全」を基本方針とする現場作業
- 大手ハウスメーカーや中学校改修工事などの施工実績
早川建設株式会社
早川建設株式会社は、名古屋市守山区を拠点に注文住宅やリフォーム、不動産取引を手掛けている会社です。解体を専門とはしていませんが、建築と不動産の両方に対応しているため、建て替えに伴う解体から新築までをまとめて相談・依頼できます。公共土木工事も受注している実績は、同社の技術力を判断する上での参考になるでしょう。利用者からは「LINEで気軽に相談できた」といった声もあり、相談のしやすさも特徴の一つです。
建て替えの際に、解体と建築を別々の業者に依頼すると、業者間の連携がうまくいかず工期に影響が出ることがあります。その点、早川建設株式会社のように一社でまとめて請け負う会社であれば、工程管理が円滑に進み、責任の所在がはっきりするという利点があります。建て替えの初期段階で「まずは誰かに話を聞いてみたい」と感じている方にとって、LINEで気軽に問い合わせができる窓口があるのは安心材料になるでしょう。
- 建て替えに伴う解体から新築までの一貫対応
- LINEで気軽に相談できるコミュニケーション体制
- 公共土木工事も受注する技術力と実績
寿・建築工房株式会社
寿・建築工房株式会社は、リノベーションを得意とするデザイン建築工房です。リノベーションを前提とした解体工事では、ただ建物を壊すだけではありません。新しい間取りや内装のデザインをあらかじめ見据えた上で、残すべき柱や梁を慎重に見極めながら作業を進めます。どのような暮らしを望んでいるのか、施主との対話を重ねることを重視しており、解体後の空間づくりまで含めて相談できるのが特徴です。解体とその後のリノベーションを、まとめて信頼できる会社に任せたい場合に適しています。
リノベーションを前提とした解体は、一般的な解体とは進め方が異なります。例えば、どの壁を取り払えば部屋が明るくなるか、どの柱を残せば安全性を保ちつつ開放的な空間になるか、といった設計視点が解体の段階から必要になるためです。同社のように設計と施工の両方を手がける会社であれば、完成形をイメージしながら無駄のない解体を行えます。解体後の暮らしのデザインまで一緒に考えてほしい、と望む方にとって心強い存在と言えるでしょう。
- デザイン性の高いリノベーションを多数手がける
- 解体から設計、施工までを一貫して担当
- 施主のライフプランに合わせた空間設計を提案
チャゾノ建装株式会社
チャゾノ建装株式会社は、商業施設や温浴施設、防音室といった特殊なリノベーション工事を専門に手掛けています。大きな特徴は、代表の茶園 篤氏が率いる職人チームが、下請け業者を介さずに全工程を担当する「自社施工」の体制を採っている点です。解体から仕上げまでを一貫して自社で管理するため、依頼主の細かな要望が現場の職人に直接伝わりやすくなっています。
建設工事では、複数の下請け業者が関わることが多くあります。その場合、指示が正確に伝わりにくかったり、問題が起きた際の責任の所在が曖昧になったりする懸念があります。チャゾノ建装株式会社のように、全ての工程を自社の職人で完結させる体制は、こうしたリスクを避けるための有効な方法です。特に、防音や防水といった専門性の高い工事では、少しの施工ミスも許されません。責任者が明確で、現場との意思疎通がスムーズな業者であれば、より安心して工事を任せやすいでしょう。
- 商業施設・温浴施設・防音室など専門的な改修工事の実績
- 代表が直接管理する職人による一貫した自社施工体制
- 依頼主の要望を現場に直接反映できるコミュニケーション体制
星山興業株式会社
星山興業株式会社は、創業から約50年にわたり、廃棄物の収集運搬と土木事業を専門としてきました。主な事業内容は、産業廃棄物や一般ごみの処理、土地の造成や整地などです。建物の解体そのものではなく、解体工事で発生した廃棄物の運搬や、解体後の土地を整えるといった「後工程」を担っています。廃棄物処理と土木という専門分野を長年手掛けてきた同社は、解体工事を支えるパートナーとして信頼できる存在です。
解体工事を依頼する際、廃棄物がどのように処理されるかは非常に大切な点です。万が一、解体業者が不法投棄などを行えば、工事を依頼した施主が責任を問われる可能性もあります。その点、星山興業株式会社のように、長年、廃棄物の収集運搬を専門に手掛けてきた業者は、法律や条例に沿った適正な処理方法を熟知しています。解体業者がこうした専門業者と連携しているかどうかは、安心して工事を任せられるかを見極める一つの判断材料になります。
- 創業から約50年にわたる廃棄物の収集運搬
- 解体後の土地を整える造成・整地工事
- 産業廃棄物と一般ごみの両方に適正に対応
名古屋市守山区の解体業者が見つかりませんでした。
業者選びの「5つのポイント」と合わせて確認!よくある質問Q&A
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
-
「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
-
それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
-
いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
-
相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
-
問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
-
いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。




解体業者を選ぶ際、工事の技術だけでなく、廃棄物をどのように処理しているかという点も判断材料になります。同社のようにSDGsへの取り組みを掲げ、ふるさと納税で地域に貢献していることは、企業の信頼性を判断する上で参考になる点です。
会社の利益だけでなく、環境や社会への配慮を大切にする姿勢は、現場での丁寧な作業や法令遵守の意識にもつながる傾向があるからです。また、SNSで情報公開しているため、会社の雰囲気や仕事ぶりを事前に知ることができ、安心して相談しやすいでしょう。