千葉県柏市の解体業者一覧53社
柏市の解体業者をお探しの方へ。
「スッキリ解体」が、柏市に所在する53社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
このページでは、まず優良な解体業者の選び方を解説し、その後に「柏市の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
優良な解体業者の選び方【5つのポイント】
安心して依頼できる解体業者を選ぶ際にチェックするべき 5つのポイントをご紹介します。
基準1:建設業許可の保有・解体工事業の登録がされていること
解体工事を行うためには、「建設業許可」の保有または「解体工事業の登録」のいずれかが必要です。 許可・登録がない状態で解体工事を行うことは違法行為にあたるため、必ずどちらかを保有・登録している業者を選びましょう。
- 建設業許可(解体工事業)
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解体工事においては1件の請負金額が 500万円以上(税込)の工事を行う場合に必要となる許可。
- 解体工事業の登録
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解体工事を請け負うための登録。ただし1件の請負金額が 500万円未満(税込)の工事のみ請け負える。
解体工事を請け負う業者が無許可だと判明した場合、建設業法違反により 工事中止命令や、 営業停止処分が下されることがあります。その場合、解体工事の予定は大幅に遅れ、費用も時間も余計にかかってしまうことになりかねません。
また、コンプライアンス意識や技術力の不足により 「不法投棄・現場での事故」を起こす可能性もあります。業者が許可の保有・登録を行っているかは事前に必ず確認しましょう。
基準2:産業廃棄物収集運搬業許可を保有していること
産業廃棄物を収集運搬する資格である 「産業廃棄物収集運搬業許可」を取得するには、指定の講習や経営状況などの要件をクリアする必要があるため、 会社としての信頼の裏付けになります。
- 運搬車両・車両保管の要件
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廃棄物の種類に応じて、飛散や流出を防ぐ構造であることが求められます(土砂を運ぶダンプにシートをかけられる、液体を運ぶタンクローリーに漏洩防止措置があるなど)。また、運搬車両を適切に保管できる駐車場を確保しなければいけません。
- 講習会の修了
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日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)が実施する「産業廃棄物収集・運搬課程」の講習会を受講し、試験に合格して修了証を取得している必要があります。つまり「 収取運搬に必要な知識を習得しているか」が求められます。
- 利益・債務超過の要件
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直近3年間の決算書において、経常利益や当期純利益がマイナスでないことや、貸借対照表において負債総額が資産総額を上回る「債務超過」の状態でないことが原則です。つまり 「経営的に安定しているか」が審査されます。
- 事業内容の明確化
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取り扱う産業廃棄物の種類、運搬方法や使用する車両、適正な処理ルートなどを明確化する義務があります。廃棄物をどこからどこへ、どのように運ぶかを決定します。つまり「 廃棄物を適切に処理することの証明」をしなくてはいけません。
また、産業廃棄物収集運搬許可を持っていることで、 解体業者にとって最適なルートでゴミを処分できるというメリットもあります。処分を外部に委託するケースと比べて費用を抑えやすい傾向があります。
運営者 稲垣
廃棄物の処分費用は一律ではなく、処分場によって変動があります。木材はAの処分場、鉄くずはBの処分場へ持ち運ぶなどして、処分コストを抑える工夫をしている業者もいるため、自社で許可を保有していることが望ましいと言えます。
基準3:過去に違反歴がないこと
解体業者が違法工事や不法投棄を行うと違反歴がつきます。 創業 し て から違反歴が一切ないことも信頼の証です。
違反歴を依頼者自身で確認する場合は、国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」や、産業廃棄物処理事業振興財団の「許可取消処分情報」で検索できます。
違反歴があるからといって必ずしも危険な業者とは限りませんが、 安全意識の高さを判断する基準としては有効です。
基準4:自社でホームページを保有していること
解体業者が自社でホームページを保有していると、様々な情報を調べられます。
一般的には「会社概要」「事業案内」「施工実績」「経営理念」「設備・施設案内」「スタッフ紹介」「保有資格」「企業の強み」「お客様の声」「ブログ・SNS」などが掲載されています。
中には、 施工実績を写真つきで公開している解体業者や、 明瞭な料金体系を掲載している業者も存在します。「ホームページにどんなことが書いてあるか」を比較し、業者の信頼度を見極めましょう。
運営者 稲垣
詳細で具体的な公開情報は、お客様に隠しごとをしないという誠意の証でもあります。
また、優良な解体業者は普段から工事の経過を写真に収めています。それにより 作業
の正当性や透明性を証明しているため、詳細な現場の写真を公開できること自体も信頼に繋がります。
基準5:公共工事を請け負った経験があること
国や地方自治体から発注される公共工事を請け負っていることも、信頼性を判断する1つの基準となります。
公共工事とは「水道・道路・鉄道・ダム・公園・学校」などを対象にした、社会基盤に携わる工事を指します。公共工事を請け負うためにはいくつか条件があり、それらを満たすことで信頼性の裏付けになります。
- 経営事項審査
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公共工事の入札に参加するには経営事項審査を受ける必要があります。この審査では企業の経営状況、技術力、社会性、過去の実績など様々な観点から企業の実力が審査されます。公共工事を請け負えるのは、 企業の経営基盤や技術力が一定水準以上である証です。
- 入札・契約制度
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一般競争入札が採用されることが多く、価格だけでなく技術提案も含めた総合的な評価によって発注先を決定します。これにより、安かろう悪かろうの業者は排除され、 技術力や実績のある優良な業者が選ばれやすいと言えます。
- 履行保証制度
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万が一、業者が倒産したり、自己都合で工事を放棄したりした場合に備えて、契約保証金や履行保証保険への加入が義務付けられています。これにより工事が中断しても保証機関が代替業者を探すなどして、 工事の完成が保証されます。
運営者 稲垣
公共工事は審査と入札によって、工事品質の低い業者が簡単に請け負えないようなシステムになっています。公共工事の実績はホームページで公開している場合も多いので、依頼前に確認しておきましょう。
以下の記事ではさらに網羅的な業者の選び方を紹介しています。「どうしてそれが優良業者の裏付けになるのか」といった、 各基準における専門家の詳細な解説が読めますのでぜひご確認ください。
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
調査項目(全50項目)を見る
企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
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柏市の解体業者一覧
柏市の解体業者、全53社をご紹介します。
株式会社Demolitionサービス
解体から不動産売却、リフォームまで、すべてを一つの窓口で。株式会社Demolitionサービスは、お客様のあらゆる「その後」まで見据えたワンストップサービスを提供します。解体工事、遺品整理、不動産事業、リフォーム事業などをすべて自社で一貫して手掛ける総合力が強み。これにより、中間業者を挟まないスピーディーな対応とコストを抑えた価格が実現します。ウェブサイトには、1分で概算がわかる「かんたんAI見積」を導入。充実した体制で「All for customers」の精神を実践する、頼れるパートナーです。
- 解体から土地活用まで一社で対応
- 各種手続きの代行サービス
- 施主の手間を減らすワンストップ体制
合同会社REALjapan
相続が発生すると、遺品整理や不動産の売却など、様々な手続きが必要になります。通常はそれぞれ専門の業者を探して依頼しなければなりませんが、合同会社REALjapanは、これら一連の作業を一つの窓口で引き受けています。依頼者は複数の業者とやり取りする手間が省けるため、時間的・精神的な負担を減らすことにつながります。
ご家族が亡くなられた後は、悲しみの中で遺品整理や不動産の処分といった現実的な問題に対応しなければなりません。特に大変なのが、遺品整理は片付け業者、不動産売却は不動産会社、といったように、目的ごとに別の専門家を探して連絡を取ることです。合同会社REALjapanのように、これらをまとめて引き受けてくれる会社があると、窓口が一本化されるため、何度も同じ説明を繰り返す必要がありません。心身ともに負担が大きい時期だからこそ、手続きをまとめて任せられる存在は心強いでしょう。
- 遺品整理と不動産売却を一括で請け負う体制
- 複数の業者に依頼する手間を省けるワンストップサービス
- 相続に関する様々な手続きに対応
豊四季造園土木株式会社
豊四季造園土木株式会社は、社名の通り造園業を本業としています。そのため、単に建物を解体するだけでなく、その後の土地活用まで見据えた提案が可能です。例えば、解体後に庭や駐車場を造成したい場合、同社に一貫して依頼できます。解体と外構工事の業者を別々に探す手間が省け、窓口を一本化できる点が特徴です。
解体工事において、庭木や庭石の扱いは意外なトラブルの火種になりがちです。「残したい木が傷つけられた」「庭石の処分費用が想定以上にかかった」といった話は後を絶ちません。その点、造園のプロである同社は、樹木や土地に対する深い知識を持っています。単に更地にするのではなく、残すべきものを見極め、土地のポテンシャルを最大限に活かす造成計画を立てられる。これは、一般的な解体業者にはない、大きな付加価値です。
- 造園業を母体とする専門性
- 解体後の土地活用まで一貫して相談可能
- 庭づくりや駐車場造成、外構工事にも対応
株式会社エグチ
株式会社Demolitionサービスは、解体工事を専門とする会社です。大きな特徴として、解体後の土地活用まで一貫してサポートしている点が挙げられます。更地にした後の新築工事や駐車場経営、土地の売却といった選択肢について、一つの窓口で相談することが可能です。複数の業者とやり取りする手間が省けるため、解体後の計画がまだ決まっていない方や、忙しくて時間がない方にとって頼りになる存在です。
解体工事では、建物を壊す作業以外にも、電気や水道の停止、登記変更といった多くの手続きが発生します。Demolitionサービスのように関連業務をまとめて引き受けてくれる会社は、こうした手続き全般に慣れているため、安心して任せやすいでしょう。特に、解体後の土地活用まで相談できる点は大きなメリットです。その土地の立地や広さに合わせて、売却や駐車場経営など、どのような活用法が考えられるか専門的な視点から助言をもらえる可能性があります。解体とその後の計画をまとめて進めたい方にとって、頼れる相談相手と言えます。
- 「土」を事業の核とし、建設発生土の処理から解体までを一貫して手掛ける
- 「土木業界のイメージを変える」という明確なミッションと人財育成への注力
- 期ごとにウェブサイトで詳細に公開される施工実績が示す、経営の透明性
株式会社フジカワ
株式会社フジカワは、創業から60年以上にわたり事業を続けている会社です。長く地域で営業してきた実績は、信頼できる業者を選ぶ上での一つの基準になります。同社は環境への配慮を重視しており、解体工事で発生する廃棄物の適正な処理が期待できます。また、地域貢献にも力を入れているため、工事中の近隣住民への細やかな配慮も見込めるでしょう。
解体業者を選ぶ際、会社の歴史の長さは一つの判断材料になります。60年という長い期間、同じ地域で事業を継続できたのは、大きなトラブルなく、誠実に仕事をしてきた結果と考えることができます。また、解体工事は騒音や粉塵など、どうしても近隣に影響を与えてしまうものです。日頃から地域との関係を大切にしている業者であれば、工事前の挨拶回りや日々の対応など、住民への丁寧な配慮が期待しやすいでしょう。
- 業歴60年の実績
- 環境に配慮した事業展開
- 地域社会への貢献活動
永岡建設工業株式会社
永岡建設工業株式会社は、千葉県柏市で75年以上にわたって事業を続けている建設会社です。これほど長く一つの地域で事業を継続できているのは、地元の住民や自治体から安定した評価を得てきた結果と考えられます。実際に、柏市が発注する公共工事も数多く手掛けています。公共工事は会社の経営状況や技術力が厳しく審査されるため、その実績は信頼性を判断する上での一つの目安となるでしょう。長年の経験と地域からの信頼を重視し、安心して工事を任せられる業者を探している方にとって、有力な選択肢の一つです。
解体業者を選ぶ際、会社の歴史の長さは一つの大切な判断基準になります。特に75年もの間、同じ地域で事業を続けてこられたのは、大きなトラブルを起こさず、近隣の方々と良好な関係を築いてきたからだと考えられます。また、「公共工事」を請け負っている点も注目すべきです。税金を使って行われる公共工事は、発注する自治体による業者の経営状態や過去の施工実績などの厳しい審査を通過しなければ受注できません。こうした背景から、長い業歴と公共工事の実績は、その業者が地域で堅実に事業を続けてきた信頼できる会社であることの、分かりやすい裏付けの一つと考えられます。
- 創業75年を超える業歴
- 柏市を中心とした地域密着での事業
- 公共事業も手掛ける信頼性
株式会社神田ブロック興業
株式会社神田ブロック興業は、約50年にわたってブロック塀の工事を専門に手掛けてきた会社です。長年の経験を通じて、安全なブロック塀を設置するための知識と技術を培ってきました。既存の塀に潜む危険箇所や必要な補強についても的確に判断できるため、新設工事だけでなく、老朽化した塀の診断や修理についても安心して相談できる会社です。
ブロック塀は身近な存在ですが、施工方法によっては地震の際に倒壊する危険が指摘されています。安全性を確保するには、基礎の深さや鉄筋の入れ方といった法律の基準を守ることはもちろん、土地の水はけのような現場ごとの状況判断も重要です。ブロック塀工事だけを約50年続けてきた専門業者であれば、様々な現場での経験から、図面だけでは分からないリスクへの対応力も期待できます。こうした長年の専門性は、業者を選ぶ際の安心材料の一つになるでしょう。
- 創業から約50年の施工実績
- ブロック塀工事に特化した専門性
- 安全性に関する豊富な知識と技術
株式会社トーシン興産
解体工事と造成工事を別々の業者に依頼すると、打ち合わせの手間が増えたり、工事の連携がうまくいかなかったりすることがあります。その点、解体から土地を平らにする作業まで一貫して任せられる業者であれば、全体の流れがスムーズに進みやすいでしょう。特に、解体後の土地をすぐに売却したり、駐車場として活用したりする計画がある場合には、こうした一貫対応の業者は心強い存在になります。
多くの施主は、解体後の更地を前にして「次をどうすれば良いか」という具体的なイメージを持てずにいます。トーシン興産は、その空白の期間に寄り添い、プロの視点から「土地の未来」を描き出す能力に長けています。これは単に外構工事ができるという話ではありません。土地の高低差、日当たり、周辺環境を読み解き、最善の活用法を提案できるということです。解体を「終わり」ではなく「始まり」と捉える、施主にとって非常に心強いパートナーと言えるでしょう。
- 解体後の造成工事
- 外構・エクステリア工事
- 土地活用を見据えた提案
株式会社エレクト・スターン
株式会社エレクト・スターンは、土地の造成工事と不動産事業の両方を手掛けている会社です。造成の専門知識と、市場価値を把握する不動産の専門知識を併せ持っている点が特徴と言えます。そのため、単に土地を整備するだけでなく、その後の売却や活用まで見据えた、資産価値を高めるための具体的な提案が期待できます。造成から販売までを一つの窓口に任せたい場合に、有力な選択肢となります。
活用していない土地を売却する際、「造成してから売るべきか、そのまま売るべきか」は悩ましい問題です。造成には費用がかかりますが、土地の価値が上がり、結果的に手元に残る金額が増えることも少なくありません。造成と不動産取引の両方に詳しい業者であれば、その土地の市場価値や周辺環境を踏まえた上で、費用対効果の高い活用法を提案してくれるでしょう。「どうすればこの土地の価値を最も高められるか」という視点で相談できるのは、心強い点です。
- 造成工事と不動産事業の両方を展開
- 土地の仕入れから造成、販売まで一貫対応
- 資産価値向上を見据えた土地活用の提案
丸広工業株式会社
丸広工業株式会社は、千葉県柏市に拠点を置く解体業者です。同社の特徴は、建物の解体だけでなく、その後の土地活用まで一貫して相談できる点にあります。例えば、解体後の更地を駐車場として整備したり、宅地として造成したりといった工事に対応しています。また、土地の売却を検討している所有者の相談も受け付けています。解体から次の活用まで窓口が一つになるため、複数の業者とやり取りする手間が省けます。
解体工事を依頼する際、多くの人が「解体後の土地をどうするか」という問題に直面します。通常は、解体は解体業者、土地の造成は土木業者、売却は不動産業者と、目的別に相談先を探さなければなりません。その点、丸広工業のように解体後の活用まで一貫して対応できる業者であれば、施主の手間を大幅に減らすことができます。業者探しの時間や打ち合わせの手間が省けるだけでなく、工事全体のスケジュール管理もスムーズに進みやすいでしょう。土地の扱いに慣れていない方にとって、頼りになる存在と言えます。
- 千葉県柏市を中心とする地域密着の営業
- 解体工事後の土地活用(造成・駐車場化など)に対応
- 土地売却に関する相談も可能
- 解体から次のステップまで一社で完結
柏市の解体業者が見つかりませんでした。
業者選びの「5つのポイント」と合わせて確認!よくある質問Q&A
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
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「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
-
それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
-
いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
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相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
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問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
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いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。




事業領域の広さは、時に専門性の希薄化を懸念されますが、同社の場合は各事業が「顧客の課題解決」という一つの目的のために有機的に連携しています。施主にとって、解体、不動産、リフォームと、その都度業者を探し、契約し、打ち合わせをするのは大きな負担です。このプロセスを一社で完結できるメリットは計り知れません。特に、解体後の土地活用までを見据えた提案を初期段階から受けられる点は、時間的にも金銭的にも大きな価値を生むでしょう。