千葉県松戸市の解体業者一覧80社
松戸市の解体業者をお探しの方へ。
「スッキリ解体」が、松戸市に所在する80社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
このページでは、まず優良な解体業者の選び方を解説し、その後に「松戸市の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
優良な解体業者の選び方【5つのポイント】
安心して依頼できる解体業者を選ぶ際にチェックするべき 5つのポイントをご紹介します。
基準1:建設業許可の保有・解体工事業の登録がされていること
解体工事を行うためには、「建設業許可」の保有または「解体工事業の登録」のいずれかが必要です。 許可・登録がない状態で解体工事を行うことは違法行為にあたるため、必ずどちらかを保有・登録している業者を選びましょう。
- 建設業許可(解体工事業)
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解体工事においては1件の請負金額が 500万円以上(税込)の工事を行う場合に必要となる許可。
- 解体工事業の登録
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解体工事を請け負うための登録。ただし1件の請負金額が 500万円未満(税込)の工事のみ請け負える。
解体工事を請け負う業者が無許可だと判明した場合、建設業法違反により 工事中止命令や、 営業停止処分が下されることがあります。その場合、解体工事の予定は大幅に遅れ、費用も時間も余計にかかってしまうことになりかねません。
また、コンプライアンス意識や技術力の不足により 「不法投棄・現場での事故」を起こす可能性もあります。業者が許可の保有・登録を行っているかは事前に必ず確認しましょう。
基準2:産業廃棄物収集運搬業許可を保有していること
産業廃棄物を収集運搬する資格である 「産業廃棄物収集運搬業許可」を取得するには、指定の講習や経営状況などの要件をクリアする必要があるため、 会社としての信頼の裏付けになります。
- 運搬車両・車両保管の要件
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廃棄物の種類に応じて、飛散や流出を防ぐ構造であることが求められます(土砂を運ぶダンプにシートをかけられる、液体を運ぶタンクローリーに漏洩防止措置があるなど)。また、運搬車両を適切に保管できる駐車場を確保しなければいけません。
- 講習会の修了
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日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)が実施する「産業廃棄物収集・運搬課程」の講習会を受講し、試験に合格して修了証を取得している必要があります。つまり「 収取運搬に必要な知識を習得しているか」が求められます。
- 利益・債務超過の要件
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直近3年間の決算書において、経常利益や当期純利益がマイナスでないことや、貸借対照表において負債総額が資産総額を上回る「債務超過」の状態でないことが原則です。つまり 「経営的に安定しているか」が審査されます。
- 事業内容の明確化
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取り扱う産業廃棄物の種類、運搬方法や使用する車両、適正な処理ルートなどを明確化する義務があります。廃棄物をどこからどこへ、どのように運ぶかを決定します。つまり「 廃棄物を適切に処理することの証明」をしなくてはいけません。
また、産業廃棄物収集運搬許可を持っていることで、 解体業者にとって最適なルートでゴミを処分できるというメリットもあります。処分を外部に委託するケースと比べて費用を抑えやすい傾向があります。
運営者 稲垣
廃棄物の処分費用は一律ではなく、処分場によって変動があります。木材はAの処分場、鉄くずはBの処分場へ持ち運ぶなどして、処分コストを抑える工夫をしている業者もいるため、自社で許可を保有していることが望ましいと言えます。
基準3:過去に違反歴がないこと
解体業者が違法工事や不法投棄を行うと違反歴がつきます。 創業 し て から違反歴が一切ないことも信頼の証です。
違反歴を依頼者自身で確認する場合は、国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」や、産業廃棄物処理事業振興財団の「許可取消処分情報」で検索できます。
違反歴があるからといって必ずしも危険な業者とは限りませんが、 安全意識の高さを判断する基準としては有効です。
基準4:自社でホームページを保有していること
解体業者が自社でホームページを保有していると、様々な情報を調べられます。
一般的には「会社概要」「事業案内」「施工実績」「経営理念」「設備・施設案内」「スタッフ紹介」「保有資格」「企業の強み」「お客様の声」「ブログ・SNS」などが掲載されています。
中には、 施工実績を写真つきで公開している解体業者や、 明瞭な料金体系を掲載している業者も存在します。「ホームページにどんなことが書いてあるか」を比較し、業者の信頼度を見極めましょう。
運営者 稲垣
詳細で具体的な公開情報は、お客様に隠しごとをしないという誠意の証でもあります。
また、優良な解体業者は普段から工事の経過を写真に収めています。それにより 作業
の正当性や透明性を証明しているため、詳細な現場の写真を公開できること自体も信頼に繋がります。
基準5:公共工事を請け負った経験があること
国や地方自治体から発注される公共工事を請け負っていることも、信頼性を判断する1つの基準となります。
公共工事とは「水道・道路・鉄道・ダム・公園・学校」などを対象にした、社会基盤に携わる工事を指します。公共工事を請け負うためにはいくつか条件があり、それらを満たすことで信頼性の裏付けになります。
- 経営事項審査
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公共工事の入札に参加するには経営事項審査を受ける必要があります。この審査では企業の経営状況、技術力、社会性、過去の実績など様々な観点から企業の実力が審査されます。公共工事を請け負えるのは、 企業の経営基盤や技術力が一定水準以上である証です。
- 入札・契約制度
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一般競争入札が採用されることが多く、価格だけでなく技術提案も含めた総合的な評価によって発注先を決定します。これにより、安かろう悪かろうの業者は排除され、 技術力や実績のある優良な業者が選ばれやすいと言えます。
- 履行保証制度
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万が一、業者が倒産したり、自己都合で工事を放棄したりした場合に備えて、契約保証金や履行保証保険への加入が義務付けられています。これにより工事が中断しても保証機関が代替業者を探すなどして、 工事の完成が保証されます。
運営者 稲垣
公共工事は審査と入札によって、工事品質の低い業者が簡単に請け負えないようなシステムになっています。公共工事の実績はホームページで公開している場合も多いので、依頼前に確認しておきましょう。
以下の記事ではさらに網羅的な業者の選び方を紹介しています。「どうしてそれが優良業者の裏付けになるのか」といった、 各基準における専門家の詳細な解説が読めますのでぜひご確認ください。
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
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企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
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松戸市の解体業者一覧
松戸市の解体業者、全80社をご紹介します。
葵工業株式会社
葵工業株式会社は、大規模な建築物の解体工事で多くの実績を持つ会社です。具体的には、五反田の「ゆうぽうと」や「成田空港」の一部施設など、多くの人が知る公共性の高い建物の解体も担当してきました。このような大規模な工事を無事に終えるには、複雑な構造を理解する技術力と、徹底した安全管理体制が不可欠です。その実績から、難易度の高い工事や、特に安全性が重視される現場でも安心して相談できる業者です。
- 大規模建築物の豊富な解体実績
- 公共性の高い施設の工事経験
- 複雑な構造物に対応できる技術力
- 大規模工事に求められる安全管理体制
株式会社飯塚工業
株式会社飯塚工業は、もともと建設現場に欠かせない足場の設置を専門としてきた会社です。そのため、作業員の安全確保はもちろん、部材の落下や粉じんの飛散を防ぐ養生の設置など、現場全体の安全管理に関する豊富な知識と技術を持っています。解体工事においてもその専門性が活かされており、特に住宅が密集しているエリアなど、慎重な作業が求められる現場で強みを発揮します。
解体工事の安全性は、現場を囲う足場と養生(シート)の質に大きく左右されます。しっかりした足場がなければ作業員は安全に動けませんし、頑丈な養生がなければ近隣に粉じんや騒音で迷惑をかけてしまう可能性があります。足場工事を専門に行ってきた業者であれば、その土地の形状や建物の高さに合わせて、最も安全な足場を組むノウハウを持っています。安全性を特に重視して業者を選びたい場合に、同社のような経歴は一つの判断材料となるでしょう。
- 足場工事の専門業者としての実績
- 安全管理に関する高い専門性
- 現場状況に応じた最適な足場・養生の設置
- 近隣への配慮を徹底した丁寧な作業
株式会社新東京開発
株式会社新東京開発は、解体工事だけでなく産業廃棄物の中間処理も自社で行っています。自社で中間処理施設を保有しているため、解体現場で発生した廃棄物の受け入れからリサイクルまで、すべて一貫して対応できる点が特徴です。解体後の廃棄物がどのように処理されるかまで明確なので、安心して工事を任せることができます。
解体工事を依頼する際に、廃棄物がその後どうなるのか気になる方は多いと思います。通常、解体業者は廃棄物の処理を別の専門業者に委託しますが、この会社のように自社で中間処理施設まで持っている場合、解体から再資源化までを一貫して管理できます。最後まで自社で責任を持って対応してくれるため、不法投棄などのリスクが低く、安心して任せやすい業者の一つと言えるでしょう。
- 解体工事から中間処理まで自社完結
- 自社の中間処理施設を保有
- 廃棄物の適正処理と再資源化
有限会社アルファーウェーブ
有限会社アルファーウェーブは、アスベストの除去を専門に行う会社です。アスベストの調査・分析から実際の除去工事、そして適切な処分に至るまで、有資格者が一貫して対応しています。専門的な知識を持つスタッフが法令に沿って作業を進めるため、目に見えない部分の不安についても相談しやすいでしょう。
アスベスト除去で最も大切なのは、目に見えない有害な繊維を外部に飛散させないことです。そのためには、建材に関する専門知識はもちろん、法令で定められた作業基準を遵守する厳格な管理体制が欠かせません。有資格者が調査から施工まで担当する業者であれば、アスベストのレベルに応じた適切な工法を選択し、安全対策を徹底してくれるため、安心して相談しやすいでしょう。
- アスベスト除去工事の専門業者
- 有資格者による調査・分析・施工
- 法令を遵守した厳格な安全管理
株式会社岡本組
株式会社岡本組は、国や自治体などが発注する公共工事を数多く手掛けています。公共工事の入札には厳しい参加資格が求められるため、同社の技術力や経営状況は、公的な基準を満たしていると判断できます。また、品質マネジメントシステムの国際規格であるISO認証を取得している点も特徴です。これにより、定められた手順に基づいた安定的な品質管理が行われていることがわかります。工事に必要な重機も自社で保有しているため、外部の状況に左右されにくく、計画に沿ったスムーズな施工が期待できます。
業者を選ぶ際に、「公共工事の実績」と「ISO認証」は信頼性を判断する上で参考になるポイントです。公共工事は、誰でも自由に入札に参加できるわけではなく、過去の実績や会社の経営状態など、様々な条件をクリアした業者だけが認められます。そのため、公共工事を手掛けているという事実は、その業者が社会的に信用されていることの目安の一つになります。ISO認証も同様に、社内の品質管理体制が国際的な基準を満たしていることを第三者機関が認めた証です。安定した工事品質を重視する方にとって、安心材料の一つと言えるでしょう。
- 公共工事を中心とした施工実績
- 品質管理に関する国際規格「ISO」の認証取得
- 自社保有の重機による一貫した施工体制
株式会社石川園
株式会社石川園は、解体工事だけでなく造園業も営んでいる会社です。そのため、建物を解体した後の土地活用まで一貫して相談できるのが特徴です。例えば、解体後の更地に新しく庭をつくる、あるいは残したい庭木や庭石を活かしながら工事を進めるといった細やかな対応が期待できます。単に建物を壊すだけでなく、その後の土地の姿まで考えて業者を選びたい方にとって、心強い相談相手となるでしょう。
通常、解体工事と庭づくりは別々の業者に依頼することが多いです。しかし、一社で両方に対応できる場合、工事全体のスケジュールや費用を管理しやすくなるという利点があります。「この庭石はどうなるんだろう」「大切な木は残せるのか」といった解体時の不安に対しても、造園の専門家として的確なアドバイスが期待できるでしょう。解体後の土地を売却するにせよ、ご自身で利用するにせよ、土地の価値を最大限に高めるための相談ができる点は、大きなメリットと言えます。
- 解体工事と造園業の両方を展開
- 解体後の土地活用までワンストップで相談可能
- 庭木や庭石の処分・再利用にも対応
日本サービス株式会社
日本サービス株式会社は、創業から約50年にわたり松戸市で事業を続けてきました。長年、地域に根ざした活動を続ける中で、松戸市から「優良工事表彰」を受けた実績があります。これは、同社の工事の品質が公的にも認められていることを示しています。長年の経験と自治体からの評価があるため、安心して工事を任せられる業者の一つです。
自治体が工事の品質を評価する「優良工事表彰」は、業者選びの重要な判断材料になります。この表彰は、技術力はもちろん、安全管理や周辺環境への配慮まで、総合的に審査されるのが一般的です。公的な機関が「この業者なら安心です」と認めているようなものなので、信頼性の高い業者を探している方にとっては、有力な候補になるでしょう。
- 創業から約50年、松戸市に密着
- 市の「優良工事表彰」を受賞した実績
有限会社剛健興業
有限会社剛健興業は、30年にわたって杭頭処理を専門に手掛けてきた業者です。杭頭処理は、建物の基礎の強度を左右する重要な工程であり、専門的な技術が求められます。同社は創業以来この分野一筋で事業を続けているため、豊富な経験とノウハウを持っています。長年の実績から、様々な現場状況に対応できる技術力が期待できます。
杭頭処理とは、建物を支える基礎杭の余分なコンクリートを削り、鉄筋を適切な高さに揃える作業です。この処理が不正確だと、建物の基礎全体の強度に影響を及ぼす可能性があります。30年間この作業だけを専門に行ってきたということは、それだけ多くの現場で経験を積んできたことの証明になります。建物の安全性を根幹から支える重要な工事だからこそ、こうした専門業者に任せるのは安心できる選択肢の一つです。
- 杭頭処理一筋30年の実績
- 専門業者としての豊富なノウハウ
- 建物の基礎工事に特化した事業内容
アゴラガーデン株式会社
アゴラガーデン株式会社は、造園や外構工事を専門とする会社です。そのため、単に建物を壊すだけでなく、解体した後の土地をどのように活用するかまで見据えた提案を得意としています。庭づくりや駐車場の設置など、解体後の計画が決まっている場合は、工事全体をスムーズに進めることができます。解体から外構工事までをまとめて依頼したい場合に頼りになる業者です。
解体業者と外構業者は別々に探すのが一般的ですが、窓口が一つになることで、打ち合わせの手間が省けたり、工事の連携がスムーズになったりする利点があります。特に、解体後の土地に何を残し、何を撤去するか(例えば、庭石や樹木、ブロック塀など)を外構計画と合わせて判断できるのは、造園の専門業者ならではの視点です。解体後の土地利用のイメージが具体的に決まっている方にとっては、相談しやすい相手となるでしょう。
- 造園・外構工事の専門知識
- 解体後の土地活用まで見据えた提案
- 解体から庭づくりまでの一貫対応
金山土木建設株式会社
金山土木建設株式会社は、創業から70年にわたり、地域で土木建設業を営んできた会社です。これほど長く事業を継続できているのは、一つ一つの仕事で着実に信頼を積み重ねてきた結果と考えられます。本業である土木・建設の知識が豊富で、建物の構造を深く理解している点が特徴です。解体工事においても、その経験を活かした安全な施工が期待できます。
解体業者を選ぶ際に、会社の歴史の長さは信頼性を測る一つの目安になります。特に70年間も事業を続けてこられたという事実は、地域社会から長きにわたって必要とされてきた証拠とも言えるでしょう。また、土木建設を専門とする会社が解体を行う場合、建物を「造る側」の視点を持っている点が強みです。どのように建てられているかを理解しているからこそ、安全で効率的な解体の手順を熟知しています。近隣への配慮が特に必要な住宅密集地などでの工事も、安心して相談しやすい業者です。
- 創業70年の長い業歴
- 地域に根ざした安定経営
- 土木・建設分野での豊富な経験
- 公共工事にも対応する技術力
松戸市の解体業者が見つかりませんでした。
業者選びの「5つのポイント」と合わせて確認!よくある質問Q&A
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
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「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
-
それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
-
いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
-
相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
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問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
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いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。




「ゆうぽうと」のようなランドマーク的な施設の解体実績は、業者の技術力を判断する上で参考になります。大きな建物は構造が複雑なため、どの順番で解体すれば安全かを正確に計画する高度な技術が求められます。また、多くの人が利用していた施設周辺での工事は、騒音や安全への配慮も普段以上に厳しく管理しなければなりません。こうした厳しい条件をクリアしてきた実績は、一般的な住宅やビルの解体においても、高いレベルの安全管理を期待できる一つの目安となるでしょう。