千葉県匝瑳市の解体業者一覧11社
匝瑳市の解体業者をお探しの方へ。
「スッキリ解体」が、匝瑳市に所在する11社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
このページでは、まず優良な解体業者の選び方を解説し、その後に「匝瑳市の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
優良な解体業者の選び方【5つのポイント】
安心して依頼できる解体業者を選ぶ際にチェックするべき 5つのポイントをご紹介します。
基準1:建設業許可の保有・解体工事業の登録がされていること
解体工事を行うためには、「建設業許可」の保有または「解体工事業の登録」のいずれかが必要です。 許可・登録がない状態で解体工事を行うことは違法行為にあたるため、必ずどちらかを保有・登録している業者を選びましょう。
- 建設業許可(解体工事業)
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解体工事においては1件の請負金額が 500万円以上(税込)の工事を行う場合に必要となる許可。
- 解体工事業の登録
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解体工事を請け負うための登録。ただし1件の請負金額が 500万円未満(税込)の工事のみ請け負える。
解体工事を請け負う業者が無許可だと判明した場合、建設業法違反により 工事中止命令や、 営業停止処分が下されることがあります。その場合、解体工事の予定は大幅に遅れ、費用も時間も余計にかかってしまうことになりかねません。
また、コンプライアンス意識や技術力の不足により 「不法投棄・現場での事故」を起こす可能性もあります。業者が許可の保有・登録を行っているかは事前に必ず確認しましょう。
基準2:産業廃棄物収集運搬業許可を保有していること
産業廃棄物を収集運搬する資格である 「産業廃棄物収集運搬業許可」を取得するには、指定の講習や経営状況などの要件をクリアする必要があるため、 会社としての信頼の裏付けになります。
- 運搬車両・車両保管の要件
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廃棄物の種類に応じて、飛散や流出を防ぐ構造であることが求められます(土砂を運ぶダンプにシートをかけられる、液体を運ぶタンクローリーに漏洩防止措置があるなど)。また、運搬車両を適切に保管できる駐車場を確保しなければいけません。
- 講習会の修了
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日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)が実施する「産業廃棄物収集・運搬課程」の講習会を受講し、試験に合格して修了証を取得している必要があります。つまり「 収取運搬に必要な知識を習得しているか」が求められます。
- 利益・債務超過の要件
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直近3年間の決算書において、経常利益や当期純利益がマイナスでないことや、貸借対照表において負債総額が資産総額を上回る「債務超過」の状態でないことが原則です。つまり 「経営的に安定しているか」が審査されます。
- 事業内容の明確化
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取り扱う産業廃棄物の種類、運搬方法や使用する車両、適正な処理ルートなどを明確化する義務があります。廃棄物をどこからどこへ、どのように運ぶかを決定します。つまり「 廃棄物を適切に処理することの証明」をしなくてはいけません。
また、産業廃棄物収集運搬許可を持っていることで、 解体業者にとって最適なルートでゴミを処分できるというメリットもあります。処分を外部に委託するケースと比べて費用を抑えやすい傾向があります。
運営者 稲垣
廃棄物の処分費用は一律ではなく、処分場によって変動があります。木材はAの処分場、鉄くずはBの処分場へ持ち運ぶなどして、処分コストを抑える工夫をしている業者もいるため、自社で許可を保有していることが望ましいと言えます。
基準3:過去に違反歴がないこと
解体業者が違法工事や不法投棄を行うと違反歴がつきます。 創業 し て から違反歴が一切ないことも信頼の証です。
違反歴を依頼者自身で確認する場合は、国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」や、産業廃棄物処理事業振興財団の「許可取消処分情報」で検索できます。
違反歴があるからといって必ずしも危険な業者とは限りませんが、 安全意識の高さを判断する基準としては有効です。
基準4:自社でホームページを保有していること
解体業者が自社でホームページを保有していると、様々な情報を調べられます。
一般的には「会社概要」「事業案内」「施工実績」「経営理念」「設備・施設案内」「スタッフ紹介」「保有資格」「企業の強み」「お客様の声」「ブログ・SNS」などが掲載されています。
中には、 施工実績を写真つきで公開している解体業者や、 明瞭な料金体系を掲載している業者も存在します。「ホームページにどんなことが書いてあるか」を比較し、業者の信頼度を見極めましょう。
運営者 稲垣
詳細で具体的な公開情報は、お客様に隠しごとをしないという誠意の証でもあります。
また、優良な解体業者は普段から工事の経過を写真に収めています。それにより 作業
の正当性や透明性を証明しているため、詳細な現場の写真を公開できること自体も信頼に繋がります。
基準5:公共工事を請け負った経験があること
国や地方自治体から発注される公共工事を請け負っていることも、信頼性を判断する1つの基準となります。
公共工事とは「水道・道路・鉄道・ダム・公園・学校」などを対象にした、社会基盤に携わる工事を指します。公共工事を請け負うためにはいくつか条件があり、それらを満たすことで信頼性の裏付けになります。
- 経営事項審査
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公共工事の入札に参加するには経営事項審査を受ける必要があります。この審査では企業の経営状況、技術力、社会性、過去の実績など様々な観点から企業の実力が審査されます。公共工事を請け負えるのは、 企業の経営基盤や技術力が一定水準以上である証です。
- 入札・契約制度
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一般競争入札が採用されることが多く、価格だけでなく技術提案も含めた総合的な評価によって発注先を決定します。これにより、安かろう悪かろうの業者は排除され、 技術力や実績のある優良な業者が選ばれやすいと言えます。
- 履行保証制度
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万が一、業者が倒産したり、自己都合で工事を放棄したりした場合に備えて、契約保証金や履行保証保険への加入が義務付けられています。これにより工事が中断しても保証機関が代替業者を探すなどして、 工事の完成が保証されます。
運営者 稲垣
公共工事は審査と入札によって、工事品質の低い業者が簡単に請け負えないようなシステムになっています。公共工事の実績はホームページで公開している場合も多いので、依頼前に確認しておきましょう。
以下の記事ではさらに網羅的な業者の選び方を紹介しています。「どうしてそれが優良業者の裏付けになるのか」といった、 各基準における専門家の詳細な解説が読めますのでぜひご確認ください。
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
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企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
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匝瑳市の解体業者一覧
匝瑳市の解体業者、全11社をご紹介します。
株式会社ナイキ
株式会社ナイキは、約50年にわたり解体工事を専門に手掛けている会社です。高層ビルや工場のプラントといった、解体に特殊な技術が求められる大規模な建造物の実績も豊富です。一般的な木造住宅はもちろん、鉄骨造や鉄筋コンクリート造の建物など、複雑な構造の解体についても安心して相談できます。
- 創業半世紀以上、高層ビルやプラントも手掛ける「綜合解体」の専門家
- 成田空港や東京ディズニーランド関連など、公共性・難易度の高い工事実績
- アスベスト除去や土壌汚染対策、解体後の土地活用相談までワンストップ対応
山﨑工業株式会社
山﨑工業株式会社は、特に初めて解体工事を依頼する施主の不安に配慮した対応を重視しています。工事の工程や費用、法的な手続きなどについて、専門用語を極力使わずに一つひとつ丁寧に説明することを心掛けています。また、工事着手前には担当者が近隣住民へ直接挨拶に伺い、工事内容や期間について説明することで、トラブルの予防に努めています。こうしたきめ細かなコミュニケーションがあるため、安心して工事を相談しやすい業者です。
解体工事で最も多いトラブルは、騒音や粉塵をめぐる近隣との問題です。多くの施主が「ご近所に迷惑をかけたくない」と心配されています。そのため、業者がどれだけ近隣への配慮を具体的に行ってくれるかは、非常に重要な選択基準となります。事前に挨拶回りをしてくれるか、工事内容を分かりやすく説明してくれるかといった点は、業者の誠実さを見極める上で参考になります。施主の気持ちを汲んでくれる業者であれば、工事中の万が一のトラブルにも責任を持って対応してくれる可能性が高いでしょう。
- 専門用語を使わない分かりやすい説明
- 施主の不安解消を目的とした対応
- 工事前の丁寧な近隣挨拶
- 解体後の土地活用に関する相談も可能
鈴久建設株式会社
鈴久建設株式会社は、解体工事から新築工事までを一貫して手掛けている建設会社です。解体後の土地に家を建てる予定がある場合、業者を探す手間が省け、計画をスムーズに進めることができます。新築では、パナソニックが開発した耐震住宅工法「テクノストラクチャー」を採用しており、地震に強い家づくりを依頼することが可能です。
解体と新築を別の会社に依頼すると、引き継ぎがうまくいかず、思わぬトラブルが起きることもあります。その点、鈴久建設株式会社のように解体から新築までを一社で管理してくれると、工事全体の流れが円滑に進みやすいでしょう。特に、解体の段階から次に建てる家のことを考えて作業してくれるのは大きな利点です。同社はパナソニックの耐震工法を採用しているため、新しい家の品質や安全性についても具体的なイメージを持ちながら相談できる点も安心材料と言えます。
- 解体から新築までの一貫体制
- パナソニックの耐震住宅工法「テクノストラクチャー」の採用
- 建築を熟知した上での解体工事
秋葉建設株式会社
秋葉建設株式会社は、約100年にわたり建設業を営んできました。その長い経験から、特に古い木造建築の構造を深く理解しています。同社の特徴は、単に建物を壊すだけでなく、価値のある柱や梁を「古材」として丁寧に取り出す技術を持っている点です。解体後の新築工事で、思い出の詰まった部材を再利用するといった相談にも応じています。
解体時に「古材を再利用する」という提案ができる点は、業者の技術力を見極める上で参考になります。再利用可能な部材を選び出し、建物を壊さずに取り外すためには、どの柱がどこを支えているか、どの順番で解体すれば安全かを熟知していなければなりません。そうした繊細な作業ができる業者であれば、住宅が密集している場所での工事など、特に慎重さが求められる現場も安心して任せやすいでしょう。
- 大正元年創業、100年以上の歴史を持つ「長命な住まいづくり」の専門家
- 築300年の古民家の梁を再利用するなど、古材の価値を見出し活かす技術
- テレビ東京『カンブリア宮殿』など、全国区のメディアで多数紹介された実績
有限会社椎名土木
有限会社椎名土木は、土木工事を専門とする会社です。同社の特徴は、技術者と設備の両方が充実している点にあります。在籍する技術者は1級・2級土木施工管理技士といった国家資格を保有しており、工事の品質や安全管理を徹底しています。また、様々な現場状況に対応できるよう、多種多様な重機を自社で保有しています。これにより、外部に重機をレンタルする手間や追加費用を抑え、スムーズな工事進行が期待できます。公共工事で求められる高い水準の施工から、一般住宅の外構工事まで、幅広い土木工事に対応可能です。
土木工事の業者を選ぶ際、「国家資格を持つ人がいるか」と「重機を自社で持っているか」は、信頼性を判断する上で参考になるポイントです。
資格を持つ技術者がいる会社は、工事の計画や安全管理をきちんと行える体制が整っていると考えられます。また、重機を自社で保有していると、レンタル会社の手配を待つ必要がないため、工期が遅れにくいという利点があります。椎名土木のように、人と設備の両方が揃っている業者であれば、品質とスケジュールの両面で安定した工事を期待できるでしょう。
- 創業1969年、匝瑳市の農業土木・一般土木を支えてきた実績
- 1級土木施工管理技士3名をはじめ、国家資格を持つ技術者が現場を管理
- 多種多様な重機を自社で保有し、様々な現場に柔軟・迅速に対応
株式会社秋山組
株式会社秋山組は、住宅の基礎工事を専門とする会社です。家の土台となる基礎は、建物の安全性を支える非常に重要な部分であり、施工には高い精度が求められます。長年の基礎工事で培われた建物構造への深い理解は、解体工事の際にも役立ちます。建て替えの場合、解体から新築時の基礎工事まで一貫して任せられる点も特徴です。
解体業者を選ぶ際、もともと何を専門にしている会社かを確認するのは一つの方法です。秋山組のように基礎工事を本業としている場合、建物を「下から」見る視点を持っています。どこに重要な杭があり、どうすれば基礎にダメージを与えずに解体できるかを熟知しているため、隣の家との距離が近い現場などでも、より安全な工事を期待できます。建て替えで最も重要な「土台」づくりまで見据えている点は、安心材料の一つと言えるでしょう。
- 住宅の基礎工事を専門とする技術力
- 建物の構造、特に土台に関する深い知識
- 解体から新築の基礎工事までの一貫対応
株式会社ニューテック康和
株式会社ニューテック康和は、橋や道路といった公共工事を主に手掛けている会社です。そのため、鉄筋コンクリートでできた頑丈な建物の解体を特に得意としています。公共工事の現場で求められる高い水準の安全管理や技術は、一般的な木造家屋の解体工事にも活かされています。住宅が密集した地域など、騒音や振動への配慮が求められる現場でも、安心して依頼できる業者の一つです。
橋や道路などの公共工事を請け負っているという点は、業者の信頼性を判断する上で参考になります。公共事業の入札に参加するには、経営状況や過去の実績などについて厳しい審査を通過しなければなりません。そうした基準をクリアしている会社であれば、一般の住宅解体においても、しっかりとした施工管理が期待できます。特に、建物の構造が複雑であったり、隣家との距離が近かったりといった、難易度の高い工事を依頼する際には、こうした実績が安心材料になるでしょう。
- 公共インフラの維持補修を中核事業とする技術開発型企業
- 自社で「独自技術」を開発し、学術シンポジウムでの受賞歴も持つ
- 池間大橋や西湘バイパスなど、大規模な公共インフラ工事の豊富な実績
株式会社ジェイホーム
株式会社ジェイホームは、建物の解体工事を専門に行う会社です。同社の特徴は、単に建物を壊すだけでなく、解体後の土地をどのように活用すべきかという相談にも対応している点です。例えば、土地の立地や所有者の希望に応じて、駐車場経営やアパート建設、売却といった複数の選択肢を提示します。それぞれのプランの利点や注意点を具体的に説明するため、解体後の活用方法がまだ決まっていない方でも、比較検討しながら最適な計画を立てることができます。
解体工事を考えたとき、多くの人が「解体した後の土地をどうしようか」という課題に直面します。株式会社ジェイホームのように、解体と不動産の両方の視点を持つ業者は、そうした悩みに応えてくれます。解体計画の段階から土地活用の専門家に相談できるため、「将来的にアパートを建てるなら、水道管はこのように残した方が費用を抑えられる」といった、先を見越したアドバイスが期待できます。解体工事をゴールとせず、その後の土地の価値を最大限に高めたいと考える方にとって、心強い相談相手となるでしょう。
- 解体後の土地活用に関する相談
- 不動産価値を考慮した総合的な提案
- 複数の活用プランの提示
片岡建設株式会社
片岡建設株式会社は、環境への配慮を重視している解体業者です。工事で発生する廃棄物を丁寧に分別し、可能な限り再資源化することで、環境負荷の低減に努めています。また、同社は解体工事を単なる取り壊し作業ではなく、その後の土地活用に繋がる第一歩と位置づけています。そのため、顧客の将来設計まで見据えた提案が可能です。土地を次世代へ良い形で残したいと考える方にとって、心強い相談相手となるでしょう。
解体業者を選ぶ際、「環境への配慮」を掲げているかどうかは、信頼性を測る重要な指標の一つです。解体工事では必ず大量の廃棄物が出るため、それを法律に則って適正に処理できるかどうかは、業者の質を見極めるポイントになります。廃棄物の分別や再資源化に真摯に取り組んでいる業者は、法令遵守の意識が高いと判断できます。そうした業者であれば、騒音や粉じんといった近隣への配慮など、工事全体の品質についても安心して任せやすいと言えるでしょう。
- 40年近く匝瑳市に根差す、土木工事を基盤とした地域密着企業
- 「”ECO社会”の実現」を掲げ、CO2削減など環境保全活動に具体的に取り組む
- 土木工事で培った造成・整地技術で、解体後の土地を美しく仕上げる
芝山整地解体合同会社
匝瑳市の解体業者が見つかりませんでした。
業者選びの「5つのポイント」と合わせて確認!よくある質問Q&A
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
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「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
-
それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
-
いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
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相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
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問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
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いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。




高層ビルやプラントのような大規模な建物の解体には、高度な技術力と徹底した安全管理体制が不可欠です。何十メートルもの高さでの作業や、複雑な構造を安全に壊していく計画性が求められるためです。そうした難易度の高い工事を手掛けてきた経験は、業者の技術力を判断する上で参考になります。住宅密集地での工事など、特に慎重さが求められる現場でも、安心して任せやすい業者の一つと言えるでしょう。