福岡県福岡市の解体業者一覧43社

福岡市の解体業者をお探しの方へ。

「スッキリ解体」が、福岡市に所在する43社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。

このページでは、まず優良な解体業者の選び方を解説し、その後に「福岡市の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。

稲垣 瑞稀

この記事の案内人・編集長

稲垣 瑞稀

解体業界で6年間働く中で感じた『正しい情報が届かない』というもどかしさから、全記事の企画・編集に責任を持っています。専門家への直接取材を通じ、業界経験者として分かりやすい情報提供をお約束します。

優良な解体業者の選び方【5つのポイント】

安心して依頼できる解体業者を選ぶ際にチェックするべき 5つのポイントをご紹介します。

基準1:建設業許可の保有・解体工事業の登録がされていること

解体工事を行うためには、「建設業許可」の保有または「解体工事業の登録」のいずれかが必要です。 許可・登録がない状態で解体工事を行うことは違法行為にあたるため、必ずどちらかを保有・登録している業者を選びましょう。

建設業許可(解体工事業)

解体工事においては1件の請負金額が 500万円以上(税込)の工事を行う場合に必要となる許可。

解体工事業の登録

解体工事を請け負うための登録。ただし1件の請負金額が 500万円未満(税込)の工事のみ請け負える。

解体工事を請け負う業者が無許可だと判明した場合、建設業法違反により 工事中止命令や、 営業停止処分が下されることがあります。その場合、解体工事の予定は大幅に遅れ、費用も時間も余計にかかってしまうことになりかねません。

また、コンプライアンス意識や技術力の不足により 「不法投棄・現場での事故」を起こす可能性もあります。業者が許可の保有・登録を行っているかは事前に必ず確認しましょう。

不法投棄された解体工事のゴミ
実際の不法投棄現場

基準2:産業廃棄物収集運搬業許可を保有していること

産業廃棄物を収集運搬する資格である 「産業廃棄物収集運搬業許可」を取得するには、指定の講習や経営状況などの要件をクリアする必要があるため、 会社としての信頼の裏付けになります。

運搬車両・車両保管の要件

廃棄物の種類に応じて、飛散や流出を防ぐ構造であることが求められます(土砂を運ぶダンプにシートをかけられる、液体を運ぶタンクローリーに漏洩防止措置があるなど)。また、運搬車両を適切に保管できる駐車場を確保しなければいけません。

講習会の修了

日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)が実施する「産業廃棄物収集・運搬課程」の講習会を受講し、試験に合格して修了証を取得している必要があります。つまり「 収取運搬に必要な知識を習得しているか」が求められます。

利益・債務超過の要件

直近3年間の決算書において、経常利益や当期純利益がマイナスでないことや、貸借対照表において負債総額が資産総額を上回る「債務超過」の状態でないことが原則です。つまり 「経営的に安定しているか」が審査されます。

事業内容の明確化

取り扱う産業廃棄物の種類、運搬方法や使用する車両、適正な処理ルートなどを明確化する義務があります。廃棄物をどこからどこへ、どのように運ぶかを決定します。つまり「 廃棄物を適切に処理することの証明」をしなくてはいけません。

また、産業廃棄物収集運搬許可を持っていることで、 解体業者にとって最適なルートでゴミを処分できるというメリットもあります。処分を外部に委託するケースと比べて費用を抑えやすい傾向があります。

運営者 稲垣

廃棄物の処分費用は一律ではなく、処分場によって変動があります。木材はAの処分場、鉄くずはBの処分場へ持ち運ぶなどして、処分コストを抑える工夫をしている業者もいるため、自社で許可を保有していることが望ましいと言えます。

基準3:過去に違反歴がないこと

解体業者が違法工事や不法投棄を行うと違反歴がつきます。 創業 から違反歴が一切ないことも信頼の証です。

違反歴を依頼者自身で確認する場合は、国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」や、産業廃棄物処理事業振興財団の「許可取消処分情報」で検索できます。

違反歴があるからといって必ずしも危険な業者とは限りませんが、 安全意識の高さを判断する基準としては有効です。

許可取消処分の検索結果
指定の業者名で検索するとこのように結果が出ます

基準4:自社でホームページを保有していること

解体業者が自社でホームページを保有していると、様々な情報を調べられます。

一般的には「会社概要」「事業案内」「施工実績」「経営理念」「設備・施設案内」「スタッフ紹介」「保有資格」「企業の強み」「お客様の声」「ブログ・SNS」などが掲載されています。

株式会社ウィーゴのホームページ 施工事例
株式会社ウィーゴのホームページ 料金体系
株式会社ウィーゴのホームページ お客様の声

中には、 施工実績を写真つきで公開している解体業者や、 明瞭な料金体系を掲載している業者も存在します。「ホームページにどんなことが書いてあるか」を比較し、業者の信頼度を見極めましょう。

運営者 稲垣

詳細で具体的な公開情報は、お客様に隠しごとをしないという誠意の証でもあります。
また、優良な解体業者は普段から工事の経過を写真に収めています。それにより 作業 の正当性や透明性を証明しているため、詳細な現場の写真を公開できること自体も信頼に繋がります。

ホームページ画像引用:株式会社ウィーゴ

基準5:公共工事を請け負った経験があること

国や地方自治体から発注される公共工事を請け負っていることも、信頼性を判断する1つの基準となります。

公共工事とは「水道・道路・鉄道・ダム・公園・学校」などを対象にした、社会基盤に携わる工事を指します。公共工事を請け負うためにはいくつか条件があり、それらを満たすことで信頼性の裏付けになります。

経営事項審査

公共工事の入札に参加するには経営事項審査を受ける必要があります。この審査では企業の経営状況、技術力、社会性、過去の実績など様々な観点から企業の実力が審査されます。公共工事を請け負えるのは、 企業の経営基盤や技術力が一定水準以上である証です。

入札・契約制度

一般競争入札が採用されることが多く、価格だけでなく技術提案も含めた総合的な評価によって発注先を決定します。これにより、安かろう悪かろうの業者は排除され、 技術力や実績のある優良な業者が選ばれやすいと言えます。

履行保証制度

万が一、業者が倒産したり、自己都合で工事を放棄したりした場合に備えて、契約保証金や履行保証保険への加入が義務付けられています。これにより工事が中断しても保証機関が代替業者を探すなどして、 工事の完成が保証されます。

運営者 稲垣

公共工事は審査と入札によって、工事品質の低い業者が簡単に請け負えないようなシステムになっています。公共工事の実績はホームページで公開している場合も多いので、依頼前に確認しておきましょう。

以下の記事ではさらに網羅的な業者の選び方を紹介しています。「どうしてそれが優良業者の裏付けになるのか」といった、 各基準における専門家の詳細な解説が読めますのでぜひご確認ください。

掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。

調査項目(全50項目)を見る

企業経験・規模 (7)

1,000件以上の実績 500件以上の実績 創業30年以上 従業員30人以上 中間処理場保有 公共工事の経験 重機保有

対応工事 (10)

アスベストレベル1,2除去 ブロック塀 土木工事 リフォーム工事 新築工事 外構工事 火災 杭抜き工事 県外出張 樹木伐採

保有資格 (9)

建設業許可 解体工事業登録 産業廃棄物収集運搬業許可 産業廃棄物処分業許可 石綿作業主任者 建築物石綿含有建材調査者 解体工事施工技士 1級土木施工管理技士 1級建設機械施工管理技士

安全対策・リスク管理 (7)

損害賠償保険 違反歴なし 表彰・受賞 現場清掃 ISO認証 電子マニフェスト 地域貢献・ボランティア

顧客対応・サービス (17)

自社ホームページ 無料見積もり 不要品回収 不要品買取 不動産取引 補助金・助成金申請 土地活用 滅失登記 建設リサイクル届 近隣挨拶 翌営業日連絡 クレジットカード 解体ローン SNS 土対応 日祝対応 年中無休

※項目にカーソルを合わせると詳細な説明が表示されます。

福岡市の解体業者一覧

福岡市の解体業者、全43社をご紹介します。

有限会社エムケイ・コーポレーションの公式サイトスクリーンショット

有限会社エムケイ・コーポレーション

福岡市城南区
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

有限会社エムケイ・コーポレーションは依頼主の希望に関わらず、全ての現場で解体前に「家祓い」を行っています。これは、長年使われた建物に敬意を払う同社の方針によるものです。技術面では「天神AIビル解体工事」といった大規模な商業施設を手掛けた実績があります。また、廃棄物を細かく分別することで依頼主の費用負担を抑える工夫もしています。現地調査には代表者自らが赴き、建物の状況だけでなく依頼主の要望や周辺環境まで丁寧に確認した上で最適な提案を行っています。

スッキリ解体の分析

解体工事は、依頼主にとって長年暮らした家との別れでもあります。エムケイ・コーポレーションが標準サービスとして「家祓い」を行っている点は、そうした依頼主の気持ちに配慮していることの現れと見れます。効率や費用が重視されがちな工事において、こうした一手間を惜しまない姿勢は業者選びの参考になります。例えば現場での丁寧な作業や、近隣住民への細やかな配慮なども期待できるかもしれません。

注目ポイント
  • 全工事で標準的に行われる「家祓い」
  • 「天神AIビル」など大規模な商業施設の解体実績
  • 現地調査には代表者自身が対応
有限会社城戸土木の公式サイトスクリーンショット

有限会社城戸土木

福岡市城南区
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

有限会社城戸土木は、創業から50年以上にわたり土木工事を専門としてきた会社です。公共工事も手掛けており、その技術と経験は解体工事にも活かされています。同社の特徴は建物を解体して更地にするだけでなく、擁壁の設置や造成工事まで一貫して対応できる点です。現場は国家資格である1級土木施工管理技士が管理するため、解体後の土地活用に関する専門的な相談も可能です。

スッキリ解体の分析

解体業者を探す際、多くの人は「建物を壊す技術」に注目します。しかし、城戸土木のように「土地を整備する技術」を持つ会社を選ぶことにも利点があります。例えば解体後の土地に家を建てる場合、地盤の強度や水はけの良さは将来の安全性に直結します。土木工事の専門知識や経験があれば、土地を更地にする段階で将来起こりうる地盤沈下や水はけの問題を考慮した上で整地を進められます。目先の解体だけでなく土地の長期的な安全性を重視する方にとって、検討する価値のある選択肢の一つです。

注目ポイント
  • 土木工事の専門知識を活かした土地整備
  • 公共工事も手掛ける施工管理体制
  • 1級土木施工管理技士による現場管理
九州プライムの公式サイトスクリーンショット

九州プライム

福岡市南区
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

九州プライムは問い合わせから工事完了までをすべて自社スタッフで対応しています。下請け業者を使わないため中間マージンが発生せず、費用を抑えることにつながっています。緊急の相談にも対応しやすい体制です。また、アスベストに関する専門性も特徴の一つです。「一般建築物石綿含有建材調査者」などの有資格者が複数在籍しており、調査から除去まで法令に則って進めます。古い建物の解体など、アスベストが懸念される工事も安心して相談できます。

スッキリ解体の分析

解体工事で特に注意が必要なのがアスベストの扱いです。関連する法律は年々厳しくなっており、不適切な処理が行われた場合は依頼主が責任を問われる可能性もゼロではありません。九州プライムのようにアスベストの調査資格を持つスタッフがいる業者であれば、こうした法的なリスクを避けやすくなります。費用だけでなく、法令をきちんと守れる業者かどうかという視点で選ぶことが結果的に自分自身を守ることにつながります。

注目ポイント
  • 下請けを介さない完全自社施工による中間費用の削減
  • アスベスト調査の専門資格者が複数在籍
  • 個人住宅から商業施設まで幅広い建物の解体実績
アスミオ.株式会社の公式サイトスクリーンショット

アスミオ.株式会社

福岡市西区
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

アスミオ.株式会社は、総合建設会社として解体工事を手掛けています。解体だけでなく、その後の造成・新築工事・不動産売却や活用まで、窓口一つで一貫して相談できるのが特徴です。そのため各工程で別々の業者を探す必要がありません。「九州大学整備工事」のような大規模な公共工事に携わった実績もあります。また、品質管理や環境配慮に関する国際規格「ISO」の認証を取得していることは、同社の管理体制を客観的に判断する上での一つの指標になります。

スッキリ解体の分析

解体した後の土地に家を建て直したり、土地活用を考えたりしている場合、アスミオ.のような総合建設会社に依頼することも選択肢の一つです。解体専門の業者とは異なり、総合建設会社は解体工事を「次の建物を建てるための準備」と捉える傾向があります。そのため後の工程を見据えて、どのような解体や造成が土地にとって最適かを考えながら作業を進めてくれます。プロジェクトの全体像を理解している業者であれば、長期的な視点での相談できます。

注目ポイント
  • 解体から造成・新築・不動産取引までを自社で完結
  • 「九州大学整備工事」をはじめとする大規模な公共工事の実績
  • 品質・環境に関する国際規格「ISO」の認証を取得
松田都市開発株式会社の公式サイトスクリーンショット

松田都市開発株式会社

福岡市博多区
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

1980年の設立以来、福岡市中心部の再開発に伴う解体工事を多く手掛けている会社です。アクロス福岡の旧県警本部や天神イムズビルなど、街の象徴的な建物の解体実績があります。特徴は3D-CADを使って事前に解体工程をシミュレーションする点です。複雑な工事手順をCGで視覚的に確認できるため、関係者との打ち合わせや合意形成がスムーズに進みます。また、品質(ISO9001)・環境(ISO14001)・安全(ISO45001)の3分野で国際規格を取得しており、管理体制が整えられています。

スッキリ解体の分析

福岡市の中心部のような場所での解体工事には建物を壊す技術以外にも様々な能力が求められます。例えば、多くの土地所有者との調整や周辺の商業施設・住民への配慮、行政との協議などです。同社はそうした複雑な条件をクリアし、大規模なプロジェクトを成功させてきた実績があります。技術的な問題だけでなく、多くの人が関わる難しい案件を円滑に進めたい場合に頼りになる業者です。

注目ポイント
  • 福岡中心部での大規模な解体実績(アクロス福岡の旧県警本部など)
  • 3D-CADを活用した施工計画のシミュレーションと可視化
  • 品質・環境・安全に関する国際規格(ISO)の3種取得
株式会社西興の公式サイトスクリーンショット

株式会社西興

福岡市博多区
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

株式会社西興は1967年に設立され、解体工事と廃棄物のリサイクル事業を手掛けています。同社の特徴は太宰府市に複数の大規模なリサイクル工場を自社で保有している点です。解体で発生したがれきや廃プラスチックなどを自社工場で直接処理するため、廃棄物の流れが明確になります。外部の処理業者を挟まないので、中間コストも発生しません。また、戸田建設をはじめとする大手ゼネコンから安全管理について数多くの表彰を受けており、現場の安全性が客観的に評価されていることがわかります。

スッキリ解体の分析

解体工事を依頼するとき、意外と見落としがちなのが「解体後に出るゴミの行方」です。西興のように自社で大規模なリサイクル施設を運営している業者は福岡県内でも多くはありません。自社で処理まで行う業者を選ぶ利点は、廃棄物がどこでどのように処理されるかがはっきりしている点です。これにより、万が一の不法投棄などのトラブルに依頼主が巻き込まれるリスクを避けることにも繋がります。コストだけでなく、こうした「見えない部分」の安心感も業者選びの重要な判断材料です。

注目ポイント
  • 解体から廃棄物処理・再資源化までの一貫体制
  • 廃棄物の種類ごとに処理する太宰府市内の自社リサイクル施設
  • 大手ゼネコン各社から多数の安全表彰実績
株式会社石橋高組の公式サイトスクリーンショット

株式会社石橋高組

福岡市西区
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

株式会社石橋高組は、福岡県内だけでなく佐賀県・長崎県・熊本県など、九州北部広域の解体工事に対応しています。複数の拠点を持つ法人が各地の工事をまとめて依頼するようなケースでも相談が可能です。特徴として、産業廃棄物の「処分業許可」を取得している点が挙げられます。これにより、解体で発生した廃棄物の収集運搬から最終的な処分までの工程を自社で管理しています。外部業者に委託する工程がないため、不法投棄などの心配がなく余計な中間マージンも発生しにくい仕組みです。

スッキリ解体の分析

解体工事では、建物を壊した後に大量の廃棄物がどう処理されるかも重要な確認事項です。石橋高組のように自社で最終処分場を保有し「処分業許可」まで取得している業者は限られます。これは解体から廃棄物処理の最後の工程まで、すべてに責任を持つということを意味します。依頼主から見れば自分たちが出した廃棄物が最終的にどこで、どのように処分されるのかを明確に把握できます。企業のコンプライアンスが厳しく問われる時代において、この透明性の高さは安心して工事を任せられる一つの判断材料です。

注目ポイント
  • 福岡・佐賀・長崎・熊本に対応する広域な事業展開
  • 解体から最終処分まで自社で完結する一貫体制
  • 複数の大規模工事を同時に進められる企業体力
株式会社坂口工業の公式サイトスクリーンショット

株式会社坂口工業

福岡市東区
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

株式会社坂口工業は、官公庁の工事を多数手掛けています。学校や公共施設など、特に厳しい安全管理が求められる現場の経験も少なくありません。こうした公共工事で培われた技術と管理体制は、個人の住宅や民間の建物を解体する際にも活かされます。木造家屋からRC造の建物、さらには地中に残った杭の撤去まで、幅広く対応している点も特徴です。

スッキリ解体の分析

官公庁の工事を継続して受注しているという点は業者を選ぶ上での一つの参考になります。公共工事の入札に参加するには経営状態・過去の実績・安全管理体制など、多くの項目で厳しい審査を通過しなくてはならないからです。特に学校の工事経験がある場合、子どもたちがいる環境で騒音や安全に配慮しながら作業を進めるノウハウが求められます。住宅街での解体など、近隣への配慮が特に重要になる工事を依頼したい場合、こうした経験は安心材料の一つになります。

注目ポイント
  • 公営住宅の解体など、官公庁からの受注実績
  • 学校や公共施設など、厳しい安全基準が求められる現場での施工経験
  • 木造からコンクリート造まで幅広い工事への対応力
株式会社エスケイの公式サイトスクリーンショット

株式会社エスケイ

福岡市博多区
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

株式会社エスケイは、廃棄物処理を専門とする会社です。その知識を活かして解体工事も手掛けています。福岡市内に自社の中間処理施設を保有しており、解体で出た廃棄物の収集運搬から処理までを一貫して行える点が特徴です。これにより、処理のプロセスが分かりやすく、余分な中間マージンも発生しません。特に専門的な対応が求められるアスベスト除去工事も手掛けており、多数の有資格者が法令を遵守して安全な作業にあたっています。

スッキリ解体の分析

保有資格の種類の多さは同社の専門性を判断する上で参考になります。解体の資格だけでなく、「ダイオキシン類業務に係る作業指揮者」や「特別管理産業廃棄物管理責任者」といった、より専門性の高い廃棄物処理に関する資格を保有している点に注目です。これは建物を解体した後、発生した廃棄物を環境や安全に配慮しながら適正に処理できる体制が整っていることを意味します。法令遵守への意識が高く、安心して工事を任せやすい業者の一つです。

注目ポイント
  • 収集運搬から中間処理まで、自社施設での一貫対応
  • 専門スタッフによる安全性を重視したアスベスト除去工事
  • 廃棄物処理や解体に関する多様な国家資格の保有
中村工業株式会社の公式サイトスクリーンショット

中村工業株式会社

福岡市中央区
公共工事実績あり
アスベスト調査資格者在籍
業者紹介

中村工業株式会社は、1906年に創業した総合建設会社です。主な取引先には大林組や鹿島建設などのスーパーゼネコンが名を連ねており、長年にわたる取引実績があります。同社の事業範囲は解体工事にとどまりません。高層ビルの解体はもちろん、ダムやトンネルといった社会インフラに関わる大規模な工事も手掛けています。解体からその後の土木・外構工事までを一貫して自社で管理できる体制が整っているため、依頼主は複数の業者とやり取りする手間を省けます。

スッキリ解体の分析

スーパーゼネコンを主要な取引先としている点は技術力を判断する上で参考になります。大手ゼネコンが元請けとなる工事では品質や安全管理において厳しい基準が設けられています。そのパートナーとして長年にわたり選ばれているということは、その厳しい要求水準を満たす技術力と管理体制を備えていることの現れです。個人の住宅解体を依頼する機会は多くないかもしれませんが、再開発事業が絡むような複雑な工事や、特に安全性が求められる現場では同社のような実績を持つ業者の存在が心強い選択肢となります。

注目ポイント
  • 大林組や鹿島建設などスーパーゼネコンとの取引実績
  • 解体から土木・外構までを一貫して請け負う体制
  • ダム建設や高層ビル解体など大規模・高難易度工事の経験

福岡市の解体業者が見つかりませんでした。

業者選びの「5つのポイント」と合わせて確認!よくある質問Q&A

「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?

「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。

建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。

しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。

解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?

それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。

同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。

例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。

また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。

このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。

もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?

いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。

廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。

不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。

  • 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
  • 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
  • 書面での契約を交わしていない場合

上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。

相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?

相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう

インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。

あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。

また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。

ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?

問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。

解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。

ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。

また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。

ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。

解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?

いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。

解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。

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