兵庫県明石市の解体業者一覧（8社）と費用相場
明石市で信頼できる解体業者をお探しの方へ。
明石市に所在する8社を、50の独自項目（対応工事・保有資格・安全対策など）で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
そこで本記事では、おすすめ業者の紹介に加え、 「明石市の解体費用相場」 についても詳しく解説しています。
下の「明石市の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
解体業界で6年間働く中で感じた『正しい情報が届かない』というもどかしさから、全記事の企画・編集に責任を持っています。専門家への直接取材を通じ、業界経験者として分かりやすい情報提供をお約束します。
明石市の解体費用相場
| 建物構造 | 坪単価あたりの解体費用 | 価格幅 |
|---|---|---|
| 木造 | 37,400円 | 24,800～55,200円 |
| 鉄骨造 | 42,600円 | 41,700～43,600円 |
| RC造 | 74,400円 | 57,300～91,500円 |
| 内装解体 | 35,400円 | 16,100～77,200円 |
※費用相場データは、一般社団法人あんしん解体業者認定協会の提供データをもとに、スッキリ解体が独自に分析・算出したものです。
優良な解体業者の選び方
解体業者を選ぶ際は、価格だけでなく「建設業許可の有無」「過去の行政処分歴」「工事賠償責任保険の加入」など、多角的なチェックが必要です。以下の記事では、優良業者を見極めるための18のチェックポイントを専門家が詳しく解説しています。契約前にぜひご一読ください。
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
※項目にカーソルを合わせると詳細な説明が表示されます。
明石市の解体業者一覧
明石市の解体業者、全8社をご紹介します。
Re:LifeWorks（株式会社グリーンライフ）
Re:LifeWorks（株式会社グリーンライフ）は、リフォームや新築を本業とする地域密着型の工務店です。代表が大工出身であるため、建物の構造を熟知しているのが特徴です。解体後のリフォームや新築工事まで一貫して依頼できるため、次の工程で問題が起きにくいよう計画を立ててくれます。解体から建築までを見通した工事計画は、後の手戻りや追加費用のリスクを減らすことにつながります。また、「建築物石綿含有建材調査者」の資格を持つスタッフが在籍しており、アスベスト調査も法令に則って適切に行います。リフォームローンといった資金計画の相談にも対応しています。
- 大工出身の代表が率いる地域密着型の工務店（リフォーム・新築が本業）
- 建物の構造を理解した担当者による、次の建築を考慮した解体計画の立案
- 「建築物石綿含有建材調査者」の資格保有者が在籍し、法令に準拠した調査が可能
株式会社日光
株式会社日光は、昭和39年の設立以来、明石公園や国道2号線といった公共工事を60年近くにわたり手掛けてきました。自治体から継続的に工事を受注しているため、同社の技術力や安全管理体制を判断する上での一つの参考になります。特に空き家の解体ではアスベストの調査・除去や、解体後の土地の売却といった専門的な問題が付随します。同社には「石綿作業主任者」と「宅地建物取引士」の両方が在籍しているため、これらの問題を一つの窓口で相談できます。解体から不動産整理まで、まとめて任せられる体制が整っています。
空き家の整理が難しいのは単に建物を壊すだけでなく、アスベストの専門的な処理や土地の売却といった法律知識が関わるからです。通常であればアスベストは専門業者、不動産は不動産会社へと、別々に相談しなければなりません。その点、同社には「石綿作業主任者」と「宅地建物取引士」が社内にいるため、依頼者が複数の業者とやり取りする手間が省けます。解体からその後の土地活用まで一人の担当者と話を進められる点は、相談する側にとって大きな安心材料となるでしょう。
- 60年にわたる公共工事の継続受注実績
- 宅地建物取引士による解体後の土地売却サポート
- 石綿作業主任者によるアスベスト調査・除去の自社対応
木村工業株式会社
木村工業株式会社は、明石市で廃棄物処理を主な事業としています。同社の解体工事の大きな特徴は、廃棄物処理まで自社で一貫して行える点です。自社で「中間処理場」と「最終処分場」を保有しているため、解体で出た廃棄物の収集運搬から処分、リサイクルまで他社を介しません。そのため中間マージンを抑えた費用での解体が期待でき、不法投棄といったリスクの管理もしやすい体制が整っています。
解体工事の見積もりや信頼性を考える上で、工事で出た廃棄物をどう処理するかは重要なポイントです。その点、木村工業株式会社は廃棄物処理自体を本業としています。自社で処分場まで持っているため、中間業者にかかる費用が不要になるだけでなく、誰がどこでどのように廃棄物を処理するのかが明確であるといえます。最後まで自社で責任を持って管理してくれるため、特にコンプライアンスを重視する法人にとって、安心して依頼しやすい業者だとうかがえます。
- 自社で「中間処理場」と「最終処分場」を保有
- 解体から処分までの中間マージンが発生しない一貫体制
- 環境マネジメントの国際規格「ISO14001」認証の取得
株式会社ハロークリーン
株式会社ハロークリーンは、廃棄物処理業を母体とする解体業者です。大きな特徴は、解体工事で発生した廃棄物を収集運搬から最終処分場での処理まで自社で一貫して行える点にあります。すべての工程を自社で管理するため、不法投棄などのリスクを抑えられます。また他社を介さないため中間マージンが発生せず、費用の内訳が分かりやすいのも利点です。富士通や三菱重工といった大手企業との取引実績もあります。さらに「古物商許可」を取得しており、家財などの不用品を買い取ることで、解体費用の一部に充てられる可能性があります。
取引先に大手企業が名を連ねている点は、業者の信頼性を判断する一つの参考になります。一般的に大企業は取引先を選ぶ際に、法令遵守や環境への配慮といった点で独自の厳しい基準を設けていることが多いです。その審査をクリアしているため、公的な許可に加えて会社の管理体制がしっかりしていることの目安になります。安心して任せられる業者か見極める上で、注目したいポイントです。
- 解体から最終処分まで自社で完結する一貫体制
- コベルコ建機や富士通など大手企業との取引実績
- 古物商許可に基づいた不用品の買取サービス
瓜生建設株式会社
瓜生建設株式会社は、建設・土木工事を専門とする会社です。解体工事だけでなく、その後の土地の造成や駐車場の舗装、外構工事までを一社で請け負っています。社内には「1級土木施工管理技士」の資格を持つ担当者が在籍しています。解体後の利用計画まで見越して工事を進められます。解体と造成などを別々の業者に頼む必要がないため、業者間の引き継ぎの手間や連絡ミスなどを防げる点も特徴です。
解体した土地を駐車場にしたり、家を建て直したりする計画がすでにある場合、同社のような建設・土木も手掛ける業者は相談しやすい相手です。解体と次の工事を別々の会社に依頼すると、「整地の高さが足りなかった」「水道管の位置が聞いていた場所と違う」といった引き継ぎ上のトラブルが起こることがあります。一社で全体を管理してもらえれば、最終的な土地の利用方法から逆算して解体を進めてくれるため、安心して工事を任せやすいでしょう。
- 解体から造成・舗装・外構工事までを一貫して対応
- 国家資格「1級土木施工管理技士」が在籍
- 業者間の引き継ぎがなく、工期や費用面で有利
朝比奈興産株式会社
昭和10年創業の朝比奈興産株式会社は、長年にわたり明石市のLPガスや都市ガス、水道工事といった生活インフラを担ってきた会社です。その専門性を活かし、解体工事においてもガス管や水道管の撤去・閉栓作業までを自社の専門部署で一貫して行っています。通常は外部業者に委託することが多いライフライン関連の工事を社内で完結できるため、責任の所在がはっきりしている点が特徴です。
解体工事では、ガスや水道管の処理を外部の専門業者に任せることが一般的です。その点、朝比奈興産はインフラ事業者としての専門部署を持っているため、自社で対応できます。これは依頼する側にとって、大きな安心材料の一つとなるでしょう。万が一トラブルが起きた場合でも、解体業者とインフラ業者との間で責任の所在が曖昧になる心配がありません。約90年間、地域のライフラインを管理してきた実績が、工事の確実性につながっています。
- 昭和10年創業、約90年にわたり地域のインフラ事業に従事
- ガス・水道工事の専門部署を社内に保有
- ライフラインの撤去まで含めた一貫対応が可能
野瀬田建設株式会社
野瀬田建設株式会社は、明石市で50年以上にわたり事業を続けている会社です。現在は親子二代で経営しており、地域に根差したサービスを提供しています。同社の特徴は、解体工事だけでなく土木工事も専門としている点です。そのため建物を解体した後の土地の造成や外構工事まで、一貫して依頼できます。少数精鋭の体制をとり、代表者自身が現場を管理することで、施主との円滑なコミュニケーションを心掛けています。
解体と土木の両方を専門としている点は、業者選びの参考になります。例えば解体工事では、作業を始めてから地中にコンクリートの塊などが見つかるケースがあります。土木工事の経験が豊富な業者であれば、こうした予期せぬ事態にもスムーズに対応しやすいでしょう。解体後の土地の造成まで手掛けているため、その後の土地活用を見据えた相談ができる点も依頼する側にとって心強いポイントです。
- 明石市で50年を超える事業実績と親子二代での経営
- 解体工事と土木工事の両方を専門とし、造成まで対応可能
- 少数精鋭で、代表者が直接現場を管理する体制
優建グループジャパン株式会社
明石市・神戸市西区を拠点とする解体業者です。宅地建物取引業免許も保有しているため、不動産に関する専門知識を持っています。大きな特徴は相続などで発生した空き家について、解体を前提とせずに相談できる点です。所有者の状況や意向に合わせて、売却や賃貸といった複数の選択肢の中から、より良い活用法を検討します。遺品整理から解体、その後の不動産売却まで、関連する手続きをまとめての依頼も可能です。
一般的な解体業者は、解体工事をすることが事業の目的です。一方、ハロークリーンは不動産事業も手掛けているため、同社にとって解体はあくまで選択肢の一つとなります。「この空き家をどうするのが持ち主にとって最も良いのか」という視点から相談に乗ってくれるのが特徴と言えます。遺品整理、解体、不動産売却のすべてに自社で対応できる体制があるため、それぞれの所有者の事情に合わせた柔軟な提案が期待できます。
- 解体から遺品整理、不動産売却まで一貫して対応
- 「空家110番」を通じ、解体を前提としない活用法も提案
- 宅地建物取引業免許を保有し、資産価値を考慮した相談が可能
明石市の解体業者が見つかりませんでした。
解体業者の選び方でよくある質問
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき？
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「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか？
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それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代（借りる費用）がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか？
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いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか？
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相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物（不用品）の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体
【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの？費用はいくらかかる？ 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか？
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問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか？
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いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。
解体後の土地に家を建てる予定があるなら、建築を本業とする業者に解体を依頼するのも一つの方法です。建物の構造をよく理解しているため、どの柱や基礎を残せば再利用できるか、配管などを傷つけずにどう壊せば後の工事がしやすいかを判断しながら作業を進めてくれます。ただ壊すだけでなく次の建築の「下準備」として解体を行うため、結果として新築やリフォームの工事がスムーズに進み、全体の工期短縮やコスト削減も期待できるでしょう。