神奈川県横浜市の解体業者一覧617社 | 3ページ目
横浜市の解体業者をお探しの方へ。
「スッキリ解体」が、横浜市に所在する617社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
このページでは、まず優良な解体業者の選び方を解説し、その後に「横浜市の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
優良な解体業者の選び方【5つのポイント】
安心して依頼できる解体業者を選ぶ際にチェックするべき 5つのポイントをご紹介します。
基準1:建設業許可の保有・解体工事業の登録がされていること
解体工事を行うためには、「建設業許可」の保有または「解体工事業の登録」のいずれかが必要です。 許可・登録がない状態で解体工事を行うことは違法行為にあたるため、必ずどちらかを保有・登録している業者を選びましょう。
- 建設業許可(解体工事業)
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解体工事においては1件の請負金額が 500万円以上(税込)の工事を行う場合に必要となる許可。
- 解体工事業の登録
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解体工事を請け負うための登録。ただし1件の請負金額が 500万円未満(税込)の工事のみ請け負える。
解体工事を請け負う業者が無許可だと判明した場合、建設業法違反により 工事中止命令や、 営業停止処分が下されることがあります。その場合、解体工事の予定は大幅に遅れ、費用も時間も余計にかかってしまうことになりかねません。
また、コンプライアンス意識や技術力の不足により 「不法投棄・現場での事故」を起こす可能性もあります。業者が許可の保有・登録を行っているかは事前に必ず確認しましょう。
基準2:産業廃棄物収集運搬業許可を保有していること
産業廃棄物を収集運搬する資格である 「産業廃棄物収集運搬業許可」を取得するには、指定の講習や経営状況などの要件をクリアする必要があるため、 会社としての信頼の裏付けになります。
- 運搬車両・車両保管の要件
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廃棄物の種類に応じて、飛散や流出を防ぐ構造であることが求められます(土砂を運ぶダンプにシートをかけられる、液体を運ぶタンクローリーに漏洩防止措置があるなど)。また、運搬車両を適切に保管できる駐車場を確保しなければいけません。
- 講習会の修了
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日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)が実施する「産業廃棄物収集・運搬課程」の講習会を受講し、試験に合格して修了証を取得している必要があります。つまり「 収取運搬に必要な知識を習得しているか」が求められます。
- 利益・債務超過の要件
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直近3年間の決算書において、経常利益や当期純利益がマイナスでないことや、貸借対照表において負債総額が資産総額を上回る「債務超過」の状態でないことが原則です。つまり 「経営的に安定しているか」が審査されます。
- 事業内容の明確化
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取り扱う産業廃棄物の種類、運搬方法や使用する車両、適正な処理ルートなどを明確化する義務があります。廃棄物をどこからどこへ、どのように運ぶかを決定します。つまり「 廃棄物を適切に処理することの証明」をしなくてはいけません。
また、産業廃棄物収集運搬許可を持っていることで、 解体業者にとって最適なルートでゴミを処分できるというメリットもあります。処分を外部に委託するケースと比べて費用を抑えやすい傾向があります。
運営者 稲垣
廃棄物の処分費用は一律ではなく、処分場によって変動があります。木材はAの処分場、鉄くずはBの処分場へ持ち運ぶなどして、処分コストを抑える工夫をしている業者もいるため、自社で許可を保有していることが望ましいと言えます。
基準3:過去に違反歴がないこと
解体業者が違法工事や不法投棄を行うと違反歴がつきます。 創業 し て から違反歴が一切ないことも信頼の証です。
違反歴を依頼者自身で確認する場合は、国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」や、産業廃棄物処理事業振興財団の「許可取消処分情報」で検索できます。
違反歴があるからといって必ずしも危険な業者とは限りませんが、 安全意識の高さを判断する基準としては有効です。
基準4:自社でホームページを保有していること
解体業者が自社でホームページを保有していると、様々な情報を調べられます。
一般的には「会社概要」「事業案内」「施工実績」「経営理念」「設備・施設案内」「スタッフ紹介」「保有資格」「企業の強み」「お客様の声」「ブログ・SNS」などが掲載されています。
中には、 施工実績を写真つきで公開している解体業者や、 明瞭な料金体系を掲載している業者も存在します。「ホームページにどんなことが書いてあるか」を比較し、業者の信頼度を見極めましょう。
運営者 稲垣
詳細で具体的な公開情報は、お客様に隠しごとをしないという誠意の証でもあります。
また、優良な解体業者は普段から工事の経過を写真に収めています。それにより 作業
の正当性や透明性を証明しているため、詳細な現場の写真を公開できること自体も信頼に繋がります。
基準5:公共工事を請け負った経験があること
国や地方自治体から発注される公共工事を請け負っていることも、信頼性を判断する1つの基準となります。
公共工事とは「水道・道路・鉄道・ダム・公園・学校」などを対象にした、社会基盤に携わる工事を指します。公共工事を請け負うためにはいくつか条件があり、それらを満たすことで信頼性の裏付けになります。
- 経営事項審査
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公共工事の入札に参加するには経営事項審査を受ける必要があります。この審査では企業の経営状況、技術力、社会性、過去の実績など様々な観点から企業の実力が審査されます。公共工事を請け負えるのは、 企業の経営基盤や技術力が一定水準以上である証です。
- 入札・契約制度
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一般競争入札が採用されることが多く、価格だけでなく技術提案も含めた総合的な評価によって発注先を決定します。これにより、安かろう悪かろうの業者は排除され、 技術力や実績のある優良な業者が選ばれやすいと言えます。
- 履行保証制度
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万が一、業者が倒産したり、自己都合で工事を放棄したりした場合に備えて、契約保証金や履行保証保険への加入が義務付けられています。これにより工事が中断しても保証機関が代替業者を探すなどして、 工事の完成が保証されます。
運営者 稲垣
公共工事は審査と入札によって、工事品質の低い業者が簡単に請け負えないようなシステムになっています。公共工事の実績はホームページで公開している場合も多いので、依頼前に確認しておきましょう。
以下の記事ではさらに網羅的な業者の選び方を紹介しています。「どうしてそれが優良業者の裏付けになるのか」といった、 各基準における専門家の詳細な解説が読めますのでぜひご確認ください。
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
調査項目(全50項目)を見る
企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
※項目にカーソルを合わせると詳細な説明が表示されます。
横浜市の解体業者一覧
横浜市の解体業者、全617社をご紹介します。
シアル解体株式会社
シアル解体株式会社は、2021年に設立された解体工事業者です。同社の特徴として、契約が成立するまで相談を何度でも無料で受け付けています。専門的な工事内容についても、依頼主が十分に理解し、納得した上で契約に進むプロセスを大切にしています。対応範囲は木造家屋のほか、RC造のビルや店舗の内装解体まで幅広く、主な対応エリアは首都圏です。
- 契約まで回数無制限の無料相談
- 依頼主の理解と納得を重視する進行
- 首都圏での木造からビル解体まで対応
株式会社三浦基礎
株式会社三浦基礎は、産業機械を設置するための「機械台基礎工事」を主力事業としています。この工事は、稼働中の工場の隣で生産ラインに影響を与えずにミリ単位の精度で施工する必要があります。そのため、周辺環境への配慮や精密な作業を得意としています。その技術から大手機械メーカーなどを主要取引先としており、工場やプラント内の設備更新に伴う解体工事などを多く手掛けています。
工場の解体工事を検討する上で、同社の成り立ちは参考になります。例えば生産ラインを動かしながら隣の機械の基礎だけを撤去する場合、少しの振動や粉塵でも製品に影響が出てしまう可能性があります。同社はそうした環境での基礎工事を専門としてきたため、どのような手順で作業すれば生産活動への影響を最小限に抑えられるかを熟知しています。一般的な住宅の解体ではもちろん、工場内の設備入れ替えや特殊な建物の解体などの専門的な配慮が求められる工事でも頼りになる業者です。
- 工場の稼働を止めない「機械台基礎工事」が事業の中心
- 大手機械メーカーや商社との多数の取引実績
- 工場やプラントなど、特殊な環境での難易度の高い工事に対応
株式会社キクシマ
株式会社キクシマは、解体工事だけでなく、設計から施工まで手掛ける総合建設会社です。注文住宅や商業施設、リノベーションなど、デザイン性の高い建築を数多く手掛けてきた実績があります。そのため、同社では解体から新築までを一貫して請け負うことが可能です。また、自社で鉄骨製作工場を保有しており、建築における技術的な基盤も持っています。社会的な信頼性の面では、女性活躍推進企業として厚生労働大臣から「えるぼし」の認定を受けています。
解体後の建て替えを検討している場合、キクシマのように建築まで一貫して対応できる会社は選択肢の一つです。一般的に解体と建築は別々の業者に依頼しますが、1社にまとめることで新しい建物の構造を熟知した上で最適な解体計画を立てられるという利点があります。解体時に判明した地中の障害物や地盤の状態といった情報をその後の建築工事へスムーズに引き継げるため、業者間の連携不足によるトラブルを防ぎやすいです。特にデザインにこだわった家づくりを考えている方にとって、解体の段階から建築の専門家が関わる体制は安心材料です。
- 総合建設会社による解体工事
- デザイン性の高い注文住宅や商業施設の実績
- 解体から新築まで一貫した対応
- 自社に鉄骨製作工場を保有
- 女性活躍推進企業「えるぼし」認定
株式会社樋口工業
株式会社樋口工業は、解体工事に使う重機や運搬用のトラック、足場などを自社で保有しています。機材を外部からレンタルする必要がないため、その分の費用を抑えた工事が可能です。万が一の事故に備え、賠償責任保険に加入していることも明記されています。また、建設リサイクル法の届出や建物の滅失登記といった専門的な知識が必要な行政手続きの代行も依頼できます。
解体工事の見積もりには重機などのレンタル費用が含まれるのが一般的です。樋口工業のように自社で機材を保有している場合はその費用がかからないため、全体のコストを抑えやすくなります。また、レンタル会社の空き状況を待つ必要がないので希望する時期に工事を始めやすいという利点もあります。解体工事には専門的な手続きが伴いますが、同社はそうした手続きの代行も行っており、初めて解体を依頼する方でも相談しやすい業者です。
- 重機や足場の自社保有による中間コストの削減
- 万が一の事故に備える賠償責任保険への加入
- 建設リサイクル法の届出など各種手続きの代行
有限会社ストーク興業
有限会社ストーク興業は横浜市青葉区を拠点に、はつり・解体工事全般を手掛けています。同社の特徴は、現場の状況に応じて作業計画を柔軟に組み立てる点です。経験のある職人が効率的な手順を判断することで、工期の短縮やコストの削減につなげています。また、解体工事で発生した産業廃棄物の収集運搬まで一貫して対応しているため、依頼主が別々の業者を手配する必要がありません。拠点のある横浜市青葉区周辺であれば迅速な対応が期待できます。
解体工事は建物の状態や周辺環境が現場ごとに違うため、画一的な進め方はできません。効率よく安全に作業を進めるには、「どこから重機を入れるか」「どの順番で部材を解体するか」といった現場での判断が重要になります。作業手順に無駄がなくなれば、その分重機を使う時間や作業員の人数を抑えられ、工期の短縮だけでなく結果的に費用全体の削減にもつながります。つまり現場ごとの状況に合わせて柔軟な計画を立てられる業者であれば、コストを抑えつつスムーズな工事が期待できます。
- 現場の状況判断に基づく効率的な作業計画
- 工期短縮とコスト削減につなげる施工管理
- 横浜市青葉区を中心とした地域密着の対応
- 産業廃棄物の収集運搬まで一貫して対応
株式会社正司建設
株式会社正司建設は設計から施工、メンテナンスまでを一貫して手掛ける総合建設会社です。解体工事を専門とする業者ではありませんが、新築やリフォームの実績が豊富です。そのため、現在の住まいの解体から新築までといった建て替えの計画全体を依頼できます。同社は「当たり前のことを丁寧に徹底する」という理念を掲げており、これは完成後には見えなくなる基礎部分などの施工にも反映されています。解体だけでなく、その後の建築まで見据えた相談が可能です。
「当たり前のことを丁寧に」という言葉は、簡単そうに聞こえるかもしれません。しかし工期や費用が決まっている中で、見えない部分の品質まで保ち続けるのは難しいことです。この言葉を理念として掲げている点は、その会社の姿勢を判断する上での参考になります。また、同社では解体から建築まで同じ担当者と相談しながら計画を進められるため、安心して工事を任せられます。
- 設計から施工、メンテナンスまで手掛ける総合建設会社
- 「当たり前のことを丁寧に徹底」という理念
- 新築、リフォームにも対応
株式会社コクド
株式会社コクドは、建物の解体工事に加えて遺品整理や不用品の回収も行っています。特に相続した空き家を解体する際に、家の中の片付けから工事までを一つの窓口で進められる点が特徴です。同社には「遺品整理士」の資格を持つスタッフが在籍しているため、専門知識に基づいた丁寧な対応が期待できます。解体業者と遺品整理業者を別々に探す手間が省けるため、依頼主の負担軽減につながります。
相続した家を解体する場合、まず家財をどうするかという問題に直面します。解体業者とは別に不用品回収業者を探すのが一般的ですが、両者の連絡がうまくいかないこともあります。コクドのように、解体だけでなく遺品整理まで自社で対応できる業者は多くありません。特に「遺品整理士」という資格を持つスタッフがいる点は、業者選びの参考になります。この資格は、単に物を片付ける技術だけでなく依頼主の気持ちを考えて作業を進めるための専門知識があることを示しています。大切な実家の整理を安心して任せたいと考える方にとって心強い選択肢の一つになります。
- 遺品整理士の資格を持つスタッフが在籍
- 空き家の片付けから解体まで一括して依頼可能
- 一般社団法人遺品整理士認定協会の正規法人会員
京浜不動産株式会社
京浜不動産株式会社は、1953年に横浜で設立された会社です。東証一部上場の総合ロジスティクス企業「株式会社日新」のグループ会社であり、安定した経営基盤を持っています。事業の大きな特徴は、「不動産事業」「建物管理」「建設事業」の3つを連携させている点です。これにより土地の売買から建物の建設、その後のメンテナンスや大規模修繕、そして解体工事まで、一貫して依頼可能です。横浜の復興期から事業を始め、自社ビル「京濱ビル」の建設では市の建築コンクールで表彰された実績もあります。近年では耐震補強工事も手がけるなど、長年にわたり建物の建設から維持管理まで携わってきたノウハウが蓄積されています。
親会社が安定した上場企業である点は、長期的なお付き合いを考える上で安心材料の一つになります。会社の基盤がしっかりしているため、工事後の保証やアフターフォローも期待できます。また、自社でビルを建設して受賞歴があるだけでなく、長年にわたり管理や耐震補強まで行っている点も見逃せません。これは建物を建てて終わりではなく、その後の維持管理まで一貫して見てきた経験があるということです。建物のライフサイクル全体を理解している業者なので、長期的な視点での提案が期待できます。解体だけでなく、その後の土地活用やリフォームまで視野に入れている方にとって心強い相談相手です。
- 東証一部上場企業のグループ会社である高い信頼性
- 横浜の地で約70年にわたる事業実績
- 不動産・建物管理・建設を一貫して手がける総合力
- 自社ビルでの受賞や耐震補強工事といった確かな技術
株式会社RIZE
株式会社RIZEは、大型ダンプ6台とユンボ5台を自社で保有しています。これにより重機のレンタル費用がかからず、工事全体のコスト削減に繋がっています。加えて、現場で出る廃材を木材やコンクリートなどに細かく分別することも処分費用を抑える工夫の一つです。こうした取り組みは外部からも評価されており、「あんしん解体業者認定協会」の取材を受けた実績があります。近隣への配慮にも力を入れており、これまでにクレームがほとんど発生していない点も特徴です。
重機の保有状況について、具体的な台数まで公開している点は業者選びの参考になります。自社で重機を保有している利点は単にレンタル費用を削減できるだけではありません。例えば工事中に予期せぬ地中の障害物が見つかった場合でも、自社の重機とオペレーターをすぐに現場へ向かわせられます。外部の業者を手配する手間と時間がかからないため、工期の遅れを少なくできる可能性があります。このような不測の事態への対応力は、安心して工事を任せられるかどうかを判断する一つの材料になります。
- 大型ダンプ6台、ユンボ5台の自社保有による中間コストの削減
- 現場での廃材の細かな分別による廃棄物処分費用の圧縮
- 「あんしん解体業者認定協会」からの取材実績
株式会社スマートコミュニティー
株式会社スマートコミュニティーは、アスベスト除去や焼却炉、ガソリンスタンドの解体といった特殊な工事に対応しています。特に危険性が高いレベル1のアスベスト除去も手掛けており、厳しい安全管理が求められる現場でも安心して任せられます。また、金属スクラップを扱うメタル事業も展開しており、解体で発生した金属廃棄物を自社で再資源化する仕組みは、環境負荷の低減にも繋がっています。
解体業者を選ぶ際、解体で出た廃棄物をどう処理するかも重要な確認点です。スマートコミュニティーのように自社で金属リサイクルの事業を行っている場合、解体で発生した金属くずの処理を外部に委託する必要がありません。中間業者を挟まない分、廃棄物の処理コストを抑えやすく、結果として解体費用全体にも良い影響が期待できます。環境への配慮とコストの両方を重視したい場合にピッタリの業者です。
- レベル1のアスベスト除去に対応
- 焼却炉やガソリンスタンドの解体実績
- 自社のメタル事業による資源リサイクル
- 解体から再資源化までの一貫対応
横浜市の解体業者が見つかりませんでした。
業者選びの「5つのポイント」と合わせて確認!よくある質問Q&A
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
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「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
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それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
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いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
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相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
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問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
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いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。




解体工事では専門用語も多く、一度の説明ですべてを理解するのは難しいものです。その点、契約前に何度でも無料で相談できる体制は、依頼主にとって安心材料になります。特に、初めて解体を依頼する方や、疑問点を一つひとつ解消しながら慎重に業者を選びたい方にとって相談しやすい会社です。