神奈川県横浜市青葉区の解体業者一覧28社 | 2ページ目
横浜市青葉区の解体業者をお探しの方へ。
「スッキリ解体」が、横浜市青葉区に所在する28社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
このページでは、まず優良な解体業者の選び方を解説し、その後に「横浜市青葉区の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
横浜市青葉区の解体費用相場
| 建物構造 | 坪単価(実勢価格) | 現場状況による費用の変動幅 |
|---|---|---|
| 木造 | 37,390円 | 26,400~68,724円 |
| 鉄骨造 | 37,404円 | 29,312~45,000円 |
| RC造 | 79,292円 | 65,967~109,689円 |
| 内装解体 | 38,376円 | 38,376~38,376円 |
※この費用相場データは、あんしん解体業者認定協会の提供データに基づき掲載しています。
優良な解体業者の選び方【5つのポイント】
安心して依頼できる解体業者を選ぶ際にチェックするべき 5つのポイントをご紹介します。
基準1:建設業許可の保有・解体工事業の登録がされていること
解体工事を行うためには、「建設業許可」の保有または「解体工事業の登録」のいずれかが必要です。 許可・登録がない状態で解体工事を行うことは違法行為にあたるため、必ずどちらかを保有・登録している業者を選びましょう。
- 建設業許可(解体工事業)
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解体工事においては1件の請負金額が 500万円以上(税込)の工事を行う場合に必要となる許可。
- 解体工事業の登録
-
解体工事を請け負うための登録。ただし1件の請負金額が 500万円未満(税込)の工事のみ請け負える。
解体工事を請け負う業者が無許可だと判明した場合、建設業法違反により 工事中止命令や、 営業停止処分が下されることがあります。その場合、解体工事の予定は大幅に遅れ、費用も時間も余計にかかってしまうことになりかねません。
また、コンプライアンス意識や技術力の不足により 「不法投棄・現場での事故」を起こす可能性もあります。業者が許可の保有・登録を行っているかは事前に必ず確認しましょう。
基準2:産業廃棄物収集運搬業許可を保有していること
産業廃棄物を収集運搬する資格である 「産業廃棄物収集運搬業許可」を取得するには、指定の講習や経営状況などの要件をクリアする必要があるため、 会社としての信頼の裏付けになります。
- 運搬車両・車両保管の要件
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廃棄物の種類に応じて、飛散や流出を防ぐ構造であることが求められます(土砂を運ぶダンプにシートをかけられる、液体を運ぶタンクローリーに漏洩防止措置があるなど)。また、運搬車両を適切に保管できる駐車場を確保しなければいけません。
- 講習会の修了
-
日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)が実施する「産業廃棄物収集・運搬課程」の講習会を受講し、試験に合格して修了証を取得している必要があります。つまり「 収取運搬に必要な知識を習得しているか」が求められます。
- 利益・債務超過の要件
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直近3年間の決算書において、経常利益や当期純利益がマイナスでないことや、貸借対照表において負債総額が資産総額を上回る「債務超過」の状態でないことが原則です。つまり 「経営的に安定しているか」が審査されます。
- 事業内容の明確化
-
取り扱う産業廃棄物の種類、運搬方法や使用する車両、適正な処理ルートなどを明確化する義務があります。廃棄物をどこからどこへ、どのように運ぶかを決定します。つまり「 廃棄物を適切に処理することの証明」をしなくてはいけません。
また、産業廃棄物収集運搬許可を持っていることで、 解体業者にとって最適なルートでゴミを処分できるというメリットもあります。処分を外部に委託するケースと比べて費用を抑えやすい傾向があります。
運営者 稲垣
廃棄物の処分費用は一律ではなく、処分場によって変動があります。木材はAの処分場、鉄くずはBの処分場へ持ち運ぶなどして、処分コストを抑える工夫をしている業者もいるため、自社で許可を保有していることが望ましいと言えます。
基準3:過去に違反歴がないこと
解体業者が違法工事や不法投棄を行うと違反歴がつきます。 創業 し て から違反歴が一切ないことも信頼の証です。
違反歴を依頼者自身で確認する場合は、国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」や、産業廃棄物処理事業振興財団の「許可取消処分情報」で検索できます。
違反歴があるからといって必ずしも危険な業者とは限りませんが、 安全意識の高さを判断する基準としては有効です。
基準4:自社でホームページを保有していること
解体業者が自社でホームページを保有していると、様々な情報を調べられます。
一般的には「会社概要」「事業案内」「施工実績」「経営理念」「設備・施設案内」「スタッフ紹介」「保有資格」「企業の強み」「お客様の声」「ブログ・SNS」などが掲載されています。
中には、 施工実績を写真つきで公開している解体業者や、 明瞭な料金体系を掲載している業者も存在します。「ホームページにどんなことが書いてあるか」を比較し、業者の信頼度を見極めましょう。
運営者 稲垣
詳細で具体的な公開情報は、お客様に隠しごとをしないという誠意の証でもあります。
また、優良な解体業者は普段から工事の経過を写真に収めています。それにより 作業
の正当性や透明性を証明しているため、詳細な現場の写真を公開できること自体も信頼に繋がります。
基準5:公共工事を請け負った経験があること
国や地方自治体から発注される公共工事を請け負っていることも、信頼性を判断する1つの基準となります。
公共工事とは「水道・道路・鉄道・ダム・公園・学校」などを対象にした、社会基盤に携わる工事を指します。公共工事を請け負うためにはいくつか条件があり、それらを満たすことで信頼性の裏付けになります。
- 経営事項審査
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公共工事の入札に参加するには経営事項審査を受ける必要があります。この審査では企業の経営状況、技術力、社会性、過去の実績など様々な観点から企業の実力が審査されます。公共工事を請け負えるのは、 企業の経営基盤や技術力が一定水準以上である証です。
- 入札・契約制度
-
一般競争入札が採用されることが多く、価格だけでなく技術提案も含めた総合的な評価によって発注先を決定します。これにより、安かろう悪かろうの業者は排除され、 技術力や実績のある優良な業者が選ばれやすいと言えます。
- 履行保証制度
-
万が一、業者が倒産したり、自己都合で工事を放棄したりした場合に備えて、契約保証金や履行保証保険への加入が義務付けられています。これにより工事が中断しても保証機関が代替業者を探すなどして、 工事の完成が保証されます。
運営者 稲垣
公共工事は審査と入札によって、工事品質の低い業者が簡単に請け負えないようなシステムになっています。公共工事の実績はホームページで公開している場合も多いので、依頼前に確認しておきましょう。
以下の記事ではさらに網羅的な業者の選び方を紹介しています。「どうしてそれが優良業者の裏付けになるのか」といった、 各基準における専門家の詳細な解説が読めますのでぜひご確認ください。
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
調査項目(全50項目)を見る
企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
※項目にカーソルを合わせると詳細な説明が表示されます。
横浜市青葉区の解体業者一覧
横浜市青葉区の解体業者、全28社をご紹介します。
雄生株式会社
雄生株式会社は、解体費用を抑えるための具体的な工夫を行っています。一つは、ハウスメーカーなどを介さず直接契約する「自社施工」です。この方法により中間マージンが発生しないため、費用を最大で20%近く抑えられます。もう一つの特徴が解体で出た廃棄物を細かく分別し、資源として再利用する取り組みです。これは環境に配慮するだけでなく、産業廃棄物の処理費用そのものを削減することにもつながります。ホームページには坪単価や付帯工事の料金目安が明記されており、依頼する前に費用感を把握しやすい点も安心材料です。
- 仲介業者を挟まない自社施工による中間マージンの削減
- 産業廃棄物の分別と再資源化による処理コストの削減
- ホームページ上に坪単価などの詳細な料金目安を公開
株式会社R.solution
株式会社R.solutionは、解体工事の中でも特に専門性が求められるアスベストの除去を専門とする会社です。施工実績には、銀行の本社ビル・合同庁舎・市役所・小中学校といった公共性の高い施設での工事が多数を占めています。こうした施設での工事は、一般的に厳格な安全管理基準や作業手順が求められます。また、アスベストの飛散を防止するための「負圧除塵装置」や「エアシャワー」といった専門機材を多数保有している点も特徴です。これらの事実から、同社がアスベスト除去に関する高度な技術力と徹底した安全管理体制を備えていることがうかがえます。
R.solutionの実績には、銀行・官公庁・学校などが並んでいますが、これは業者選定の際に参考になる点です。なぜなら、多くの人が利用する施設の工事では発注者側が非常に厳しい安全基準を設けているからです。そうした基準をクリアして工事を任されているという事実は、技術力や安全管理能力を客観的に示す一つの指標です。また、古い建物の解体ではアスベストの存在が課題となるケースが少なくありません。アスベスト処理に関する不安や疑問がある場合は、こうした専門業者に一度相談してみるのが良いでしょう。
- アスベスト除去工事に特化
- 銀行本店や官公庁、学校での豊富な施工実績
- 負圧除塵装置などの専門機材を多数保有
- 大手建設会社との取引実績
城建設株式会社
城建設株式会社は、2017年に設立された横浜市青葉区の建設会社です。主に建物の骨組みを作る「鉄骨組立」や、高所作業の安全に不可欠な「足場組立解体」を専門としています。同社の手掛ける鉄骨組立は「建方(たてかた)」とも呼ばれ、建築物全体の強度を左右する重要な工程です。また、作業員の安全を守る足場の設置も工事全体の品質と安全管理の要となります。ホームページでは「安心・安全・誠実」という経営理念が掲げられており、建築現場の根幹を支える同社の事業内容と一致しています。Instagramでは実際の作業風景も公開されており、どのような現場で、どのように仕事が進められているのかを直接確認できます。
建設現場における「とび職」「鉄骨組立」「足場組立」といった仕事は、一般の方には馴染みが薄いかもしれません。しかし、これらは現場全体の安全と完成する建物の品質を根底から支える専門性の高い分野です。例えば緻密に組まれた足場がなければ、作業員は安全に高所作業を行えません。また、鉄骨のわずかなズレが建物全体の耐久性に影響を及ぼすこともあります。城建設のように、こうした専門分野に特化している会社は大規模な建築プロジェクトほど重要な存在となります。建物の見えない部分である「骨格」と「安全」を任せられる技術力があるかどうかは、業者選定の重要な判断基準になります。
- 建築物の骨格をつくる鉄骨組立工事
- 高所作業の安全を確保する足場の組立・解体
- とび職、機械組立解体など専門性の高い事業展開
- Instagramでの現場写真を通じた情報発信
株式会社善
株式会社善は、工事現場で使われる足場の設置を専門とする会社です。住宅を中心に年間3,000棟以上の足場を手がけているため、様々な現場での経験が豊富です。この実績は、安全で作業しやすい足場を迅速に組む技術力の高さを示しています。また、地域貢献活動が評価され「横浜型地域貢献企業」の認定も受けています。
解体工事は、建物の周りに足場を組むことから始まります。この足場が不安定だと、作業員の安全が脅かされるだけでなく効率も低下してしまいます。そのため足場組立を専門とする会社の技術力は、工事全体の品質を左右する重要な要素です。依頼主が直接足場業者を選ぶ機会はほとんどありません。しかし依頼した解体業者が株式会社善のように、足場専門で実績を積んでいる会社と連携しているかを確認することは、その現場の安全意識を判断する上で参考になります。
- 足場・仮設工事に特化した事業展開
- 年間3,000棟を超える住宅足場の施工実績
- 「横浜型地域貢献企業」の認定
株式会社コウセイ
株式会社コウセイは1997年の創業から一貫して、建物の土台となる「基礎工事」を専門に手掛けている建設会社です。住宅が完成すると見えなくなる部分ですが、建物の耐久性を左右する重要な工程を担っています。同社は一般的な基礎工事だけでなく、専門的な技術が必要となる地下室や半地下の施工実績も持っています。基礎工事という一つの分野に特化してきた経験が、こうした複雑な工事への対応力につながっています。
家の土台となる基礎は完成後は見えなくなるため、その重要性が見過ごされがちです。しかし基礎がしっかりしていなければ、どんなに良い建物を建てても意味がありません。コウセイのように基礎工事を専門に扱っている会社は、この分野での経験が豊富です。特に地下室の施工経験がある点は、技術力を判断する上で一つの目安になります。地下は水圧や土圧がかかるため、それを計算した上で正確に施工する技術がなければ安全な空間は作れないからです。こうした技術を持つ業者であれば、安心して工事を任せられます。
- 建物の土台となる基礎工事の専門業者
- 地下室や半地下といった特殊な基礎工事に対応可能
- 1997年の創業以来、基礎工事に特化
株式会社大藤工業
株式会社SHOWA
クリスタルエンジニアリング株式会社
有限会社伽藍工舎
株式会社エココスモ
横浜市青葉区の解体業者が見つかりませんでした。
業者選びの「5つのポイント」と合わせて確認!よくある質問Q&A
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
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「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
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それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
-
いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
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相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
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問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
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いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。




解体工事の見積もりで大きな割合を占めるのが、産業廃棄物の処理費用です。雄生株式会社が取り組む「廃棄物の再資源化」は、この処理費用を抑えるための有効な方法です。現場で木材やコンクリートなどを丁寧に分別することで単なるゴミではなく資源として扱えるようになり、結果的に全体のコストを下げられます。この取り組みは、費用の面だけでなく依頼主の安心にもつながります。廃棄物がどのように処理されるか、その過程が明確になるため、不法投棄といったトラブルに巻き込まれる心配がありません。費用が安くなる理由と廃棄物の処理方法がはっきりしている点は、信頼できる業者を選ぶ上で重要な判断基準になります。