神奈川県横浜市磯子区の解体業者一覧26社 | 2ページ目
横浜市磯子区の解体業者をお探しの方へ。
「スッキリ解体」が、横浜市磯子区に所在する26社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
このページでは、まず優良な解体業者の選び方を解説し、その後に「横浜市磯子区の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
優良な解体業者の選び方【5つのポイント】
安心して依頼できる解体業者を選ぶ際にチェックするべき 5つのポイントをご紹介します。
基準1:建設業許可の保有・解体工事業の登録がされていること
解体工事を行うためには、「建設業許可」の保有または「解体工事業の登録」のいずれかが必要です。 許可・登録がない状態で解体工事を行うことは違法行為にあたるため、必ずどちらかを保有・登録している業者を選びましょう。
- 建設業許可(解体工事業)
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解体工事においては1件の請負金額が 500万円以上(税込)の工事を行う場合に必要となる許可。
- 解体工事業の登録
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解体工事を請け負うための登録。ただし1件の請負金額が 500万円未満(税込)の工事のみ請け負える。
解体工事を請け負う業者が無許可だと判明した場合、建設業法違反により 工事中止命令や、 営業停止処分が下されることがあります。その場合、解体工事の予定は大幅に遅れ、費用も時間も余計にかかってしまうことになりかねません。
また、コンプライアンス意識や技術力の不足により 「不法投棄・現場での事故」を起こす可能性もあります。業者が許可の保有・登録を行っているかは事前に必ず確認しましょう。
基準2:産業廃棄物収集運搬業許可を保有していること
産業廃棄物を収集運搬する資格である 「産業廃棄物収集運搬業許可」を取得するには、指定の講習や経営状況などの要件をクリアする必要があるため、 会社としての信頼の裏付けになります。
- 運搬車両・車両保管の要件
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廃棄物の種類に応じて、飛散や流出を防ぐ構造であることが求められます(土砂を運ぶダンプにシートをかけられる、液体を運ぶタンクローリーに漏洩防止措置があるなど)。また、運搬車両を適切に保管できる駐車場を確保しなければいけません。
- 講習会の修了
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日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)が実施する「産業廃棄物収集・運搬課程」の講習会を受講し、試験に合格して修了証を取得している必要があります。つまり「 収取運搬に必要な知識を習得しているか」が求められます。
- 利益・債務超過の要件
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直近3年間の決算書において、経常利益や当期純利益がマイナスでないことや、貸借対照表において負債総額が資産総額を上回る「債務超過」の状態でないことが原則です。つまり 「経営的に安定しているか」が審査されます。
- 事業内容の明確化
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取り扱う産業廃棄物の種類、運搬方法や使用する車両、適正な処理ルートなどを明確化する義務があります。廃棄物をどこからどこへ、どのように運ぶかを決定します。つまり「 廃棄物を適切に処理することの証明」をしなくてはいけません。
また、産業廃棄物収集運搬許可を持っていることで、 解体業者にとって最適なルートでゴミを処分できるというメリットもあります。処分を外部に委託するケースと比べて費用を抑えやすい傾向があります。
運営者 稲垣
廃棄物の処分費用は一律ではなく、処分場によって変動があります。木材はAの処分場、鉄くずはBの処分場へ持ち運ぶなどして、処分コストを抑える工夫をしている業者もいるため、自社で許可を保有していることが望ましいと言えます。
基準3:過去に違反歴がないこと
解体業者が違法工事や不法投棄を行うと違反歴がつきます。 創業 し て から違反歴が一切ないことも信頼の証です。
違反歴を依頼者自身で確認する場合は、国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」や、産業廃棄物処理事業振興財団の「許可取消処分情報」で検索できます。
違反歴があるからといって必ずしも危険な業者とは限りませんが、 安全意識の高さを判断する基準としては有効です。
基準4:自社でホームページを保有していること
解体業者が自社でホームページを保有していると、様々な情報を調べられます。
一般的には「会社概要」「事業案内」「施工実績」「経営理念」「設備・施設案内」「スタッフ紹介」「保有資格」「企業の強み」「お客様の声」「ブログ・SNS」などが掲載されています。
中には、 施工実績を写真つきで公開している解体業者や、 明瞭な料金体系を掲載している業者も存在します。「ホームページにどんなことが書いてあるか」を比較し、業者の信頼度を見極めましょう。
運営者 稲垣
詳細で具体的な公開情報は、お客様に隠しごとをしないという誠意の証でもあります。
また、優良な解体業者は普段から工事の経過を写真に収めています。それにより 作業
の正当性や透明性を証明しているため、詳細な現場の写真を公開できること自体も信頼に繋がります。
基準5:公共工事を請け負った経験があること
国や地方自治体から発注される公共工事を請け負っていることも、信頼性を判断する1つの基準となります。
公共工事とは「水道・道路・鉄道・ダム・公園・学校」などを対象にした、社会基盤に携わる工事を指します。公共工事を請け負うためにはいくつか条件があり、それらを満たすことで信頼性の裏付けになります。
- 経営事項審査
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公共工事の入札に参加するには経営事項審査を受ける必要があります。この審査では企業の経営状況、技術力、社会性、過去の実績など様々な観点から企業の実力が審査されます。公共工事を請け負えるのは、 企業の経営基盤や技術力が一定水準以上である証です。
- 入札・契約制度
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一般競争入札が採用されることが多く、価格だけでなく技術提案も含めた総合的な評価によって発注先を決定します。これにより、安かろう悪かろうの業者は排除され、 技術力や実績のある優良な業者が選ばれやすいと言えます。
- 履行保証制度
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万が一、業者が倒産したり、自己都合で工事を放棄したりした場合に備えて、契約保証金や履行保証保険への加入が義務付けられています。これにより工事が中断しても保証機関が代替業者を探すなどして、 工事の完成が保証されます。
運営者 稲垣
公共工事は審査と入札によって、工事品質の低い業者が簡単に請け負えないようなシステムになっています。公共工事の実績はホームページで公開している場合も多いので、依頼前に確認しておきましょう。
以下の記事ではさらに網羅的な業者の選び方を紹介しています。「どうしてそれが優良業者の裏付けになるのか」といった、 各基準における専門家の詳細な解説が読めますのでぜひご確認ください。
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
調査項目(全50項目)を見る
企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
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横浜市磯子区の解体業者一覧
横浜市磯子区の解体業者、全26社をご紹介します。
横浜建設株式会社
横浜建設株式会社は、20年以上にわたり建築業を営んできた会社です。主力事業であるサイディング(外壁)工事で建物の構造を熟知しており、その知識と経験を活かして木造家屋から鉄骨造、RC造のビル解体まで対応可能です。実際のビル解体の様子はブログで公開されているため、依頼を検討する際の参考になります。同社の強みは解体から大工工事、外壁工事まで自社で一貫して行える点にあり、解体後の新築やリフォームも業者を改めて探す必要がありません。
- 20年以上にわたる建築業の経験
- 主力事業のサイディング工事で培った技術
- 木造から鉄骨・RC造のビル解体まで対応
- 解体・大工・外壁工事を自社で完結
- ブログでビル解体などの現場を公開
有限会社半澤工業
有限会社半澤工業は創業から30年以上にわたり、横浜市を拠点に建設関連事業を手掛けている会社です。事業の中心は、マンションやビルにおける大規模修繕工事に伴う足場工事です。施工事例には集合住宅のほか、中学校といった公共性の高い建物の実績も含まれています。戸建て住宅の足場工事や塗装工事にも対応可能です。足場工事だけでなく、外壁塗装や内装工事も一貫して依頼できる点が特徴です。対応エリアは神奈川県を中心とした首都圏で、見積もりは無料で受け付けています。
外壁塗装や修繕工事において、作業の安全性と品質を支えるのが足場です。同社のように足場工事を専門としながら塗装や内装まで一貫して対応できる業者には、工事全体を円滑に進められるという利点があります。特に注目したいのは、自社で資材のリースや販売まで行っている点です。これにより、外部からの資材調達に左右されにくく安定した工事体制を維持しやすいと考えられます。大規模な修繕工事ほど多くの工程が関わるため、工事の土台となる部分から一貫して管理できる業者を選ぶことは安心して依頼するための判断材料の一つになります。
- マンションやビルなどの大規模修繕工事に対応
- 足場工事から外壁塗装、内装工事まで一貫して対応
- 神奈川県知事許可(般-2)第76103号を取得
有限会社白亜建設
有限会社白亜建設は、アスベスト除去に関する専門的な技術を持つ解体業者です。同社は「白亜フレキシブル工法」という特許技術でアスベスト対策にあたります。この独自工法は、従来の方法に比べ安全性と経済性を両立させることを目指したものです。アスベストを含む古い建物の解体など、専門的な対応が必要な工事で費用や環境への影響を抑えたい場合に頼りになる選択肢です。
古い建物の解体で、大きな不安要素となるのがアスベストの存在です。工事が始まってから見つかると、想定外の費用や工期の延長につながることもあります。その点、白亜建設のようにアスベスト対策の特許技術を自社で保有していることは心強いポイントです。独自の工法が確立されているのは、それだけ多くの専門的な現場で課題と向き合い、解決してきた経験の表れです。専門性が高く慎重な対応が求められる工事だからこそ、こうした確かな技術に任せる安心感は大きいです。
- アスベスト除去に関する特許「白亜フレキシブル工法」を保有
- 安全性と経済性の両立を目指した独自工法
- 環境負荷の低減に配慮した施工
有限会社アートビルサービス
有限会社アートビルサービスは、総合ビルメンテナンスを本業とする会社です。建物の維持管理を知り尽くしたプロが、リフォームや原状回復時の内装解体、部分撤去などを手掛けます。同社の特徴は、足場を組まずに作業を行う「無足場工法」の採用です。これにより、足場の設置・解体にかかる費用や工期の削減が期待できます。ホームページには作業ごとの詳細な価格表が掲載されており、依頼前に費用の目安を把握しやすいのもポイントです。
ビルメンテナンスを本業とする業者が解体を手掛けるという点は安心材料の一つです。建物の構造や設備を知り尽くしているプロだからこそ、どこをどのように壊せば安全かを的確に判断してくれるからです。特に注目したいのが、費用を抑えられる「無足場工法」。通常、数十万円かかることもある足場の設置が不要になるため、コストを大幅に削減できます。小規模な撤去工事や、隣家との距離が近く足場を組みにくい現場などで、特に利点を実感できる工法です。
- 総合ビルメンテナンス業で培った建物知識
- 費用と工期を削減できる「無足場工法」
- ホームページで公開されている詳細な価格表
- リフォームや原状回復に伴う部分撤去に対応
株式会社シンシアハウジング
株式会社シンシアハウジングは、2011年に設立された横浜市磯子区の建築会社です。事業の中心は新築住宅・リフォーム・マンションのリニューアルです。同社の特徴は事業の幅広さです。中核となる「建築工事業」の許可に加え、大工工事・塗装工事・防水工事・内装仕上げ工事・解体工事など、住まいに関わる12もの専門工事業の許可を取得しています。これにより、部分的な修繕から大規模なリフォーム、さらには新築や解体まで、幅広い工事に一社で対応できる体制を整えています。また、住宅瑕疵担保責任保険にも加入しているため、万が一工事に欠陥が見つかった場合でも依頼主が保護される仕組みが用意されています。
シアハウジングのように、建築工事全般を請け負える「建築工事業」だけでなく、大工・塗装・防水といった個別の専門工事の許可を複数取得している点は注目できます。これは、それぞれの専門分野において法律で定められた技術的な基準や経営要件を満たしていることを示します。リフォーム工事などで複数の専門業者を手配する必要がある場合でも1社で多くの工程を管理できるため、依頼主の負担が少なく工事がスムーズに進むことが期待できます。
- 建築一式に加え、大工や塗装など12種の専門工事許可を取得
- 新築住宅からリフォーム、マンション修繕まで幅広く対応
- 万が一に備える住宅瑕疵担保責任保険に加入
- 2011年設立、横浜市磯子区を拠点に事業を展開
株式会社サカクラ
株式会社サカクラは、神奈川県で最初の大規模修繕専門会社として1979年に事業を開始しました。横浜市に本社を構え、長年にわたりマンションや公共施設の修繕工事を手掛けています。その実績は外部からも高く評価されており、2005年には建設事業の振興に貢献したとして国土交通大臣表彰を受賞。また、2016年には横浜市から「横浜型地域貢献企業」の最上位認定を受けており、地域に根差した活動が公的に認められています。同社の技術力を支えているのが多数の有資格者です。1級建築施工管理技士が23名、マンション改修施工管理技術者が26名在籍しており、専門的な知見に基づいた工事が期待できます。品質管理に関する国際規格ISO9001も取得済みで、信頼性の高い工事体制が整っている点も安心材料です。
業者を選ぶ際、公的な受賞歴は信頼性を測る一つの客観的な指標になります。特に国土交通大臣表彰は、長年の実績や業界への貢献がなければ得られないものです。横浜市からの地域貢献企業認定も、地元での誠実な企業活動の証です。また、1級建築施工管理技士が20名以上在籍している点も見逃せません。これは、国家資格を持つ専門家が現場の品質や安全をしっかり管理してくれる体制があることを意味します。大規模な修繕工事を安心して任せられる業者を探している方にとって心強い判断材料です。
- 国土交通大臣表彰の受賞歴
- 横浜型地域貢献企業として最上位認定
- 1級建築施工管理技士23名、マンション改修施工管理技術者26名が在籍
- 国際規格ISO9001(品質)・ISO14001(環境)の認証取得
- 神奈川県で初の大規模修繕専門会社として創業
北田建設株式会社
北田建設株式会社は1963年の設立以来、土木工事を専門に手掛けている建設会社です。特に鉄道関連工事を得意としており、東鉄工業株式会社や三井住友建設株式会社の協力会社として実績を重ねています。主な施工内容として、ホームドアの基礎工事や駅の耐震補強、アンダーパス工事など、専門的な技術と厳格な安全管理が求められる工事に対応しています。長年にわたる公共インフラ工事の経験は同社の技術力を示す一つの指標となります。また、鉄道工事で培ったノウハウを活かし、擁壁や道路舗装といった一般土木工事も請け負っています。
鉄道関連の工事実績は、業者の技術力を見極める上で参考になります。多くの人が利用する鉄道は、日中の運行を妨げないよう、夜間の限られた時間内で正確に作業を完了させる必要があるためです。中でも、ホームドアの基礎や耐震補強といった人命に関わる設備の工事を、大手ゼネコンから継続的に受注しているという事実は一つの判断材料となります。これは同社が厳しい安全基準や施工品質をクリアできる技術力を持っていることの裏付けです。
- 1963年設立、半世紀以上にわたる土木工事の実績
- 東鉄工業・三井住友建設の協力会社
- ホームドア基礎や耐震補強など専門的な鉄道工事に対応
- 神奈川県知事から特定建設業許可を取得
株式会社大倉
株式会社大倉は、1970年に創業した横浜市に本社を置く企業です。事業の柱は、建設資材を販売する「建材事業」、建設発生土の有効利用や土壌汚染対策を行う「リソイル事業」、造成工事などを手掛ける「土木事業」の3つで構成されています。特に中核となる建材事業では、コンクリートの原料である砂や砕石などの骨材を扱っており、東京湾岸に築いた物流ネットワークが特徴です。横浜、東京、千葉に合計4カ所のストックヤード(資材保管場所)を構え、広範囲の需要に対応できる体制を整えています。また、自社で40台のダンプトラックと専用船「第七翔洋丸」を保有している点も強みの一つです。これにより、外部の輸送力に過度に依存することなく安定した資材供給を目指しています。瑞穂事業所には大型船に対応できる荷降ろし設備を備えるなど、設備投資にも積極的です。これら3つの事業が連携することで、建設プロジェクトにおける様々なニーズに一貫して応えられる体制を構築しています。
建設プロジェクトで最も避けたいことの一つが、資材不足による工期の遅れです。特に砂や砂利といった骨材は大量に使うため安定供給が計画の鍵を握ります。しかし近年、業界全体でトラック運転手の不足が深刻化し、輸送の手配が難しくなっています。その点で、株式会社大倉のように自社で40台ものダンプトラックと専用船まで保有している企業は輸送の安定性が高いです。外部の運送会社に頼る割合が少なければ、それだけ計画通りに資材を届けやすくなります。東京湾岸の主要な場所に自社拠点を複数持っている点も、効率的な配送を後押しする要素です。依頼主にとって、こうした物流の安定性は安心して取引先を選ぶ上で重要な判断材料になります。
- 1970年創業、50年以上の事業実績
- 建材・土木・環境(リソイル)の3事業を連携して展開
- 東京湾を取り囲む4つの物流拠点を配置
- 自社ダンプ40台と専用船による独自の輸送網
- 依頼主の要望に応じた骨材の品質調整に対応
株式会社創信建設
スリーエス株式会社
横浜市磯子区の解体業者が見つかりませんでした。
業者選びの「5つのポイント」と合わせて確認!よくある質問Q&A
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
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「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
-
それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
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いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
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相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
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問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
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いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。




解体と建築を別々の会社に依頼すると、依頼主が間に入ってスケジュール調整や情報共有を行う必要が出てくることがあります。その点、横浜建設のように1社で担当する場合、窓口が一つで打ち合わせがスムーズに進みやすいのが魅力です。また、建築を熟知しているからこそ、「次の工事がしやすいように」と、次の工程を見越した作業が期待できます。解体から新築・リフォームまで一貫して任せたい方にとって、こうした体制は心強い判断材料です。