神奈川県横浜市戸塚区の解体業者一覧47社 | 2ページ目
横浜市戸塚区の解体業者をお探しの方へ。
「スッキリ解体」が、横浜市戸塚区に所在する47社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
このページでは、まず優良な解体業者の選び方を解説し、その後に「横浜市戸塚区の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
優良な解体業者の選び方【5つのポイント】
安心して依頼できる解体業者を選ぶ際にチェックするべき 5つのポイントをご紹介します。
基準1:建設業許可の保有・解体工事業の登録がされていること
解体工事を行うためには、「建設業許可」の保有または「解体工事業の登録」のいずれかが必要です。 許可・登録がない状態で解体工事を行うことは違法行為にあたるため、必ずどちらかを保有・登録している業者を選びましょう。
- 建設業許可(解体工事業)
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解体工事においては1件の請負金額が 500万円以上(税込)の工事を行う場合に必要となる許可。
- 解体工事業の登録
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解体工事を請け負うための登録。ただし1件の請負金額が 500万円未満(税込)の工事のみ請け負える。
解体工事を請け負う業者が無許可だと判明した場合、建設業法違反により 工事中止命令や、 営業停止処分が下されることがあります。その場合、解体工事の予定は大幅に遅れ、費用も時間も余計にかかってしまうことになりかねません。
また、コンプライアンス意識や技術力の不足により 「不法投棄・現場での事故」を起こす可能性もあります。業者が許可の保有・登録を行っているかは事前に必ず確認しましょう。
基準2:産業廃棄物収集運搬業許可を保有していること
産業廃棄物を収集運搬する資格である 「産業廃棄物収集運搬業許可」を取得するには、指定の講習や経営状況などの要件をクリアする必要があるため、 会社としての信頼の裏付けになります。
- 運搬車両・車両保管の要件
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廃棄物の種類に応じて、飛散や流出を防ぐ構造であることが求められます(土砂を運ぶダンプにシートをかけられる、液体を運ぶタンクローリーに漏洩防止措置があるなど)。また、運搬車両を適切に保管できる駐車場を確保しなければいけません。
- 講習会の修了
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日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)が実施する「産業廃棄物収集・運搬課程」の講習会を受講し、試験に合格して修了証を取得している必要があります。つまり「 収取運搬に必要な知識を習得しているか」が求められます。
- 利益・債務超過の要件
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直近3年間の決算書において、経常利益や当期純利益がマイナスでないことや、貸借対照表において負債総額が資産総額を上回る「債務超過」の状態でないことが原則です。つまり 「経営的に安定しているか」が審査されます。
- 事業内容の明確化
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取り扱う産業廃棄物の種類、運搬方法や使用する車両、適正な処理ルートなどを明確化する義務があります。廃棄物をどこからどこへ、どのように運ぶかを決定します。つまり「 廃棄物を適切に処理することの証明」をしなくてはいけません。
また、産業廃棄物収集運搬許可を持っていることで、 解体業者にとって最適なルートでゴミを処分できるというメリットもあります。処分を外部に委託するケースと比べて費用を抑えやすい傾向があります。
運営者 稲垣
廃棄物の処分費用は一律ではなく、処分場によって変動があります。木材はAの処分場、鉄くずはBの処分場へ持ち運ぶなどして、処分コストを抑える工夫をしている業者もいるため、自社で許可を保有していることが望ましいと言えます。
基準3:過去に違反歴がないこと
解体業者が違法工事や不法投棄を行うと違反歴がつきます。 創業 し て から違反歴が一切ないことも信頼の証です。
違反歴を依頼者自身で確認する場合は、国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」や、産業廃棄物処理事業振興財団の「許可取消処分情報」で検索できます。
違反歴があるからといって必ずしも危険な業者とは限りませんが、 安全意識の高さを判断する基準としては有効です。
基準4:自社でホームページを保有していること
解体業者が自社でホームページを保有していると、様々な情報を調べられます。
一般的には「会社概要」「事業案内」「施工実績」「経営理念」「設備・施設案内」「スタッフ紹介」「保有資格」「企業の強み」「お客様の声」「ブログ・SNS」などが掲載されています。
中には、 施工実績を写真つきで公開している解体業者や、 明瞭な料金体系を掲載している業者も存在します。「ホームページにどんなことが書いてあるか」を比較し、業者の信頼度を見極めましょう。
運営者 稲垣
詳細で具体的な公開情報は、お客様に隠しごとをしないという誠意の証でもあります。
また、優良な解体業者は普段から工事の経過を写真に収めています。それにより 作業
の正当性や透明性を証明しているため、詳細な現場の写真を公開できること自体も信頼に繋がります。
基準5:公共工事を請け負った経験があること
国や地方自治体から発注される公共工事を請け負っていることも、信頼性を判断する1つの基準となります。
公共工事とは「水道・道路・鉄道・ダム・公園・学校」などを対象にした、社会基盤に携わる工事を指します。公共工事を請け負うためにはいくつか条件があり、それらを満たすことで信頼性の裏付けになります。
- 経営事項審査
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公共工事の入札に参加するには経営事項審査を受ける必要があります。この審査では企業の経営状況、技術力、社会性、過去の実績など様々な観点から企業の実力が審査されます。公共工事を請け負えるのは、 企業の経営基盤や技術力が一定水準以上である証です。
- 入札・契約制度
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一般競争入札が採用されることが多く、価格だけでなく技術提案も含めた総合的な評価によって発注先を決定します。これにより、安かろう悪かろうの業者は排除され、 技術力や実績のある優良な業者が選ばれやすいと言えます。
- 履行保証制度
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万が一、業者が倒産したり、自己都合で工事を放棄したりした場合に備えて、契約保証金や履行保証保険への加入が義務付けられています。これにより工事が中断しても保証機関が代替業者を探すなどして、 工事の完成が保証されます。
運営者 稲垣
公共工事は審査と入札によって、工事品質の低い業者が簡単に請け負えないようなシステムになっています。公共工事の実績はホームページで公開している場合も多いので、依頼前に確認しておきましょう。
以下の記事ではさらに網羅的な業者の選び方を紹介しています。「どうしてそれが優良業者の裏付けになるのか」といった、 各基準における専門家の詳細な解説が読めますのでぜひご確認ください。
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
調査項目(全50項目)を見る
企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
※項目にカーソルを合わせると詳細な説明が表示されます。
横浜市戸塚区の解体業者一覧
横浜市戸塚区の解体業者、全47社をご紹介します。
株式会社トライブCB
株式会社トライブCBは、コンクリート構造物の「はつり・解体」を専門とする会社です。公式ブログでは、実際に解体したコンクリート壁が写真で公開されており、その技術力の高さを確認できます。また、神奈川県や東京都、福島県など1都7県で産業廃棄物収集運搬業の許可を取得している点も強みです。これにより、解体工事からその後の廃棄物運搬まで一貫して自社で対応してくれるので安心して任せられます。
- コンクリート構造物の「はつり・解体」を専門とする技術
- 1都7県での産業廃棄物収集運搬許可の保有
- 解体から運搬までの一貫した自社対応
タカシマ企画株式会社
タカシマ企画株式会社は、内装工事とリフォームを専門とする会社です。これまで、個人住宅はもちろん、医療施設、学校、店舗といった様々な建物の施工を手掛けてきた実績があります。ホームページでは「医療関係施設の内装工事」や「学校関係施設の外装工事」など、具体的な事例を写真で確認できます。見積もりから施工完了までを自社で一貫して管理しているため、工事の各段階で依頼内容が正確に反映されやすい体制が整っています。
施工実績をチェックする際、どのような建物を手掛けてきたかは、業者選びの判断材料になります。特に医療施設や学校の内装は、衛生面や安全性において一般住宅よりも厳しい基準が求められることがあります。そうした多様な現場を経験している業者であれば、様々な状況に合わせた適切な施工が期待できます。ホームページで実際の施工写真を確認できる点も、仕上がりのイメージを具体的に掴む上で大いに参考になります。
- 医療施設や学校など公共性の高い建物の施工実績
- ホームページで具体的な施工事例を写真付きで公開
- 見積もりから施工完了までの一貫した管理体制
株式会社眞工務店
株式会社眞工務店は、社内に1級建築士事務所「眞設計」を併設しているのが大きな特徴です。そのため、古い家の解体から、その後の新築工事までをまとめて依頼できます。解体と建築の窓口が一つになることで、依頼主の負担が少なく、打ち合わせもスムーズに進めやすいのが嬉しいポイントです。設計の段階から解体後の土地を活かしたプランを考え、耐震性や省エネ性を考慮した住まいづくりに対応してくれます。
解体から新築までを一つの会社で担ってもらえるのは、家づくりを計画する上で非常に大きな利点です。もし解体と建築を別々の会社に依頼すると、依頼主は双方の業者と打ち合わせを行う必要があり、時には情報の伝達漏れが起こる可能性も否定できません。その点、株式会社眞工務店のように、設計を担当する建築士が解体の段階から関わることで、新築のプランに沿った無駄のない工事が期待できます。これから建て替えを検討している方にとって安心材料です。
- 社内に1級建築士事務所を併設
- 解体から新築まで一貫して依頼可能
- 耐震・省エネ性能を考慮した設計
- 施工後のアフターフォローにも対応
オセアンリフォーム株式会社
リフォームや新築工事も手がけるオセアンリフォーム株式会社。社内には1級建築士が在籍しており、建物の構造を熟知しています。そのため、ただ壊すだけでなく、解体後のリフォームや建て替えまで見据えた計画が可能です。解体から建築まで一貫して任せられるため、業者を探す手間が省け、全体の流れがスムーズになります。
解体後に家の建て替えや大規模なリフォームを考えている場合、どこまで壊してどこを残すか、新しい建物の基礎はどうするかなど解体と建築の両方の知識が必要になります。解体業者と建築業者を別々に探すと、両者の連携がうまくいかないこともあります。その点、同社のように1級建築士がいて建築まで一貫して任せられる会社であれば、窓口が一つで済むため安心です。解体の段階から、次の住まいのことを具体的に相談できます。
- リフォーム・新築工事が専門
- 社内に1級建築士が常勤
- 解体後の建築計画まで考慮したプランニング
- 設計から施工まで一貫して対応
株式会社オサオ
株式会社オサオは、首都圏全域で解体工事を手掛けている会社です。同社の特徴は、個別の作業だけでなく、工事全体の安全・工程・品質を管理する「現場管理」に力を入れている点です。プロジェクト全体を見通し、計画通りに安全な工事を進めるための管理体制が整っています。正規の建設業者として法令を遵守しており、手続き面でも安心して相談できる業者です。
解体工事を依頼する際に重機を扱う技術力に目が行きがちですが、工事全体を計画通りに、そして安全に進める「現場管理能力」も同じくらい重要です。例えば工事前の近隣への挨拶、資材の搬入計画、作業員の安全確保など、工事を円滑に進めるためには多くの調整が必要になります。現場管理に力を入れている業者であれば細かな点まで配慮してくれるため、予期せぬトラブルが発生するリスクを減らすことにつながります。特に計画性を重視したい方にとって、安心して工事を任せやすい業者です。
- 首都圏全域の解体工事に対応
- 安全・工程・品質を統括する現場管理
- 法令を遵守する正規の建設業者
株式会社信友建設
株式会社信友建設は、公共工事と民間建築の両方を手掛ける総合建設会社です。横浜市の舗装工事のようなインフラ整備から、RC造マンション「メゾン丸藤」や福祉施設「まなびの森保育園花小金井」の建築工事まで、その実績は多岐にわたります。このように、公共・民間を問わず多様な建物の施工に対応できる点が特徴です。解体から建設までを一貫して任せられるのも頼りになるポイントです。
「横浜健康経営 クラスAA」の認証を受けている点も、業者選びの参考になります。これは、従業員の健康管理や労働安全への取り組みが、横浜市から高く評価されている証です。建設現場では、安全管理が工事の品質に直結します。従業員が心身ともに健康で安心して働ける環境を整えている会社は、現場での丁寧な作業や安全への配慮も期待できます。会社の内部体制を客観的に評価する一つの指標として、注目すべきポイントです。
- 公共の舗装工事から民間のRC造マンションまで対応
- 福祉施設の新築工事の実績
- 「横浜健康経営 クラスAA」の認証を取得
- 解体から新築まで一貫したプロジェクト管理
株式会社ジンソー
株式会社ジンソーは、ビルやマンションの大規模修繕工事を専門とする会社です。同社の特徴は、テナントの営業を続けながら工事を進められる点です。工事期間中も建物の運用を止めずに済むため、オーナーの収益への影響を抑えられます。また、工事に不可欠な足場の計画・施工を、外部に委託せず自社の「仮設事業部」で担当しています。これにより、現場の状況に合わせたスケジュール調整などが円滑に進められます。建物調査から施工、完了後の定期点検まで一貫して任せられます。
店舗などの大規模修繕において「営業しながら施工」ができるかどうかは、業者選定の重要なポイントになります。営業中の店舗工事は、騒音や安全通路の確保など、通常よりも繊細な配慮と高度な現場管理能力が求められるからです。加えて、足場の設置を自社で行える点も見逃せません。一般的に足場は専門業者へ外注するため業者間の調整に手間取ることがありますが、自社で完結できる体制であれば工事全体の進行がスムーズになることが期待できます。建物の運用を続けながら、滞りなく修繕を進めたいオーナーにとってピッタリの業者です。
- 建物運用しながらの施工が可能
- 足場の計画から施工までを自社で完結
- 建物調査から施工、定期点検までの一貫体制
株式会社誠和
株式会社誠和は、25年以上にわたり内装工事と内装解体の両方を手掛けてきた会社です。建物を「作る」知識があるため、その構造を理解した上での解体作業を得意としています。著名な建築物の施工に携わった実績は、同社が持つ技術水準の一つの目安となります。また、社員の資格取得を積極的に支援しており、人材育成に力を入れている点も特徴です。建物の内部を熟知した業者による丁寧で安全な作業を求める方にとって、有力な選択肢の一つです。
内装工事と解体の両方の経験がある点は、業者を選ぶ上で参考になります。壁や床をただ壊すのではなく、その裏側にある電気配線や給排水管がどう通っているかを想定しながら作業を進められるためです。特にリフォームを前提とした内装解体では、残すべき部分と撤去する部分の見極めが重要になります。次の工程を考えた丁寧な作業を期待する場合、同社のような業者の経験が活きてきます。
- 25年以上の業歴
- 内装の施工と解体の両方に対応
- 社員の資格取得支援に注力
- 著名な建築物の施工実績
株式会社クレストワン
株式会社クレストワンは、造成や外構工事など住宅の外回りを専門としています。特に、古いブロック塀の撤去や庭の作り直しといった外構リニューアルに伴う解体を得意としています。解体から造成、外構の仕上げまで自社で一貫して行うため、工事の流れがスムーズです。また、外部業者を挟まないことで中間マージンを抑えた価格設定が可能です。ハウスメーカーの外構見積もりに納得できなかったり、柔軟なプランを希望したりする場合に相談先の一つです。
ブロック塀の撤去などを解体業者にその後の新しい外構工事を別の会社に頼むと、依頼主はそれぞれの会社と打ち合わせや日程調整を行う必要があります。クレストワンのように、解体から新しい外構の完成までまとめて引き受けてくれる業者であれば、やり取りの負担が軽くなります。工事の全体像を把握した上で作業を進めてくれるので、「解体してみたら想定外の事態が発生した」という場合でも、その後の外構工事への影響を考慮した柔軟な対応が期待できます。
- 造成・外構・リフォームなど住宅の外回り工事を専門
- ブロック塀の撤去など外構リニューアルに伴う解体に対応
- 自社一貫施工による中間マージンの削減
- ハウスメーカー以外の外構業者を探している人向けの選択肢
株式会社ネクスト
株式会社ネクストは、2008年に横浜市で創業した土木工事会社です。木造住宅やビルなどの建物解体工事に加え、電線共同溝工事やガス配管工事といった公共性の高いインフラ整備も手掛けています。解体工事では、建物の構造に合わせた適切な工法を選択します。小旋回・超小旋回のバックホウを複数台保有しており、重機が入りにくい住宅密集地での作業にも対応できる体制が整っています。また、1級・2級土木施工管理技士といった国家資格を持つ技術者が在籍し、工事の品質と安全を管理しています。産業廃棄物の収集運搬許可を関東全域と近隣県(計1都9県)で取得している点も特徴で、法令に基づいた適正な処理が行われます。
解体工事だけでなく、電線共同溝やガス配管といったインフラ工事の実績がある点は業者選定の際に注目したいポイントです。道路の下には様々なライフラインが埋設されており、こうした工事では図面を正確に読み解き、周辺設備を傷つけない精密な作業が求められます。公共性の高い工事を任されているということは、それだけ高い技術力と安全管理体制が評価されていることの表れです。隣家との距離が近い場所での解体など、特に慎重さが求められる工事を依頼する場合でも、安心して相談できる業者の一つです。
- 解体からインフラ整備まで担う総合的な土木技術
- 1都9県をカバーする広範囲な産業廃棄物収集運搬許可
- 狭小地に対応できる豊富な小型重機と専門の有資格者
- 2008年創業、横浜市に根差した安定した経営基盤
横浜市戸塚区の解体業者が見つかりませんでした。
業者選びの「5つのポイント」と合わせて確認!よくある質問Q&A
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
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「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
-
それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
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いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
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相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
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問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
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いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。




一般的な木造家屋の解体とは異なり、分厚いコンクリートを壊す作業には、特殊な重機や工法、そして騒音・振動を管理する高度な技術が求められます。加えて、1都7県という広範囲で産業廃棄物の収集運搬許可を得ている点も重要なポイントです。これにより、複数の県にまたがる工事や遠方の現場であっても、解体から廃棄物の処理までをまとめて依頼しやすくなります。「専門性が求められる難しい工事」と「広範囲の対応力」を両立している業者です。