岡山県岡山市南区の解体業者一覧18社 | 2ページ目
岡山市南区の解体業者をお探しの方へ。
「スッキリ解体」が、岡山市南区に所在する18社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
このページでは、まず優良な解体業者の選び方を解説し、その後に「岡山市南区の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
優良な解体業者の選び方【5つのポイント】
安心して依頼できる解体業者を選ぶ際にチェックするべき 5つのポイントをご紹介します。
基準1:建設業許可の保有・解体工事業の登録がされていること
解体工事を行うためには、「建設業許可」の保有または「解体工事業の登録」のいずれかが必要です。 許可・登録がない状態で解体工事を行うことは違法行為にあたるため、必ずどちらかを保有・登録している業者を選びましょう。
- 建設業許可(解体工事業)
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解体工事においては1件の請負金額が 500万円以上(税込)の工事を行う場合に必要となる許可。
- 解体工事業の登録
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解体工事を請け負うための登録。ただし1件の請負金額が 500万円未満(税込)の工事のみ請け負える。
解体工事を請け負う業者が無許可だと判明した場合、建設業法違反により 工事中止命令や、 営業停止処分が下されることがあります。その場合、解体工事の予定は大幅に遅れ、費用も時間も余計にかかってしまうことになりかねません。
また、コンプライアンス意識や技術力の不足により 「不法投棄・現場での事故」を起こす可能性もあります。業者が許可の保有・登録を行っているかは事前に必ず確認しましょう。
基準2:産業廃棄物収集運搬業許可を保有していること
産業廃棄物を収集運搬する資格である 「産業廃棄物収集運搬業許可」を取得するには、指定の講習や経営状況などの要件をクリアする必要があるため、 会社としての信頼の裏付けになります。
- 運搬車両・車両保管の要件
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廃棄物の種類に応じて、飛散や流出を防ぐ構造であることが求められます(土砂を運ぶダンプにシートをかけられる、液体を運ぶタンクローリーに漏洩防止措置があるなど)。また、運搬車両を適切に保管できる駐車場を確保しなければいけません。
- 講習会の修了
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日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)が実施する「産業廃棄物収集・運搬課程」の講習会を受講し、試験に合格して修了証を取得している必要があります。つまり「 収取運搬に必要な知識を習得しているか」が求められます。
- 利益・債務超過の要件
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直近3年間の決算書において、経常利益や当期純利益がマイナスでないことや、貸借対照表において負債総額が資産総額を上回る「債務超過」の状態でないことが原則です。つまり 「経営的に安定しているか」が審査されます。
- 事業内容の明確化
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取り扱う産業廃棄物の種類、運搬方法や使用する車両、適正な処理ルートなどを明確化する義務があります。廃棄物をどこからどこへ、どのように運ぶかを決定します。つまり「 廃棄物を適切に処理することの証明」をしなくてはいけません。
また、産業廃棄物収集運搬許可を持っていることで、 解体業者にとって最適なルートでゴミを処分できるというメリットもあります。処分を外部に委託するケースと比べて費用を抑えやすい傾向があります。
運営者 稲垣
廃棄物の処分費用は一律ではなく、処分場によって変動があります。木材はAの処分場、鉄くずはBの処分場へ持ち運ぶなどして、処分コストを抑える工夫をしている業者もいるため、自社で許可を保有していることが望ましいと言えます。
基準3:過去に違反歴がないこと
解体業者が違法工事や不法投棄を行うと違反歴がつきます。 創業 し て から違反歴が一切ないことも信頼の証です。
違反歴を依頼者自身で確認する場合は、国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」や、産業廃棄物処理事業振興財団の「許可取消処分情報」で検索できます。
違反歴があるからといって必ずしも危険な業者とは限りませんが、 安全意識の高さを判断する基準としては有効です。
基準4:自社でホームページを保有していること
解体業者が自社でホームページを保有していると、様々な情報を調べられます。
一般的には「会社概要」「事業案内」「施工実績」「経営理念」「設備・施設案内」「スタッフ紹介」「保有資格」「企業の強み」「お客様の声」「ブログ・SNS」などが掲載されています。
中には、 施工実績を写真つきで公開している解体業者や、 明瞭な料金体系を掲載している業者も存在します。「ホームページにどんなことが書いてあるか」を比較し、業者の信頼度を見極めましょう。
運営者 稲垣
詳細で具体的な公開情報は、お客様に隠しごとをしないという誠意の証でもあります。
また、優良な解体業者は普段から工事の経過を写真に収めています。それにより 作業
の正当性や透明性を証明しているため、詳細な現場の写真を公開できること自体も信頼に繋がります。
基準5:公共工事を請け負った経験があること
国や地方自治体から発注される公共工事を請け負っていることも、信頼性を判断する1つの基準となります。
公共工事とは「水道・道路・鉄道・ダム・公園・学校」などを対象にした、社会基盤に携わる工事を指します。公共工事を請け負うためにはいくつか条件があり、それらを満たすことで信頼性の裏付けになります。
- 経営事項審査
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公共工事の入札に参加するには経営事項審査を受ける必要があります。この審査では企業の経営状況、技術力、社会性、過去の実績など様々な観点から企業の実力が審査されます。公共工事を請け負えるのは、 企業の経営基盤や技術力が一定水準以上である証です。
- 入札・契約制度
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一般競争入札が採用されることが多く、価格だけでなく技術提案も含めた総合的な評価によって発注先を決定します。これにより、安かろう悪かろうの業者は排除され、 技術力や実績のある優良な業者が選ばれやすいと言えます。
- 履行保証制度
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万が一、業者が倒産したり、自己都合で工事を放棄したりした場合に備えて、契約保証金や履行保証保険への加入が義務付けられています。これにより工事が中断しても保証機関が代替業者を探すなどして、 工事の完成が保証されます。
運営者 稲垣
公共工事は審査と入札によって、工事品質の低い業者が簡単に請け負えないようなシステムになっています。公共工事の実績はホームページで公開している場合も多いので、依頼前に確認しておきましょう。
以下の記事ではさらに網羅的な業者の選び方を紹介しています。「どうしてそれが優良業者の裏付けになるのか」といった、 各基準における専門家の詳細な解説が読めますのでぜひご確認ください。
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
調査項目(全50項目)を見る
企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
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岡山市南区の解体業者一覧
岡山市南区の解体業者、全18社をご紹介します。
有限会社キンダイ建設
有限会社キンダイ建設は、岡山県に拠点を置き、中国・四国・近畿エリアまで対応しています。同社の特徴は、工事を直接請け負うだけでなく、建設現場へ技術者を派遣する「労働者派遣事業」の許可を得ている点です。これにより、自社で常に技術者を確保・育成する体制が整っています。そのため、工事の規模や内容に応じて、適切な人材を迅速に配置できます。大手企業のプロジェクトにも技術者を派遣してきた実績があり、そこで培われた施工管理のノウハウが、個別の解体工事にも活かされています。
- 工事請負と労働者派遣事業の両立
- 岡山を拠点とした西日本(中国・四国・近畿)への広域対応
- 労働者派遣事業を基盤とした人材供給力と機動力
株式会社ネストコーポレーション
株式会社ネストコーポレーションは、「岡山で解体工事の最安値に挑戦」を掲げている解体専門業者です。平成3年の設立から30年以上にわたり、岡山で事業を続けてきました。費用を抑えたいと考えている人にとって、同社の価格への姿勢は選択肢の一つになります。長年の事業実績は、価格だけでなく、サービス面でも多くの利用者から支持されてきた結果と捉えられます。経営理念として「感謝」「謙遜」「一生懸命さ」を大切にしている点も、業者選びの参考になるでしょう。
解体業者を選ぶとき、「安すぎるのは少し不安」と感じる方もいるかもしれません。実際に、無理な低価格を続ける会社は長続きしにくい傾向があります。その点、株式会社ネストコーポレーションは「最安値挑戦」を掲げながら30年以上も事業を継続しています。これは、ただ価格が安いだけでなく、効率的な作業でコストを抑える工夫を長年続けてきたからこそ可能だと考えられます。費用を抑えつつも、安定した経営を続けている業者に任せたい場合に、検討しやすい一社です。
- 「岡山で解体工事の最安値に挑戦」というスローガン
- 平成3年設立、30年以上の事業継続実績
- 「感謝」「謙遜」「一生懸命さ」を掲げる経営理念
有限会社ROKUSHIMA
有限会社ROKUSHIMAは、岡山市で20年以上にわたり解体工事や土木工事を手掛けている会社です。同社の特徴は、人材育成への取り組みにあります。ベトナムから技能実習生を受け入れているほか、従業員が業務に必要な資格を取得する際の費用を全額補助する制度を設けています。こうした制度を通じて技術を持つ従業員の育成が、現場の安全管理と施工品質につながっています。解体工事だけでなく、その後の土地の造成や舗装まで一貫して依頼できる点も特徴です。
解体業者を選ぶ際、従業員の教育にどれだけ力を入れているかは、参考になる点の一つです。同社のように、会社が費用を全額負担して資格取得を支援する制度があれば、従業員はより積極的に専門知識や安全管理技術を学べます。資格を持つ従業員が現場作業を行うことは、質の高い工事が期待できる一つの目安になります。自社で技術者を育てる体制は、長期的に安定したサービスを提供できる会社かどうかを見極める上での判断材料になるでしょう。
- ベトナムからの技能実習生の受け入れ実績
- 従業員の資格取得費用を全額補助する制度
- 解体、土木、造成、舗装までの一貫対応
株式会社リュウビ
株式会社リュウビは、建物の基礎や柱などをつくる「型枠工事」と「解体工事」の両方を岡山県内で手掛けている会社です。建設の段階から建物に関わっているため、建物の構造を深く理解しています。その経験をもとに、安全で無駄の少ない解体計画を立てられる点が特徴です。従業員18名の体制で、地域に密着したサービスを提供しています。
解体業者を選ぶ上で、建物の構造をどれだけ理解しているかは重要なポイントになります。その点、株式会社リュウビは建物を建てる際の「型枠工事」も行っているため、どの柱や壁が建物を支えているかを熟知しています。建物を壊す順番を間違えて、予期せぬ事故につながるリスクを下げられるのは、こうした知識があるからです。周囲への配慮が特に求められる住宅密集地での工事など、慎重な作業が必要な場合も安心して相談しやすいでしょう。
- 建物の骨格となる「型枠工事」も手掛ける専門性
- 建物の構造理解に基づいた安全で効率的な施工
- 従業員18名体制による地域密着の丁寧な対応
山成建設株式会社
山成建設株式会社は、一般的な家屋解体ではなく、製鉄所の高炉やごみ焼却炉といった特殊なプラントの解体を専門としています。こうした現場は高温、酸欠、崩落などの危険があり、人が直接入って作業できません。そのため同社では、遠隔操作ができる「無線重機」を用いて安全を確保しながら工事を進めます。「無事故・無災害」を目標に掲げており、特に危険性が高い現場での安全管理を重視している会社です。
同社が専門にしている「耐火物解体」は、非常に高い専門性が求められる分野です。特に、人が直接立ち入れないような高温の炉などを、遠隔操作の重機で解体するには、高度な操縦技術と徹底した安全管理体制が欠かせません。数少ない専門業者の一つであるという点は、技術力を判断する上で参考になります。これだけ特殊で危険な現場を任せられる業者であれば、一般的な工事においても高いレベルの安全意識が期待できるでしょう。
- 製鉄所の高炉や焼却炉など「耐火物解体」への特化
- 高温・酸欠現場での「無線重機」による遠隔操作
- 岡山県を拠点とした全国対応
株式会社シンキ
株式会社シンキは、解体工事だけでなく、その後の土木工事、外壁塗装、ガーデニングまで幅広く手掛けている会社です。建て替えを行う場合、通常は解体、造成、外構など、工程ごとに別の業者を探す必要がありますが、同社であれば窓口を一つに集約できます。複数の業者との打ち合わせの手間が省けるため、計画を円滑に進めやすいでしょう。また、従業員の働きやすさを大切にしている点も特徴の一つです。
建て替えを考えたとき、解体からその後の工事までを一つの会社に任せられるのは、依頼者にとって大きな利点があります。別々の業者に依頼すると、工程間の引き継ぎがうまくいかず、全体の工期が遅れる原因になることも少なくありません。その点、一社が全体を管理していれば、工事から工事への連携がスムーズに進みやすくなります。また、従業員の働きやすさを重視する姿勢も、業者選びの参考になります。職人が安心して働ける環境は、結果として一つひとつの丁寧な作業につながりやすいからです。
- 解体から土木、塗装、ガーデニングまで一貫して対応
- 建て替え時に複数の業者へ依頼する手間を削減
- 従業員の働きやすさを重視する企業方針
株式会社ecoプロジェクト
合同会社嘉乃実業
岡山市南区の解体業者が見つかりませんでした。
業者選びの「5つのポイント」と合わせて確認!よくある質問Q&A
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
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「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
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それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
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いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
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相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
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問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
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いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。




工事会社が「労働者派遣事業」を手がけている点は、業者選びの参考になります。これは、自社の工事に必要な人員を確保するだけでなく、他の建設現場にも技術者を派遣できる体制があるといえます。様々な現場を経験した技術者が集まりやすい環境は、結果として自社で請け負う工事の質の安定にもつながります。急な人員の追加が必要になった場合でも対応しやすいため、工期が遅れるリスクも少ないと考えられるでしょう。