岡山県岡山市中区の解体業者一覧8社
岡山市中区の解体業者をお探しの方へ。
「スッキリ解体」が、岡山市中区に所在する8社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
このページでは、まず優良な解体業者の選び方を解説し、その後に「岡山市中区の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
優良な解体業者の選び方【5つのポイント】
安心して依頼できる解体業者を選ぶ際にチェックするべき 5つのポイントをご紹介します。
基準1:建設業許可の保有・解体工事業の登録がされていること
解体工事を行うためには、「建設業許可」の保有または「解体工事業の登録」のいずれかが必要です。 許可・登録がない状態で解体工事を行うことは違法行為にあたるため、必ずどちらかを保有・登録している業者を選びましょう。
- 建設業許可(解体工事業)
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解体工事においては1件の請負金額が 500万円以上(税込)の工事を行う場合に必要となる許可。
- 解体工事業の登録
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解体工事を請け負うための登録。ただし1件の請負金額が 500万円未満(税込)の工事のみ請け負える。
解体工事を請け負う業者が無許可だと判明した場合、建設業法違反により 工事中止命令や、 営業停止処分が下されることがあります。その場合、解体工事の予定は大幅に遅れ、費用も時間も余計にかかってしまうことになりかねません。
また、コンプライアンス意識や技術力の不足により 「不法投棄・現場での事故」を起こす可能性もあります。業者が許可の保有・登録を行っているかは事前に必ず確認しましょう。
基準2:産業廃棄物収集運搬業許可を保有していること
産業廃棄物を収集運搬する資格である 「産業廃棄物収集運搬業許可」を取得するには、指定の講習や経営状況などの要件をクリアする必要があるため、 会社としての信頼の裏付けになります。
- 運搬車両・車両保管の要件
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廃棄物の種類に応じて、飛散や流出を防ぐ構造であることが求められます(土砂を運ぶダンプにシートをかけられる、液体を運ぶタンクローリーに漏洩防止措置があるなど)。また、運搬車両を適切に保管できる駐車場を確保しなければいけません。
- 講習会の修了
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日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)が実施する「産業廃棄物収集・運搬課程」の講習会を受講し、試験に合格して修了証を取得している必要があります。つまり「 収取運搬に必要な知識を習得しているか」が求められます。
- 利益・債務超過の要件
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直近3年間の決算書において、経常利益や当期純利益がマイナスでないことや、貸借対照表において負債総額が資産総額を上回る「債務超過」の状態でないことが原則です。つまり 「経営的に安定しているか」が審査されます。
- 事業内容の明確化
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取り扱う産業廃棄物の種類、運搬方法や使用する車両、適正な処理ルートなどを明確化する義務があります。廃棄物をどこからどこへ、どのように運ぶかを決定します。つまり「 廃棄物を適切に処理することの証明」をしなくてはいけません。
また、産業廃棄物収集運搬許可を持っていることで、 解体業者にとって最適なルートでゴミを処分できるというメリットもあります。処分を外部に委託するケースと比べて費用を抑えやすい傾向があります。
運営者 稲垣
廃棄物の処分費用は一律ではなく、処分場によって変動があります。木材はAの処分場、鉄くずはBの処分場へ持ち運ぶなどして、処分コストを抑える工夫をしている業者もいるため、自社で許可を保有していることが望ましいと言えます。
基準3:過去に違反歴がないこと
解体業者が違法工事や不法投棄を行うと違反歴がつきます。 創業 し て から違反歴が一切ないことも信頼の証です。
違反歴を依頼者自身で確認する場合は、国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」や、産業廃棄物処理事業振興財団の「許可取消処分情報」で検索できます。
違反歴があるからといって必ずしも危険な業者とは限りませんが、 安全意識の高さを判断する基準としては有効です。
基準4:自社でホームページを保有していること
解体業者が自社でホームページを保有していると、様々な情報を調べられます。
一般的には「会社概要」「事業案内」「施工実績」「経営理念」「設備・施設案内」「スタッフ紹介」「保有資格」「企業の強み」「お客様の声」「ブログ・SNS」などが掲載されています。
中には、 施工実績を写真つきで公開している解体業者や、 明瞭な料金体系を掲載している業者も存在します。「ホームページにどんなことが書いてあるか」を比較し、業者の信頼度を見極めましょう。
運営者 稲垣
詳細で具体的な公開情報は、お客様に隠しごとをしないという誠意の証でもあります。
また、優良な解体業者は普段から工事の経過を写真に収めています。それにより 作業
の正当性や透明性を証明しているため、詳細な現場の写真を公開できること自体も信頼に繋がります。
基準5:公共工事を請け負った経験があること
国や地方自治体から発注される公共工事を請け負っていることも、信頼性を判断する1つの基準となります。
公共工事とは「水道・道路・鉄道・ダム・公園・学校」などを対象にした、社会基盤に携わる工事を指します。公共工事を請け負うためにはいくつか条件があり、それらを満たすことで信頼性の裏付けになります。
- 経営事項審査
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公共工事の入札に参加するには経営事項審査を受ける必要があります。この審査では企業の経営状況、技術力、社会性、過去の実績など様々な観点から企業の実力が審査されます。公共工事を請け負えるのは、 企業の経営基盤や技術力が一定水準以上である証です。
- 入札・契約制度
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一般競争入札が採用されることが多く、価格だけでなく技術提案も含めた総合的な評価によって発注先を決定します。これにより、安かろう悪かろうの業者は排除され、 技術力や実績のある優良な業者が選ばれやすいと言えます。
- 履行保証制度
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万が一、業者が倒産したり、自己都合で工事を放棄したりした場合に備えて、契約保証金や履行保証保険への加入が義務付けられています。これにより工事が中断しても保証機関が代替業者を探すなどして、 工事の完成が保証されます。
運営者 稲垣
公共工事は審査と入札によって、工事品質の低い業者が簡単に請け負えないようなシステムになっています。公共工事の実績はホームページで公開している場合も多いので、依頼前に確認しておきましょう。
以下の記事ではさらに網羅的な業者の選び方を紹介しています。「どうしてそれが優良業者の裏付けになるのか」といった、 各基準における専門家の詳細な解説が読めますのでぜひご確認ください。
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
調査項目(全50項目)を見る
企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
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岡山市中区の解体業者一覧
岡山市中区の解体業者、全8社をご紹介します。
だんだん工業株式会社
だんだん工業株式会社は、地域貢献活動が評価され、岡山市から表彰を受けた実績がある解体業者です。「だんだん」は、この地域で「ありがとう」を意味する言葉です。同社のウェブサイトには、工事を担当するスタッフの紹介ページや、概算費用をその場で確認できるシミュレーション機能が用意されています。事前に担当者の人柄や費用の目安がわかるため、問い合わせや依頼をする際の心理的なハードルを下げようとする姿勢が見受けられます。
- 岡山市からの地域貢献に関する表彰実績
- 担当者の顔や人柄がわかるスタッフ紹介ページ
- ウェブサイト上で概算費用がわかる見積りシミュレーション
有限会社賦実工業
有限会社賦実工業は、解体工事だけでなく、その後の造成や舗装まで一貫して手がけています。例えば「更地にした後、駐車場として整備したい」といった場合も、複数の業者へ依頼する手間なく、同社だけで完結させられます。12台の解体用重機を自社で保有しており、工事を円滑に進める体制が整っています。また、土地の売却に関する相談にも応じています。
解体業者を選ぶ際、どれだけの重機を自社で保有しているかは一つの判断材料になります。有限会社賦実工業は、12台の解体仕様重機を自社で管理しています。重機をレンタルに頼らないため、天候不良などで急にスケジュールが変わっても対応しやすいと考えられます。また、いつも同じスタッフが整備された機械を操作することで、工事の品質が安定しやすい点も特徴です。工期や品質の安定を重視する方にとって、こうした設備力は安心材料の一つとなるでしょう。
- 解体から造成、舗装、不動産売却まで一貫して対応
- 12台の解体仕様重機を自社で保有
- 特別管理産業廃棄物の収集運搬許可を保有
河村商事株式会社
河村商事株式会社は、昭和20年に岡山で創業しました。70年以上の業歴があり、「天満屋ハッピータウン」のような大規模な商業施設の解体を任された実績も持っています。こうした経験は、様々な現場に対応できる技術力の一つの目安となるでしょう。また、自社で中間処理場を保有している点も特徴です。解体工事で発生した鉄骨などの金属類を自社でリサイクルできるため、廃棄物の適正処理につながります。
自社で中間処理場を持っている点は、解体費用を考える上で参考になります。通常、解体で出た鉄骨などの金属は「廃棄物」として費用をかけて処分します。しかし同社の場合、それらを自社で「資源」として買い取る、あるいは処分費用をかけずに処理できる可能性があります。特に鉄骨造の建物の解体を検討している場合は、全体の費用を抑える上で有利に働くかもしれません。
- 昭和20年創業、岡山で70年以上の業歴
- 自社の中間処理場で金属類をリサイクル
- 大型商業施設「天満屋ハッピータウン」の解体実績
有限会社スマイル産業
有限会社スマイル産業は、実家の整理に伴う様々な手続きをまとめて依頼できる会社です。室内の家財処分から建物の解体、その後の不動産売却、さらには墓じまいの手配まで幅広く対応しています。同社の顧客の7割が女性という点も特徴です。希望すれば女性担当者が訪問してくれるため、解体業者への連絡に慣れていない方や、男性スタッフが家に来ることに抵抗がある方でも相談しやすい体制が整っています。
解体工事だけでなく、その前後の家財処分や不動産売却まで一貫して相談できるのは、利用者にとって大きなメリットです。特に、女性担当者を選べるという点は注目すべきでしょう。実家の整理では、高齢の母親だけで対応したり、女性が一人で立ち会ったりする場面も少なくありません。そうした状況で、同性の担当者に相談できる点は、心理的な安心感につながります。
- 顧客の7割が女性で、希望により女性担当者が訪問
- 家財処分・解体・不動産売却・墓じまいまでワンストップで手配
- 口コミサイトで寄せられた20件の高評価
株式会社ベルジャパン
株式会社ベルジャパンは、不用品回収や遺品整理を主な事業としています。その専門性を活かし、解体工事の前に必要となる家財の整理から一貫して対応できるのが特徴です。不用品の買取や処分もまとめて依頼できるため、依頼者の手間を減らせます。特に、家の中に多くの荷物が残されたままになっている実家の解体など、事前の片付けが難しい場合に役立ちます。利用者の7割が女性であるという事実も、依頼先を選ぶ上での参考になるかもしれません。
家の解体で意外と大変なのが、建物の中にある大量の家財を片付ける作業です。多くの解体業者では、工事が始まる前に施主自身がすべて整理しておくことが求められます。それに対して同社は、不用品回収や遺品整理を本業としているため、この「解体前の片付け」から安心して任せられる点が大きな違いです。思い出の品や価値のあるものは買い取ってもらい、不要なものは処分してもらうといった対応も可能です。遠方に住んでいて実家の片付けが難しい方や、高齢で作業が困難な方にとって、心強いサービスと言えるでしょう。
- 不用品回収・遺品整理で培ったノウハウを活かした家財整理
- 家財の買取・処分から解体までをワンストップで提供
- 利用者の7割が女性という実績
株式会社旺兼工業
株式会社旺兼工業は、東日本大震災や熊本地震の際に「災害対策班」を組織し、被災地で復旧支援活動を行った実績があります。こうした経験は、通常の工事とは異なる予期せぬ事態への対応力を示すものと言えます。また、公共工事にも対応できる国家資格「1級土木施工管理技士」を持つ技術者が複数在籍しています。資本金4,000万円、従業員30名という安定した企業基盤もあり、技術力と組織力の両面から安心して依頼を検討できる業者です。
災害復旧の現場で活動した経験があるという点は、業者の組織力や対応力を判断する上で参考になります。被災地での作業は、平時の工事と違い、何が起こるかわからない状況で安全を確保しながら、迅速に作業を進めなくてはなりません。そうした厳しい環境で活動できる点は、不測の事態に対応するノウハウや、しっかりとした指揮系統が社内に整っていることを意味します。規模の大きな工事や、特に安全管理を重視したい現場を任せる際に、こうした実績は一つの安心材料になるでしょう。
- 東日本大震災や熊本地震など大規模災害での復旧支援実績
- 公共工事も手掛ける1級土木施工管理技士が複数在籍
- 資本金4,000万円、従業員30名という企業規模
有限会社大創コーポレーション
有限会社大創コーポレーションは、「もしも自分の家を解体するならどうするか」という視点を大切にしている会社です。その姿勢は、現場で騒音や振動をできる限り抑えるといった具体的な工夫に表れています。加えて、労働安全衛生に関する国際規格「OHSAS18001」を取得している点も特徴です。これにより、個人の意識だけに頼るのではなく、組織全体で安全を管理する仕組みを構築しています。
「もしも自分の家なら」という理念は、具体的な仕組みが伴ってこそ信頼性が高まります。その点で、同社が労働安全衛生の国際規格であるOHSAS18001を取得していることは、業者選定の参考になります。そのため作業員の安全だけでなく、現場周辺への安全配慮まで含めて、会社全体で管理する体制が整っているとうかがえます。理念としての丁寧さに加え、仕組みとしての安全性が備わっているため、安心して工事を相談しやすい業者の一つと言えるでしょう。
- 「もしも自分の家なら」を基本姿勢とする業務方針
- 労働安全衛生の国際規格「OHSAS18001」の取得
- 現場での騒音や振動を抑える具体的な工夫
有限会社ごみゼロ
有限会社ごみゼロは、廃棄物の収集運搬・処理を本業とする会社です。そのため、解体工事で発生する廃棄物の処理まで一貫して任せられます。特に、家屋や倉庫といった個人の小規模な解体を中心に対応しています。また、老朽化した空き家の解体に使える助成金(補助金)の相談にも応じているため、費用の面で解体をためらっている場合の相談先にもなります。
自治体によっては空き家の解体に助成金を出していますが、制度の存在自体が知られていなかったり、申請手続きが分かりにくかったりすることがあります。同社のように、制度の活用について相談できる業者は、費用を抑えたいと考えている人にとって頼りになるでしょう。工事だけでなく、費用計画の段階から専門的なサポートが受けられる点は、業者選びの参考になります。
- 廃棄物処理の専門知識を基にした解体工事
- 老朽空き家の解体に関する助成金利用の相談窓口
- 個人所有の家屋や倉庫など小規模な解体が中心
岡山市中区の解体業者が見つかりませんでした。
業者選びの「5つのポイント」と合わせて確認!よくある質問Q&A
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
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「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
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それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
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いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
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相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
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問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
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いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。




自治体から表彰を受けている点は、業者選びの参考になります。公的な視点から日頃の仕事ぶりが評価されているとうかがえます。解体工事では、騒音や粉じんなど、近隣への配慮が不可欠です。法令を守ることはもちろん、周辺住民への丁寧な対応といった日々の積み重ねがなければ、こうした評価にはつながりにくいでしょう。数字には表れにくい誠実さを判断する上での、一つの客観的な材料と言えます。