岡山県岡山市の解体業者47社を比較|費用相場と地域の解体事情 | 2ページ目
岡山市で信頼できる解体業者をお探しの方へ。
岡山市に所在する47社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
そこで本記事では、おすすめ業者の紹介に加え、 「岡山市の解体費用相場」や「地域の解体事情・補助金情報」 についても詳しく解説しています。
下の「岡山市の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
岡山市の解体工事事情と地域特性
岡山市の概要
岡山市は中四国の交通結節点として発展する一方、都心部の再開発と郊外の空き家問題が同時に進行する転換期の都市です。
岡山市は岡山県の南東部に位置する政令指定都市で、推計人口は約71万人です。「晴れの国」と呼ばれる温暖な気候と、JR岡山駅を中心とした交通の利便性が特徴です。
2025年現在、駅前の再開発によって都心に人が戻りつつある一方で、郊外では人口減少に伴う空き家の増加が課題となっており、街の姿が大きく変わりつつあります。また、2018年の西日本豪雨の経験から防災意識も高く、解体工事においても防災面への配慮が求められます。
地形・道路事情と解体費用の傾向
市内のエリアによって地形リスクが大きく異なり、特に南部の軟弱地盤や中心部の特殊な交通規制が解体費用を押し上げる要因です。
- 地形の特徴:岡山市の地形はエリアごとに大きく異なります。南区は明治時代以降の干拓によって造成された土地が広がり、極めて軟弱な地盤です。基礎工事で地中深くに杭が打たれていることが多く、その撤去に追加費用がかかるリスクがあります。東区は過去に水害があった低地、中区の操山周辺は土砂災害警戒区域に指定された山裾の住宅地で、それぞれ擁壁の安全性などに注意が必要です。
- 道路事情:中心市街地、特に岡山城周辺の出石町(いずしちょう)などは戦災を免れた城下町の区画が残っており、道幅が非常に狭くなっています。また、慢性的な渋滞が発生する国道2号バイパスや、特殊な交通規制があるエリアも存在します。
- 費用への影響:南区の軟弱地盤では、重機の沈下を防ぐための敷鉄板養生費や、地中障害物(杭)の撤去費が見積もりに加算される傾向があります。出石町のような道が狭い場所では、大型車両が入れず2tダンプなどでの小運搬が必須となり、運搬費が高くなります。国道2号バイパスの渋滞は、廃棄物運搬の効率を下げ、間接的に費用を押し上げる原因になります。
運営者 稲垣岡山市中心部、特に駅前や出石町周辺の現場は、業者の「段取り力」が直接費用と工期に影響するエリアです。私がこれまで見てきた失敗例では、交通規制を読み間違えて工期が遅延するケースがありました。見積もりの際に、こうした特殊な道路事情を理解した搬出計画を具体的に説明してくれる業者を選ぶことが、トラブルを避ける鍵になります。
進行中の再開発と特殊な交通規制
JR岡山駅前の大規模再開発と、旧城下町に残る全国的にも珍しい交通規制が、市中心部での解体工事における二大リスクです。
岡山市中心部での解体工事は、現在進行中の都市開発と歴史的な道路事情の両方を理解する必要があります。一つは「JR岡山駅前広場路面電車乗り入れ事業」です。2026年度末の完成を目指して駅前広場の工事が進んでおり、周辺道路では頻繁に交通規制が行われています。この影響で、駅周辺のビル解体現場では工事車両の待機場所確保が極めて難しく、分単位での緻密な搬出入計画が求められます。
もう一つは、旧城下町である北区出石町エリアの特殊な交通規制です。一部の道路では、午前(0時〜12時)は東行き、午後(12時〜24時)は西行きと、時間帯によって一方通行の向きが180度逆転します。このルールを知らずに車両を運行すると、逆走違反や立ち往生を引き起こす危険があり、特に正午をまたぐ作業では最大限の注意が必要です。
解体工事・空き家対策の補助金
岡山市の補助金は、倒壊の危険性が高い「特定空家等」に対象を絞っており、跡地を地域利用する場合は補助額が大幅に増えるのが特徴です。
岡山市では、危険な建物の除去を目的とした補助金制度が整備されています。いずれも工事契約前の事前相談と交付決定が必須です。
| 制度名 | 補助金額・率 | 対象・条件 |
|---|---|---|
| 空家等適正管理支援事業(通常型) | 費用の1/3(上限50万円) | 市が認定した「特定空家等」またはその恐れがある空き家の解体。 |
| 空家等適正管理支援事業(地域活性化型) | 費用の4/5(上限200万円) | 上記に加え、解体後の土地を町内会などが10年以上、広場など公益目的で利用すること。 |
| ブロック塀等撤去補助制度 | 対象経費の2/3(上限15万円) | 指定された避難道路に面する、倒壊の危険があるブロック塀等の撤去。 |
空き家解体の補助金は、施主の負担を軽減する「代理受領制度」が利用できます。2025年度の申請期間は制度によって異なり、ブロック塀撤去補助は10月31日で受付を終了しました。空き家解体補助は12月12日までですが、いずれも予算がなくなり次第終了するため、早めの相談が重要です。
※制度の最新情報や申請様式は、必ず自治体の公式サイトをご確認ください。
岡山市の公式サイトで詳細を見る
廃棄物処理と分別ルール
市内の廃棄物処理施設は南部に集中・逼迫しており、処理コストを抑えるには現場での徹底した分別作業が不可欠です。
岡山市から出る解体廃棄物の多くは、市南部の臨海工業地帯や、隣接する倉敷市水島地区の中間処理施設へ運ばれます。しかし近年、最終処分場の残量が減少し、処理単価が上昇傾向にあります。
特に木くずや廃プラスチックなどが混ざった「混合廃棄物」は、受け入れを断られたり、高い処理費を請求されたりするケースが増えています。だからこそ、解体現場で品目ごとに細かく分別することが、コスト管理の重要なポイントです。また、水島コンビナート内の処理施設へ搬入する際は、入門時間や安全基準など、独自の厳格なルールを守る必要があります。
運営者 稲垣岡山市での解体工事を成功させる鍵は、JR岡山駅前の再開発や出石町の特殊な交通規制といった都市部特有の事情を把握することです。加えて、南区の軟弱地盤などの地形リスクを考慮し、市の「特定空家」認定を前提とした補助金制度を計画的に活用できる、地域情報に精通した業者選定が重要です。
岡山市の解体費用相場
| 建物構造 | 坪単価あたりの解体費用 | 価格幅 |
|---|---|---|
| 木造 | 32,500円 | 27,900~41,300円 |
| 鉄骨造 | 37,600円 | 42,900~55,500円 |
| RC造 | 82,500円 | 55,000~110,000円 |
| 内装解体 | 47,500円 | 15,000~80,000円 |
※費用相場データは、一般社団法人あんしん解体業者認定協会の提供データをもとに、スッキリ解体が独自に分析・算出したものです。
優良な解体業者の選び方
解体業者を選ぶ際は、価格だけでなく「建設業許可の有無」「過去の行政処分歴」「工事賠償責任保険の加入」など、多角的なチェックが必要です。以下の記事では、優良業者を見極めるための18のチェックポイントを専門家が詳しく解説しています。契約前にぜひご一読ください。
当サイト独自の50の調査項目
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
※項目にカーソルを合わせると詳細な説明が表示されます。
岡山市の解体業者一覧
岡山市の解体業者、全47社をご紹介します。
有限会社山陽テクノ
有限会社山陽テクノは、自社で廃棄物の中間処理場を保有している会社です。解体工事で発生した廃棄物を他の業者に委託することなく、自社で責任を持って分別から再資源化まで管理できる体制を整えています。廃棄物処理の流れが社内で完結しているため、不法投棄といったトラブルの心配がありません。こうした法令を遵守する姿勢や管理体制は、ミサワホーム中国(株)をはじめとする大手ハウスメーカーとの取引実績にもつながっています。
- 解体から廃棄物の再資源化までを担う自社処理場を保有
- ミサワホーム中国(株)など大手ハウスメーカーとの取引実績
- 廃棄物の処理工程をデータで管理する電子マニフェストに対応
有限会社賦実工業
有限会社賦実工業は、解体工事だけでなく、その後の造成や舗装まで一貫して手がけています。例えば「更地にした後、駐車場として整備したい」といった場合も、複数の業者へ依頼する手間なく、同社だけで完結させられます。12台の解体用重機を自社で保有しており、工事を円滑に進める体制が整っています。また、土地の売却に関する相談にも応じています。
解体業者を選ぶ際、どれだけの重機を自社で保有しているかは一つの判断材料になります。有限会社賦実工業は、12台の解体仕様重機を自社で管理しています。重機をレンタルに頼らないため、天候不良などで急にスケジュールが変わっても対応しやすいと考えられます。また、いつも同じスタッフが整備された機械を操作することで、工事の品質が安定しやすい点も特徴です。工期や品質の安定を重視する方にとって、こうした設備力は安心材料の一つとなるでしょう。
- 解体から造成、舗装、不動産売却まで一貫して対応
- 12台の解体仕様重機を自社で保有
- 特別管理産業廃棄物の収集運搬許可を保有
家メギスタイル合同会社
家メギスタイル合同会社は、道が狭く重機が入れないような現場での「手壊し解体」を得意としています。代表の山﨑氏が一級土木施工管理技士や二級建築士の資格を持っているため、建物の構造を理解した上で安全な解体計画を立てられます。代表自らが現場で作業を指揮するので、特に慎重さが求められる工事も安心して任せやすいでしょう。また、古民家で使われていた柱や梁を買い取る「古材買取」も行っており、解体費用を抑えられる可能性があります。
手壊し解体は、重機に頼らず人の手で進めるため、特に技術力が問われる工事です。代表が持つ「建築士」と「施工管理技士」の資格は、それぞれ役割が異なります。建築士は建物の「設計」を理解する専門家、施工管理技士は工事現場の「安全や工程」を管理する専門家です。一人の代表がこの両方の視点を持っているため、建物のどこが弱点かを理解した上で、安全な解体手順を計画し、現場で確実に実行できます。複雑な構造の建物や、隣家との距離が近い現場の解体を依頼する上で、一つの安心材料になるのではないでしょうか。
- 重機が進入できない狭小地での手壊し解体
- 建築士など国家資格を持つ代表による現場管理
- 古民家の柱や梁などを買い取る古材買取サービス
株式会社インテックス
株式会社インテックスは、岡山県で解体業とリサイクル事業を手掛ける会社です。岡山市南区に自社の中間処理施設を持っており、解体工事で出た廃棄物の処理から再資源化まで、すべて自社グループ内で対応しています。すべての工程を一社で管理しているため、依頼者側から見ても責任の所在が分かりやすいのが特徴です。また、廃棄物からエネルギーをつくり、それを農業に活かす「エコビレッジ構想」にも取り組んでいます。
解体工事を依頼する際、廃棄物がその後どう処理されるかは気になる点です。多くの解体業者は廃棄物処理を別の会社に依頼しますが、インテックス社は自社で中間処理施設を運営しています。解体から最終的な処分までの流れをすべて自社で管理できるため、万が一の不法投棄といったトラブルのリスクを大きく減らせます。解体工事の責任は、最終的に建物の所有者である依頼主にも及ぶ可能性があるため、こうした一貫した管理体制は、安心して工事を任せるための判断材料になるでしょう。
- 解体から中間処理、再資源化までの一貫対応
- 廃棄物をエネルギーや農業に活用する「エコビレッジ構想」
- 創業1996年、グループ従業員数170名の事業規模
株式会社優成建設
株式会社優成建設は、設立から30年、累計800件以上の施工実績を持つ総合建設業者です。警察署の交番新築や大規模物流センターの造成といった公共性の高い工事を手掛けてきました。従業員は30名で、うち9名が1級建築士や1級土木施工管理技士などの国家資格を保有しています。公共工事に求められる厳しい基準をクリアしてきた実績があるため、個人の住宅解体においても、丁寧で安全な施工を期待できます。
警察署のような公共施設は、多くの人が利用するため、工事の安全性や建物の品質について民間の工事よりも厳しい基準が設けられています。そうした工事を元請けとして任されるのは、会社の技術力や管理体制がしっかりしていることの目安になります。個人の住宅解体を依頼する場合でも、公共工事の現場で培われた安全管理のノウハウが活かされると考えられます。特に、周辺環境への配慮が求められる工事では、こうした経験を持つ業者を選ぶと安心でしょう。
- 警察署新築や物流センター造成など公共性の高い工事実績
- 設立30年、累計800件を超える施工実績と従業員30名の組織体制
- 1級建築士や1級土木施工管理技士など9名の国家資格保有者が在籍
有限会社タカノリ産業
有限会社タカノリ産業は、自社で廃棄物の中間処理場を運営しています。解体工事で発生した廃棄物を外部の業者に委託する必要がないため、その分の中間費用を削減できるのが特徴です。また、同社は「特定建設業許可」を取得しています。これは、大規模な工事を元請として直接請け負い、管理できるだけの技術力や経営基盤があることを示す許可です。約30年にわたり、地域で解体工事を手掛けてきた実績もあります。
解体費用の見積もりにおいて、廃棄物の処理費用は大きな割合を占めます。自社で中間処理場を保有している業者の場合、処理費用を自社で管理できるため、費用の内訳が分かりやすいという利点があります。それだけでなく、自社の管理下で廃棄物が処理されるため、不法投棄などの心配がなく、最後まで安心して工事を任せやすい点も、依頼する側にとっては重要な判断材料になるでしょう。
- 自社中間処理場の保有によるコスト削減と適正処理
- 大規模工事の元請が可能な「特定建設業許可」の取得
- 創業から約30年にわたる地域での施工実績
有限会社昭浩建設工業
遠方に住んでいると、岡山市にある実家の解体を進めるのは簡単ではありません。有限会社昭浩建設工業は、そうした依頼主に代わって、さまざまな手続きを代行しています。特徴は行政書士と連携している点で、解体工事に伴う自治体への申請や地主との交渉などを任せられます。また、家財の片付けも系列会社が対応しており、不用品回収から遺品整理まで一括で依頼できます。電話対応は女性スタッフが担当し、市の補助金活用についても相談できるなど、解体工事に不慣れな人でも連絡しやすい体制が整っています。
空き家の解体では、土地の境界や相続の問題など、権利関係でつまずくケースがあります。通常、こうした問題は自分で行政書士を探して対応しなければなりません。同社は行政書士と連携しているため、工事の依頼とあわせて、複雑な手続きや交渉も相談できます。窓口が一つにまとまっているため、現地での対応が難しい遠方の依頼者にとっては、手間を減らせるという利点があります。
- 遠方の依頼主に代わり、手続きから片付けまで一括で対応
- 行政書士と連携し、自治体や地主との交渉を代行
- 系列会社との連携による、不用品回収や遺品整理サービス
株式会社石井工業
株式会社石井工業は、解体工事、産業廃棄物の中間処理、土木工事、建材の販売までを一貫して自社で行っています。複数の業者が関わる場合に比べ、会社間の調整が不要なため、工期を短縮しやすく、中間マージンも発生しません。また、建物全体の解体だけでなく「庭木1本3,000円から」というような、個別の小さな依頼にも対応しています。工事の規模にかかわらず、まずは相談できる業者です。
解体工事では、建物を壊す会社、廃材を運ぶ会社、それを処分する会社がそれぞれ別であることも少なくありません。石井工業のように、これら全てを自社で対応できる会社は、工程管理がスムーズに進みやすいのが特徴です。発注者から見ても、窓口が一つで済むため手間が省けます。また、庭木1本といった小さな困りごとにも対応している点は、地域住民にとって頼りになる存在でしょう。工事の大小を問わず、まずは相談してみる価値があります。
- 解体から産廃処理、建材販売までの一貫体制
- 庭木1本(3,000円〜)の伐採など小規模な依頼にも対応
- 地元中学生の職場体験を受け入れるなどの地域貢献
河村商事株式会社
河村商事株式会社は、昭和20年に岡山で創業しました。70年以上の業歴があり、「天満屋ハッピータウン」のような大規模な商業施設の解体を任された実績も持っています。こうした経験は、様々な現場に対応できる技術力の一つの目安となるでしょう。また、自社で中間処理場を保有している点も特徴です。解体工事で発生した鉄骨などの金属類を自社でリサイクルできるため、廃棄物の適正処理につながります。
自社で中間処理場を持っている点は、解体費用を考える上で参考になります。通常、解体で出た鉄骨などの金属は「廃棄物」として費用をかけて処分します。しかし同社の場合、それらを自社で「資源」として買い取る、あるいは処分費用をかけずに処理できる可能性があります。特に鉄骨造の建物の解体を検討している場合は、全体の費用を抑える上で有利に働くかもしれません。
- 昭和20年創業、岡山で70年以上の業歴
- 自社の中間処理場で金属類をリサイクル
- 大型商業施設「天満屋ハッピータウン」の解体実績
株式会社正栄組
株式会社正栄組は、1962年の創業以来、コンクリートを削ったり形を整えたりする「ハツリ」工事を専門としています。この高い専門技術を活かし、「ブロック塀直し隊」というサービスを展開しているのが特徴です。このサービスでは、専門資格を持つ「ブロック塀診断士」が現地を調査し、倒壊の危険性があるブロック塀を安全なものへと改修します。岡山市が設けているブロック塀改修の補助金活用についても相談できるため、費用面の不安を軽減しながら安全対策を進められます。
ブロック塀の改修を検討する際、同社の「ブロック塀直し隊」は技術力を判断する上で参考になります。コンクリートの性質を熟知した専門業者が診断から施工までを一貫して行うため、より安全性の高い工事を期待しやすいでしょう。また、どのような姿勢で仕事に取り組んでいるかを知ることも大切です。その点、同社は品質マネジメントの国際規格であるISO9001認証を取得しているほか、仕事への考え方を「CREDO」として具体的に示しています。依頼前に会社の姿勢を確認できる点は、安心して任せるための判断材料になります。
- 1962年創業、コンクリート加工(ハツリ)の専門技術
- 「ブロック塀診断士」による診断と改修のサービス提供
- 品質方針「CREDO」の明文化とISO9001認証の取得
岡山市の解体業者が見つかりませんでした。
解体業者の選び方でよくある質問
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
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「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
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それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
-
いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
-
相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
-
問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
-
いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。

解体業者を選ぶ際、廃棄物がその後どのように処理されるかの確認はとても重要です。なぜなら、万が一、委託先の業者が不法投棄をしてしまうと、工事を依頼した施主(依頼主)も責任を問われる可能性があるからです。その点、山陽テクノのように自社で処理施設を持ち、廃棄物の流れを最後まで管理できる業者であれば、安心して任せやすいでしょう。将来にわたる法的なリスクまで考えて業者を選びたい方にとって、有力な選択肢の一つになります。