大阪府富田林市の解体業者一覧4社
富田林市の解体業者をお探しの方へ。
「スッキリ解体」が、富田林市に所在する4社を、50の独自項目(対応工事・保有資格・安全対策など)で徹底調査しました。いざ業者を探し始めても、「高額な費用を請求されないか…」「近隣トラブルなく工事を終えたい」「悪徳業者に騙されたくない」など、業者選びの不安は尽きませんよね。
このページでは、まず優良な解体業者の選び方を解説し、その後に「富田林市の解体業者一覧」で業者を比較できます。一覧は「木造」「鉄骨造」といった工事内容での絞り込みも可能です。あなたにぴったりの、安心して任せられる一社をここで見つけてください。
この記事の案内人・編集長
稲垣 瑞稀
優良な解体業者の選び方【5つのポイント】
安心して依頼できる解体業者を選ぶ際にチェックするべき 5つのポイントをご紹介します。
基準1:建設業許可の保有・解体工事業の登録がされていること
解体工事を行うためには、「建設業許可」の保有または「解体工事業の登録」のいずれかが必要です。 許可・登録がない状態で解体工事を行うことは違法行為にあたるため、必ずどちらかを保有・登録している業者を選びましょう。
- 建設業許可(解体工事業)
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解体工事においては1件の請負金額が 500万円以上(税込)の工事を行う場合に必要となる許可。
- 解体工事業の登録
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解体工事を請け負うための登録。ただし1件の請負金額が 500万円未満(税込)の工事のみ請け負える。
解体工事を請け負う業者が無許可だと判明した場合、建設業法違反により 工事中止命令や、 営業停止処分が下されることがあります。その場合、解体工事の予定は大幅に遅れ、費用も時間も余計にかかってしまうことになりかねません。
また、コンプライアンス意識や技術力の不足により 「不法投棄・現場での事故」を起こす可能性もあります。業者が許可の保有・登録を行っているかは事前に必ず確認しましょう。
基準2:産業廃棄物収集運搬業許可を保有していること
産業廃棄物を収集運搬する資格である 「産業廃棄物収集運搬業許可」を取得するには、指定の講習や経営状況などの要件をクリアする必要があるため、 会社としての信頼の裏付けになります。
- 運搬車両・車両保管の要件
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廃棄物の種類に応じて、飛散や流出を防ぐ構造であることが求められます(土砂を運ぶダンプにシートをかけられる、液体を運ぶタンクローリーに漏洩防止措置があるなど)。また、運搬車両を適切に保管できる駐車場を確保しなければいけません。
- 講習会の修了
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日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)が実施する「産業廃棄物収集・運搬課程」の講習会を受講し、試験に合格して修了証を取得している必要があります。つまり「 収取運搬に必要な知識を習得しているか」が求められます。
- 利益・債務超過の要件
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直近3年間の決算書において、経常利益や当期純利益がマイナスでないことや、貸借対照表において負債総額が資産総額を上回る「債務超過」の状態でないことが原則です。つまり 「経営的に安定しているか」が審査されます。
- 事業内容の明確化
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取り扱う産業廃棄物の種類、運搬方法や使用する車両、適正な処理ルートなどを明確化する義務があります。廃棄物をどこからどこへ、どのように運ぶかを決定します。つまり「 廃棄物を適切に処理することの証明」をしなくてはいけません。
また、産業廃棄物収集運搬許可を持っていることで、 解体業者にとって最適なルートでゴミを処分できるというメリットもあります。処分を外部に委託するケースと比べて費用を抑えやすい傾向があります。
運営者 稲垣
廃棄物の処分費用は一律ではなく、処分場によって変動があります。木材はAの処分場、鉄くずはBの処分場へ持ち運ぶなどして、処分コストを抑える工夫をしている業者もいるため、自社で許可を保有していることが望ましいと言えます。
基準3:過去に違反歴がないこと
解体業者が違法工事や不法投棄を行うと違反歴がつきます。 創業 し て から違反歴が一切ないことも信頼の証です。
違反歴を依頼者自身で確認する場合は、国土交通省の「ネガティブ情報等検索サイト」や、産業廃棄物処理事業振興財団の「許可取消処分情報」で検索できます。
違反歴があるからといって必ずしも危険な業者とは限りませんが、 安全意識の高さを判断する基準としては有効です。
基準4:自社でホームページを保有していること
解体業者が自社でホームページを保有していると、様々な情報を調べられます。
一般的には「会社概要」「事業案内」「施工実績」「経営理念」「設備・施設案内」「スタッフ紹介」「保有資格」「企業の強み」「お客様の声」「ブログ・SNS」などが掲載されています。
中には、 施工実績を写真つきで公開している解体業者や、 明瞭な料金体系を掲載している業者も存在します。「ホームページにどんなことが書いてあるか」を比較し、業者の信頼度を見極めましょう。
運営者 稲垣
詳細で具体的な公開情報は、お客様に隠しごとをしないという誠意の証でもあります。
また、優良な解体業者は普段から工事の経過を写真に収めています。それにより 作業
の正当性や透明性を証明しているため、詳細な現場の写真を公開できること自体も信頼に繋がります。
基準5:公共工事を請け負った経験があること
国や地方自治体から発注される公共工事を請け負っていることも、信頼性を判断する1つの基準となります。
公共工事とは「水道・道路・鉄道・ダム・公園・学校」などを対象にした、社会基盤に携わる工事を指します。公共工事を請け負うためにはいくつか条件があり、それらを満たすことで信頼性の裏付けになります。
- 経営事項審査
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公共工事の入札に参加するには経営事項審査を受ける必要があります。この審査では企業の経営状況、技術力、社会性、過去の実績など様々な観点から企業の実力が審査されます。公共工事を請け負えるのは、 企業の経営基盤や技術力が一定水準以上である証です。
- 入札・契約制度
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一般競争入札が採用されることが多く、価格だけでなく技術提案も含めた総合的な評価によって発注先を決定します。これにより、安かろう悪かろうの業者は排除され、 技術力や実績のある優良な業者が選ばれやすいと言えます。
- 履行保証制度
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万が一、業者が倒産したり、自己都合で工事を放棄したりした場合に備えて、契約保証金や履行保証保険への加入が義務付けられています。これにより工事が中断しても保証機関が代替業者を探すなどして、 工事の完成が保証されます。
運営者 稲垣
公共工事は審査と入札によって、工事品質の低い業者が簡単に請け負えないようなシステムになっています。公共工事の実績はホームページで公開している場合も多いので、依頼前に確認しておきましょう。
以下の記事ではさらに網羅的な業者の選び方を紹介しています。「どうしてそれが優良業者の裏付けになるのか」といった、 各基準における専門家の詳細な解説が読めますのでぜひご確認ください。
掲載業者は、口コミや広告といった曖昧な情報ではなく客観的な事実情報を掲載しています。
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企業経験・規模 (7)
対応工事 (10)
保有資格 (9)
安全対策・リスク管理 (7)
顧客対応・サービス (17)
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富田林市の解体業者一覧
富田林市の解体業者、全4社をご紹介します。
株式会社ユース
株式会社ユースは解体工事だけでなく、空き家の管理や遺品整理も手掛けている会社です。空き家に関する一連の作業を窓口一つで依頼できる点が特徴です。社内には「空き家管理士1級」や「遺品整理士」の資格を持つスタッフが在籍しており、法的な手続きや相続に関する専門的な相談にも応じています。解体に至る前の段階から相談できるため、「何から手をつければ良いか分からない」という方にとって頼りになる業者です。
- 空き家管理・遺品整理・解体の一貫対応
- 「空き家管理士1級」「遺品整理士」の有資格者が在籍
- 複数業者への個別手配が不要なワンストップ体制
株式会社本所建設
株式会社本所建設は富田林市で約50年間、総合建設業を営む企業です。長年の経験に加え、近年はドローンによる写真測量や3次元設計データの作成といったICT技術も積極的に導入し、工事の精度や効率を高めています。また、品質管理の国際規格である「ISO9001」を20年以上維持している点も特徴です。これは、同社の品質管理体制が長期間にわたり国際的な基準を満たし続けていることを示しています。公共工事の受注に必要な「特定建設業」の許可も取得しており、技術力や経営の安定性が客観的に認められています。
「ISO9001」を取得している会社は少なくありませんが、「20年以上維持している」という事実は業者選びの参考になります。この認証を維持するためには毎年厳しい審査をクリアしなくてはならず、その場しのぎの対応では不可能です。日々の業務の中で品質管理の仕組みが会社全体でしっかりと機能していると考えられます。工事の品質は依頼主が直接確認できない部分も多いため、こうした客観的な指標があることは安心して工事を任せるための一つの目安になります。
- 約半世紀にわたる総合建設業としての実績
- ドローン測量など最新のICT技術を導入
- 国際品質規格「ISO9001」を20年以上継続して認証
タナカ理研株式会社
タナカ理研株式会社は、建設事業と食品事業という二つの事業を50年以上続けている会社です。建設事業では、主に上・下水道の本管工事といった公共インフラの整備を長く手掛けてきました。このような工事ではミリ単位の精度と厳格な安全管理が求められるため、その経験は解体工事における丁寧で安全な作業にも活かされています。また、建設業とは別に食品事業を持っている点も同社の特徴です。景気の影響を受けにくい食品事業が経営を支えているため、建設業のみの会社と比較して経営基盤が安定しています。業者の倒産などに因る工事の中断といったリスクが低い点は、依頼主にとって安心材料の一つです。
解体業者を選ぶ際、技術力や費用に加えて「会社の経営が安定しているか」という点も大切な判断基準になります。万が一、契約した業者が工事の途中で倒産した場合、工事が中断するだけでなく金銭的なトラブルに発展する可能性もあるからです。その点、同社は建設業のほかに景気変動の影響を受けにくい食品事業も行っています。一つの事業の業績が落ち込んでも別の事業で補えるため、経営が安定しやすいと考えられます。工事が最後まで着実に進むことを重視する方にとって、このような事業構造は検討材料の一つになります。
- ミリ単位の精度が求められる公共インフラ工事の実績
- 景気に左右されにくい食品事業を併営する安定した経営基盤
- 工事が中断するリスクを抑える多角的な事業構造
株式会社大期興業
株式会社大期興業は、大阪府南部を拠点に活動する解体・土木工事業者です。解体事業では、一般家屋・ビル・工場・学校といった公共施設までの多種多様な建物に対応しています。解体の他にも、工事に付随する足場の設置・解体、解体後の造成などの土木工事、発生した建材の運搬までを自社で一貫して手掛けています。作業にあたっては近隣への挨拶回りや騒音・粉塵対策などを徹底し、慎重な工事を心がけている点も特徴です。
解体から足場、土木工事までを一括で依頼できる点は依頼主にとって大きな利点です。通常、複数の業者を手配する手間が発生しますが、同社であればその必要がありません。工程管理がスムーズに進み、責任の所在が明確になるため安心して工事を任せられます。また、国や自治体などの公共工事に対応している点も技術力を判断する上で参考になります。公共工事は安全管理や施工品質において厳しい基準が設けられていることが多く、その実績は信頼性を測る一つの材料です。
- 解体・土木・足場工事まで自社で一貫対応
- 大阪府南部を中心とした地域密着型の事業展開
- 近隣への配慮を重視した丁寧な作業進行
富田林市の解体業者が見つかりませんでした。
業者選びの「5つのポイント」と合わせて確認!よくある質問Q&A
- 「建設業許可」と「解体工事業登録」を持つ業者、どちらに依頼すべき?
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「建設業許可」と「解体工事業登録」の差を判断基準にすることはおすすめしません。
建設業許可は取得要件に「建設業の管理責任者として5年以上の経営経験」や「500万円以上の自己資本または資金調達力があること」などが定められているため、企業として一定の信頼感が担保されていると言えます。
しかし解体工事業登録のみを行ってる業者が信頼に欠けるわけではありません。建設業許可の取得に向けて違反や事故を起こさないようコンプライアンス意識を高く持っている業者も数多く存在します。
- 解体業者によって見積金額に差が生まれるのはどうしてですか?
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それぞれの解体業者には得意分野・苦手分野があるからです。
同じ現場を見積もったとしても、解体業者ごとに見積金額に差が出るのが普通です。これは、「解体工事の経験」「重機などのリソース」「資格保有者」「職人の技術」などが解体業者によって異なるためです。
例えば過去に火災現場の解体を多く手掛けている業者は、火災現場が初めての業者よりも手順や流れを熟知しているため、工事をスムーズに進められます。複雑な案件であればあるほど、業者の経験値が工期に影響します。
また、重機を自社で数多く保有していればリース代(借りる費用)がかかりませんし、アスベストの調査・除去に対応できる資格を保有していれば外注の費用がかかりません。
このような要素によって解体業者には得意分野・苦手分野が存在するため、ご自身の解体現場に適した業者に依頼するようにしましょう。
- もし解体業者が不法投棄をしても、依頼した側は責任に問われませんか?
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いいえ。工事の依頼主も責任に問われることがあります。
廃棄物がどのように処分されたか責任を負うのは「廃棄物の排出事業者」です。廃棄物処理法では解体業者ではなく工事の発注者(依頼者であるあなた自身)が排出事業者であると定められています。
不法投棄が行われた際、排出事業者に監督責任上の過失があると認められる場合は責任を問われる可能性があります。
- 相場より著しく安い価格と分かりながら契約した場合
- 許可・登録のない業者と知りながら依頼した場合
- 書面での契約を交わしていない場合
上記のような場合は依頼主の過失とみなされる恐れがあるため、解体業者の体制や見積書の内容は事前に確認しておきましょう。
- 相場よりも見積書の金額が高い場合はどうすれば良いですか?
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相見積もりをして、「あなたの解体現場の適正価格」を見極めましょう
インターネット検索などで得られる「一般的な解体費用相場」は、参考にはなりますが絶対的なものではありません。例えば「アスベストの量が多い」「敷地の周囲が狭く重機が通れない」「残置物(不用品)の量が多い」など、個別の事情によって費用は高額になってしまいます。
あなたの解体現場の適正価格を見極めるには、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。その中で著しく高額な業者、著しく安価な業者は依頼を避けるのが無難です。
また、どのような条件下で費用が高くなるのかを事前に調べておくことで、それが正当な金額なのかを判断しやすくなります。
スッキリ解体【完全版】解体費用が高額になる4つのケース 解体工事って、そもそも何から始めればいいの?費用はいくらかかる? 一般的な家を解体する場合、費用相場は90万円〜420万円です。ただし、現場の条件によって金額は大きく… - ホームページを持っていない業者に依頼をしてはダメですか?
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問題ありません。ただし、業者の実態は確認しておきましょう。
解体業界ではインターネットでの情報発信を行わない事業者も多く、優良な解体業者でもホームページを持っていないことがあります。
ホームページを公開していない業者でも、実際に連絡・やり取りをした際に施工実績や得意な工事、料金体系など、気になる点が確認できれば問題ありません。
また、「普段から付き合いがある」「信頼できる人から紹介してもらった」など、業者の実態が確認できているケースであれば、ホームページの有無を気にする必要はありません。
ただし、世の中には「ペーパーカンパニー」と呼ばれる"名前だけが存在し実態を持たない会社"も存在するため、全く知らない業者に依頼をする際には十分注意しましょう。
- 解体現場と同じ市区町村の解体業者に依頼するのが普通ですか?
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いいえ。他の市区町村や都道府県の解体業者への依頼も検討してみましょう。
解体業者は本社の所在地だけでなく、複数の市区町村・都道府県に出張できることがほとんどです。相見積もりの結果に納得いかない場合は、他の地域も含めて相見積もりを行うことで、より良い条件での契約を目指しましょう。




空き家を解体する場合、管理・遺品整理・庭の手入れ・解体工事と段階ごとに異なる専門業者へ依頼するのが一般的です。特に空き家が遠方にある所有者にとっては、各業者との連絡や現地での立ち会いの調整が大きな負担となることがあります。同社は、これらの手続きをすべて一つの窓口で請け負っています。依頼主は複数の業者とやり取りする必要がないため、手続きをスムーズに進められます。